中国2ちゃんねる（百度貼吧）のSNH48掲示板に、2014/03/27(木)チームSII『最終ベルが鳴る』ルオルオ（徐子軒）生誕祭公演レポがアップされていたので試訳する。元スレッドはこちら。
現地ファンの間で「阿姨（おばさん）」というあだ名の女性ファンの恒例のレポ。例によってネットスラングが多いので、細かい部分で不正確な訳はご容赦を。
では試訳スタート。
まずスレ主の私が漢詩を一首ささげます。本来は生誕祭実行委員会がくれたお祝いカードに書くべきだったけど、公演後のハイタッチ会のときじかに渡すのを忘れちゃったから。七言律詩、でもレベルには限界があって、2か所平仄が合ってなくて、1か所対句になってない、お許しを。
無題
等闲相看美娇娘，变态担当不是装。
捏脸袭胸因丧病，尖声惊叫我心狂。
寡言未必真混沌，本质从来是慨慷。
且喜今宵生诞祭，千灯高举映红妆。
注：千灯指的是生诞委发的粉色及蓝色荧光棒
（訳注：ほぼ試訳不可能なので、以下に大意だけを書く）
わけもなく美しい娘をじっと見つめ
変態担当は単なる芝居じゃない。
頬をつねったり胸を触ったりするのはキチガイだから
キャッという叫び声が私の心を狂わせる。
言葉少ななのは必ずしも気持ちの混乱ではなく
本質はそもそも悲憤慷慨にある。
まさに今宵は生誕祭を喜び
高くかかげられた無数のペンライトが娘たちを照らす。
影アナ（訳注：開演前の注意事項を読み上げるメンバー）はルオルオ（徐子軒）。
MCのテーマはもしヘン顔の写真を見たらどう思うか。たちまちmomo（莫寒）が全員からツッコミを入れられた。きっととっくにツッコまれる覚悟だったと思うけどね。
マオマオ（李宇琪）がまず自虐ネタ：サッカーもバスケも、みんな丸い
観客：球球（ボールボール）！
ダイモン（戴萌）：それって自暴自棄の予感
マオマオ：そうだよ、だってみんなあんなに喜ぶんだから、みんなの希望をかなえてあげるの。この球球っていう名前もOKだし、ヘン顔の写真もOKだよ。みんなが撮ってくれる写真は全部好き。しかもヘン顔はすごく面白いしね。自分でも一日中笑うこともあるよ、とくにmomo（莫寒）のヘン顔写真はあははは～～～（第一弾）
みらい（蔣芸）：ヘン顔写真ならやっぱりチュンチュン（袁雨楨）。彼女の表情は私なんかよりずっと豊富だから
（チュンチュンが後ろの列で何か抗議してたけど聞きとれなかった）
パンダ（董艷芸）：あなたを見るのと私を見るのとでは違うの。私たち二人似てるから、あなたがヘン顔なら私もヘン顔。あなたの表情が豊かだから、見習わなきゃね。
チュンチュン（袁雨楨）：どうもありがと
momo（莫寒）：このテーマって明らかに私を狙ってるよね。ずっと前に私自分で自分の特長は顔芸だって書いたのよ。あの時そう書いた後で、私は明らかに顔面マヒだって言う人がたくさん出てきたのははどういうこと？（訳注：momoが中国ツイッター（新浪微博）に添付する自分撮りの写真がほとんど同じ表情なので）いま思い返してみれば、やっぱり私が自分で自分のことをいちばんよく分かってたってことでしょ！
マオマオ（李宇琪）：そのとおり、いままで一度もmomoは正常な写真を貼ったことがないよね（第二弾）
momo：だからそれが特長だって！みんな私を深く愛してる証拠なの。私がこんなでも、まだ好きになってくれるファンがいるんだから。これはあなたには理解できない本当の愛だよ
ダイモン（戴萌）：女神（訳注：ダイモンの現地のあだ名）の一人として、私はヘン顔の写真なんてなくて、ずっと美しい写真ばっかり
（右側の立ち見席の観客がスマホにダイモンのヘン顔写真を表示したら、momoが真っ先に近づいて見て、笑いが止まらなくなった）
ダイモン：あえてその写真を見せるなら、ダイモンディスり騎士の称号を与えよう。ヘン顔写真がいちばん多いのはmomoなの！彼女のヘン顔写真が多いのは私たちメンバーの友情だよ、momoにも言いたいことをみんなにも言いたいんだけど、ヘン顔写真をツイートする人は、もしそれさえ愛じゃないっていうなら、他に何を期待できるっていうの（第三弾）
CC（徐晨辰）：ヘン顔写真をツイートするのはみんなファンの人たちだよね。っていうことは公式アカウント君も私たちのファンなわけだ
チェンスー（陳思）：公式アカウント君はみんなのファン
CC：そう、でも私が神推し！っていうのは冗談。ヘン顔写真は私を愛してるって意味、注目されているってことより良いことはないしね。今後もたくさんヘン顔写真をツイートして欲しいよね
ルオルオ（徐子軒）：私は自分で撮った以外にヘン顔じゃない写真が一枚もない。自分の頭が悪いせいとしか言えない。他の人が泣くとこうやるのに（顔を手で隠す）、私が泣く時だけこんなふう（顔を見上げる）。しかも私たちには公式アカウント君みたいなファンがいるから、ああいう写真は永遠に流れ続けるわけよ。みんないい写真だと思わない？（どの写真のこと？私は見たことがない）
シャオアイ（陳觀慧）：ヘン顔写真をツイートするのはみんなの唯一の楽しみだから止めようがないよ。それからmomo（莫寒）のヘン顔写真をツイートする時は私に＠して。彼女と同じ部屋だからおしゃべりの話題ができていいから（第四弾）
いちご（溫晶婕）：私のヘン顔写真ってある？ある？じゃあ私は正常ってことだね
チュンチュン（袁雨楨）：私たちの友だちの顔文字は全部、いちごのヘン顔写真なんだけど
チェンスー（陳思）：ちょっと、ヘン顔写真があるときは自分の身分証明書の写真を見れば心のバランスが保てるよ
いちご：私もさっきのことを言いたい、もしmomoのヘン顔写真をツイートする時は私に＠して、絶対に私への＠を忘れないでよ！（第五弾）
Bちゃん（孔肖吟）：毎回ヘン顔写真を見るたびにmomo（莫寒）の写真です。どうもありがとうございました～（第六弾、真面目な人はツッコミを入れないって言ったのは誰だっけ）
マネー（錢蓓婷）：私はヘン顔写真なんてないよ。みんなスマホ見なくていいから、OK？みんな表情豊かなのを隠しきれないんだよ。みんながかわいそうだから、みんなに素材をあげてるの。（付け足さなくていいです）
チェンスー（陳思）：私さっきの写真見たけど、あなたきれいに撮れてたよ
マネー：知ってるよ、フォトショップとかそういう調理道具さえ手にすれば、私の料理の才能が分かるでしょ？まだ爾康があるなら、なんで私に紫薇をくれないの。（爾康っていうこのネタの詳細を誰か教えて）
チェンスー：（チュンチュンに銃口を上げさせて）彼女が紫薇と、はやく彼女を撃って
（マネーが手を上げて、自分でパン！と言いながら空気鉄砲を撃って、チュンチュンがその場でくるくる回る。うってつけの役者）
チュンチュン（袁雨楨）：私のツイートは全部正常じゃない写真
チェンスー：袁医師、あなたはもともと正常じゃないの
チュンチュン：ファンのみんなが私に＠してくれるのはそうじゃないんだけど、この間歓楽谷（訳注：遊園地の名前）に行った日の写真はほんもののヘン顔写真だよね。見たら半時間くらい笑い続けて、笑いが止まらなかった
（この後チェンスーがチュンチュンと湖南方言で話してたけど、ぜんぜん聞き取れなかった）
MC2は、マオマオ（李宇琪）、ダイモン（戴萌）、キキ（許佳琪）、いちご（溫晶婕）共同出演によるコント『沒肉絲之怒』（訳注：文字どおりの意味は『千切り肉がなくて怒る』だが、音読すると『メロスの怒り』になる）。この演劇は大型歴史神話伝説を改編した歴史詩劇級の巨編で、深い感動と、涙なしには見られない、18禁の物語。
（訳注：なぜ『走れメロス』のコントをやったかと言うと、この日のチームSII公演は『最終ベルが鳴る』で、その中に『メロスの道』という曲がある。どうやらメンバーの誰かが最近この曲の秋元康の詞の元になった太宰治『走れメロス』の中国語訳を読んだらしく、なぜかこの日のコントになった）
（訳注：なお『沒肉絲之怒』というタイトルはレポートを書いた方が勝手につけた題名だと思われるが、『メロスの道』の中国語タイトルは『梅洛斯之路』で、最後の「路 lu」は上海方言では「怒 nu」と発音が同じになる）
ストーリーの主要人物はメロスという羊飼い、主演ダイモン（戴萌）、ライバルは国王、いちご（温晶婕）。この二人が対照的な人物で、演出家兼効果音担当のマオマオ（李宇琪）が生きるか死ぬかのライバル関係に仕立てあげた。
シーン１：むちで叩くよビシビシビシッ！
マオマオ：昔メロス（梅洛斯）という人物がいた。
ダイモン：私はメロス（梅肉絲）なの（梅菜扣肉絲＝豚バラ肉の高菜蒸し）
マオマオ：彼は羊飼い、毎日力いっぱい羊をむちで叩いていた。
ダイモン：私の羊は？
キキ：楽屋の打合せと違うじゃない、どういうこと？
マオマオ：ずべこべ言わないで、羊をやって！
キキ：メエェェェ～
ダイモン：むちで力いっぱい叩くよ、太らないようにね！
（キキは涙をぬぐいながら、むちで叩かれる演技）
シーン２：殺すぞ殺すぞヤァヤァヤァ！
マオマオ：ある国の国王はいつも人を殺したがっていました。（ダイモンに向かって立ち止まるいちご）早く人を殺すの！
いちご：殺すぞ！殺すぞ！殺すぞ！
（キキはダイモンに押されて殺される人を演じる、いちごに刺されたり切られたり殴られたりして死ぬ、かわいそうに）
マオマオ：この国王はすべての親戚や忠臣を殺し、人民は怒っていた。（手でダイモンに合図する）
ダイモン：（すばやく反応）あ、私は怒っている！国王を殺すぞ！
いちご：（勝手にしゃべり始めて）私はとっても怒っている。メロス（梅肉絲）を粉々に引き裂いてやる！
（私には羊肉の串焼きを売ってるようにしか見えなかったけどね）
シーン３：逃げるぞ逃げるぞホイホイホイ
マオマオ：メロスを捕まえた。しかしまだ彼を死なせるわけにはいかない。彼の妹は結婚することになっていて、彼は結婚式に参加するのだ。彼は……
ダイモン：私は国王と条件を話し合う。私に3日時間を下さい。友だちをここまで連れてきて、3日後の妹の結婚式に間に合うように戻って来ます。
キキ：私はいったい人なの、羊なの？
メンバー全員：羊はもう叩き殺されたの、だからあなたは今は友だち役。
いちご：わかった、3日だけ時間をやろう。3日後に戻ってこなければ（凶悪な笑みを浮かべて、キキの首を絞め殺す演技、怖すぎ）
（ダイモンは舞台の上をぐるぐる爆走し始める）
シーン４：妹が兄を見つけて涙を流す
マオマオ：メロスは戻って来て妹の結婚式に参加した。（キキがいちごの手から引っ張りだされた）
キキ：ああ！お兄さん！（別人を演じられるのはほんとに奇跡だね）
………………………………
死ぬほど疲れた！とにかく最後はめでたしめでたし！
MC3のテーマは誕生日のルオルオ（徐子軒）の第一印象。
キキ（許佳琪）：どうしよう、レンレン（吳哲晗）より背の高い人が来た。私彼女が1993年生まれだと思ってたけど、聞いてみたら1998年だったから、びっくりした。
ルオルオ（徐子軒）：私はレンレンより背は低いよ。でもキキよりは高いけど。
キキ：彼女は優しい人。あるとき宿舎で食器を洗ってたら、私に洗い方を教えてくれて、いっしょに洗ってくれたの。
momo（莫寒）：ほんとに？あなたの常識には問題があるからね。
momo：彼女がまだ子供だとは見えないでしょ、実際は私のほうが何回りも年上なのに（回り？）。最初の感覚はすごく成熟した感じがあったけど、後で実年齢を知ってからは、子供だなって思って、たぶんIQが止まってるんじゃないかと……
スリー（孫芮）：3歳で？
momo：9歳。この子ネジが足りないっていうか、おバカさん。
ルオルオ：（いじけながら）momoがいぢめる！
momo：実際はすごく可愛いよ。彼女の顔面マヒは私より重症だし。（momoは子供にまで激しいツッコミを入れるのね）
スリー（孫芮）：最初は温和でなよっとした子だと思ってた。でもある日私が部屋にいたとき、彼女が廊下の端まで歩いてフツーにひと声叫んだのを聞いて、間違いだって分かった。
観客：叫べ！叫べ！
ルオルオ：やめて、やめて。前に4階で叫んでみたら1階の先生がやって来たの。
チュンチュン（袁雨楨）：私は最終選考のときすごく物静かに見えて、スカートもはいてたし、でもよく知り合ってからは私よりも明るい性格だって分かった。
CC（徐晨辰）：長所は元気があること、短所は元気があり過ぎること、元気があり過ぎてイカれてる。私の体の上によじ登ってくるんだもん。
ルオルオ（徐子軒）：CC、CC、CC！（手脚をつかってよじ登るふり）
タコちゃん（張語格）：さあ、変態ちゃん、いつも私にどういうふうに対してるかみんなに見せてみて。
ルオルオ：（体をよじりながら）タコちゃ～ん、すごく可愛いよ～
タコちゃん：それでもまだ割り引いてるでしょ、いつもはもっとすごいんだから。
第二組
マオマオ（李宇琪）：ルオルオはすごく粘着質。ある日の夜ルオルオが私の部屋に来たの、ダイモン（戴萌）がいないとき。
ダイモン（戴萌）：は？あんたこの妖精みたいな可愛い子を、私のいないすきにどうしたわけ？
マオマオ：ルオルオは私を話をして、夜中の二時までずっと話をしてて、私がもう寝るから帰ってって言っても、帰らなくて、どうやって追い払っても帰らなくて、まだあのねあのねって話し続けてた。すごく粘着質。
マネー（錢蓓婷）：前に私の部屋にチーズケーキを預けたまま、私に食べちゃダメよって言って、結局1か月が過ぎて、ケーキに全く手を付けずに冷蔵庫に置きっぱなして、カビだらけになってた。その後私の冷蔵庫は使ってないよ。
ダイモン（戴萌）：スリー（孫芮）が東北地方の男子なら、ルオルオ（徐子軒）は東北地方の女子だね。私たちが外で食事をするとき、ルオルオが何かのニュースについて「アイヤ～知っとる？ははははは」って言うと、スリーが「アイヤ～うるせぇべ！」って。
Bちゃん（孔肖吟）：ちょっと、なんで私たち東北人をそんなふうに言うのよ～～～
（訳注：スリー（孫芮）はタコちゃんと同じハルピン出身、ルオルオ（徐子軒）はBちゃんと同じ瀋陽出身）
ダイモン：あっ、私あなたたちのこと好きだよ～～～
チェンスー（陳思）：私はルオルオと並んで立つとすごくみじめな感じ、彼女の身長はこんなに高いし、前と後ろの区別もあるし（訳注：スタイルがいいという意味）
観客：よぉ～～～
チェンスー：彼女といっしょに出かけたことがあって、雨が降ったから二人で一つの傘をさしてたの。宿舎に帰ってから私あてのツイートを見てたら、一つ目を引くのがあって、今日お母さんといっしょだったでしょ！お母さんの方がずっと背が高いんだね！背が低いからもっと食べなきゃダメだよ！って、このディスりツイートは誰よ！
ダイモン（戴萌）：いつだったか私もSAVOKI（趙嘉敏）のママだって言われたことがある。
マオマオ（李宇琪）：SAVOKIはあんなに小さく見えるけど、あなたって……
ダイモン：私はあの子を産んでから太ったのよ、マオマオ無理やり言わせないで！
マオマオ：言っとくけどあなたみたいな子を産んだ覚えはないわ！
（スレ主の私は頭がグチャグチャ）
試訳は以上。