AKB48中華圏姉妹グループだが、台湾AKB48 Team TPも上海AKB48 Team SHと同じ2019/06/15(土)にファンミーティングを行うようだ。ただ、上海Team SHの方がやや心配な状態になっている。
このクリエイティブは明らかに日本の夏祭りがコンセプトだ。
上海Team SHはたった90分間だが、台湾Team TPは12:00~17:30までの5時間半。チケットは上海AKB48 Team SHとほぼ同じ1,200台湾ドル=4,200円。
30分間のミニライブが2回あり、どちらかの回に入場できる。さらに追加で100台湾ドル(約300円)支払えば、出店コーナーでメンバーとゲームをして遊ぶこともできる。(ライブチケットは必須で、出店だけの入場は不可)
開催日とチケット価格はAKSが統一的に決めていると思われる。上海Team SHだけ独自に548人民元(8,800円)のVIPチケットを追加したということだろう。
両者の大きな違いは、上海Team SHは何があろうとチケット代を返金してくれないこと。台湾Team TPは2019/06/11現地時間12:00までならキャンセル可、手数料10%を差し引いた90%を返金してくれる。
そしてどちらも「ぜひお友だちを誘って下さい!」と呼び掛けている。Team TPのイベントの方が友だちを誘いやすいかは明らかだ。
先日も書いたようにこの日、2019/06/15には中国では大学生にとって重要な、全国統一英語試験「四六級」がある上に、4,000円のチケットは何があってもキャンセル不可。
これでは気軽に友だちを誘うのは難しい。上海Team SHは積極的にファン層を広げるより確実に収入を得るのが優先らしい。
また、Team SHの現地ファンからツッコミが入っているのは、ファンミーティング告知のクリエイティブ。
そして上海Team SHの今回のEP『So long!』の詳細説明のクリエイティブはこちら。
これらクリエイティブのクオリティについても現地ファンからツッコミが入っている。SNH48のEP『Dream In A Summer』のこちらのクリエイティブと比較すると、水着かどうかの差はあるとしても明らかにクオリティが低い。
それより何よりTeam SH『So long!』の告知の決定的な欠陥は、すでに発売が始まっているのに選抜メンバーさえ発表されておらず、歌詞カードやCDのデザインも黒塗りのままと、やや異常な事態になっている。
台湾Team TPは先日ここでご紹介したようにまず選抜メンバーが発表され、楽曲の発表待ちだ。楽曲が未発表なので、当然販売は始まっていない。選抜メンバー発表のクリエイティブも、一連の上海Team SHのものに比べて十分な品質だ。
これを見ると、YouTubeのAKB48 Team SH公式チャンネルで公開されている『AKB少女90天的挑戦(AKB少女90日間の挑戦)』というドキュメンタリーが日本側制作だと分かる。
クリエイティブのデザインの外注先など、上海ならいくらでもあるはずだが、内容が決まらないから発注できないのか、発注する手元現金さえないのか、どちらなんだろうか。
上海AKB48 Team SHの状況がやや心配だ。