上海SNH48運営制作オリジナルアニメ『無限少女48』がついに近日公開!!

上海SNH48運営会社が以前計画を発表していたオリジナルアニメの予告編がついに公開された。タイトルは『無限少女48』。SNH48運営の版権ビジネスで実写映画・ドラマに続くコンテンツとなる。

中国国内の『AKB0048』的なものをSNH48が先にやってしまってすみません(汗)。

ちなみに中国で『AKB0048』の版権を購入したのは上海聚力伝媒技術という会社の動画サイト「PPTV」のようだが、テンセント動画、iQiYi(愛奇藝)、優酷土豆、ビリビリ動画と比べるとユーザ数はガクンと落ちる。

今回の『無限少女48』はSNH48運営が単独で発表したわけではなく、そのテンセント動画が2019年夏の国産(中国産の意味)新作アニメとしてまとめて発表したうちの1作品。

当然、中国政府の国産アニメ推進政策が背景にある。SNH48運営もようやくその国策に乗れるところまで来たというわけだ。国策に乗ることは中国で生き残るためにとても大事。

↓テンセント動画2019年夏の新作国産アニメ・ティザー集

今回SNH48が発表した『無限少女48』の制作会社は、以前からSNH48と提携しているセブンストーン・エンタテインメント(七靈石)。上海にある会社で、日本アニメの下請けから始まっている。

セブンストーン・エンタテインメント(七靈石)公式サイト

『無限少女48』中国語版クレジットにある名前は以下のとおり。(上のティザーではアルファベットになっている)

監督:龔震華、李好旻
プロデューサ:楊靜海、裴基甬、佘媛媛、熊韜、葉偉
制作会社:企鵝影視、七靈石、Star48(SNH48運営会社)、REDDOG CULTURE HOUSE

龔震華はセブンストーン・エンタテインメントの創設者。葉偉もセブンストーンの経営陣の一人。その他は分からなかった。

REDDOG CULTURE HOUSEは韓国のアニメ制作会社で、ゲームでは『メイプルストーリー2』や『OverWatch』の制作にもかかわっているらしい。李好旻(リ・ホンミ)はたぶんこの会社の人。

REDDOG CULTURE HOUSE

↓REDDOG CULTURE HOUSE 2017年作品集

テンセント動画での公開はまだ始まっていないが、『アイマス』アニメ版と『ラブライブ!』を足して二で割ったところに『シンフォギア』的な怪獣が出てきて戦う、という感じになっていなかったらすごいと思う(笑)。