上海SNH48七期生ココイ(呂一)が広州GNZ48オリジナル曲『SAY NO』で涙した理由

上海SNH48七期生ココイ(呂一)が2019/08/25生誕祭(誕生日記念公演)を行った。

誕生日のメンバーは定期公演のセットリストとは別に、毎回特別パフォーマンスを行うが、そこで彼女が広州GNZ48オリジナル曲『SAY NO』をバラードバージョンで歌っていた。

最後に涙を流しているのは、祁靜が登場したお芝居になっているのかと思ったら、演技ではなく本当の涙だったらしい。

なぜ彼女がこの曲を選んで、本当に涙を流してしまうのか。

↓『SAY NO』オリジナルバージョンのMVはこちら

その理由は、この曲の歌詞をGNZ48メンバーの馮嘉希と羅寒月が書いているからだろう。

2人ともSNH48六期生から広州GNZ48に移籍したメンバーで、ココイの一つ先輩にあたるが、メンバーだからこそ共感できる内容が表現されているに違いない。

すでにSNH48グループの大型コンサートの曲は、ほとんどがAKB48楽曲ではなくオリジナル曲になっている。

SNH48自身の作品がSNH48メンバーにも感動を与えられるフィードバック・ループが出来つつあるのは素晴らしいことだと思った。

生誕祭の翌日のツイートでココイ(呂一)は『SAY NO』の歌詞を画像で添付している。

以前ここで日本語試訳したものを改めて載せておく。

『SAY NO』

それは全部君のせいだ 全ての人がそう言う
突然みんなの意見に埋もれた私 明らかに簡単なことなのに
ルールが境界線を引き直して 沈黙を強いられてしまう

眉にしわをよせて 泣くのを我慢しているとき
たとえ資格がないと言われたって何だって
私の決定権は誰にも奪わせない

流言飛語がいちばんビクビクしてしまうけれど
もうデコボコ道は恐れない
大きく前へ歩き出して 異議をいう人に大声で言おう
SAY NO SAY NO

Monday 飛行機は全部遅れて
Tuesday ヒザには無数のキズ
Wednesday 誰もが いつ私が負けを認めるか賭けている
Thursday 昨日の苦痛は忘れて
Friday 生まれ変わったすべてに出会う
Saturday 雨風が過ぎ去っても 私は歩みを止めない

駆け抜けるこの旅程は まだ終わらない
誰もが一生補欠で終わるなんてありえない

私にどうしろとかもう説教しないで
最後に倒れて血を流しても
突然の災いは自分で引き受けるから
どんな悲惨な結果になっても 若ければ夢を見なきゃ
誰だって流されたくない

空はずっと青くて 私の心は空みたいに澄みきってる
今このとき 言い返す必要はない
たとえもう一度 苦しみを経験することになっても
私は自分を変えたくない 最後の結果がどうなったとしても
SAY NO SAY NO

舞台のライトはいつも輝いてる
暗闇に立っていても私は引き下がらない
ムダな苦労だなんて二度と言わないで
私にあきらめろと説得しないで