SNH48一期生メンバーから音悅台ライブでファンに手渡された手紙

今日2013/07/27、SNH48一期生のうちダイモン(戴萌)、ドンちゃん(董芷依)、ワンワン(邱欣怡)、タンミン(湯敏)は、上海から北京に飛んで、中国の音楽サイト「音悅台」主催の合同ライブ収録に参加している。

事前申し込みで、ファンは無料で観覧できたのだが、そのファンたち全員にSNH48運営から現場で一通の手紙が渡されたらしい。現地ファンがその手紙を撮影した画像が下図。

以下、試訳する。


親愛なるみなさん:

今日はこんなに多くの人が私たちのために来場して励まして下さってとてもうれしいです、本当に本当に感謝しています。ときどき私たちは思うのですが、こんな普通の女の子で、それほど美人でもないし、歌もダンスもまだ拙くて、ともすれば小さなことにも腹を立てたりしてしまいます……でも私たちはこんなにも幸運で、みなさんがずっと応援してくれて、私たちを受け入れてくれて、私達の成長に付き添ってくれています。私たちは知っています、もしみなさんがいなければ、SNH48の今日はありえなかったことを。

ふだんの私たちは平凡で、ある子たちは夢を持ち続けることと両親と妥協することの間で悩み、ある子たちは未来の路にまだ見さだめがつかず、ある子たちは両親の期待に沿って、退路を断ってこの道に踏み出しました。この舞台に立つまさにその時、みなさんの声援を聞き、舞台の照明の熱を感じながら、私たちはやっと頑張り続けることの意義を見い出しつつあります--だからこそそれは自分個人のプライドにとどまらず、みなさんの心の中のSNH48をずっと続けていくことになるのです。

この道は軽視されたり挫折することもありますが、自分の夢を持ち続けることは決して恥ずかしいことではありません、たとえ他人の目には道を踏み外しているように見えても、たとえ私たちが他人から見て奇想天外に見えたとしても。

どうか必ずご両親にお伝え下さい、私たちにとって、歌や、ダンス、あるいは夢のためにいろいろなことにチャレンジすることこそ、私たちの青春にとって唯一無二のことなのだと。

SNH48

2013.7.27


2013/11/19追記:これは江蘇衛星テレビ『Win in China』というテレビ番組の企画で、韓国SMエンタが中国でデビューさせた男性アイドルグループMIC男団と、SNH48の対抗戦ライブ。その会場でSNH48がより多くの票を獲得するために配布した手紙。