SNH48来日AKB48 37thシングル選抜総選挙見学メンバー感想ツイート

2014/06/06(金)~06/08(日)の3日間、SNH48のメンバーから一期生のダイモン(戴萌)、momo(莫寒)、マオマオ(李宇琪)、二期生の雨ちゃん(徐言雨)、じゅうなな(龔詩淇)、シャオスー(林思意)がAKB48総選挙見学のため来日した。

このうちダイモン、momo、シャオスーの感想長文ツイートを日本語試訳する。

ちなみにこの6人のうち、シャオスー(林思意)、じゅうなな(龔詩淇)は初来日。シャオスーにいたっては初めての海外だったらしい。残りの4人はSNH48メンバーとして2回目の来日になる。

まず一期生チームSIIのダイモン(戴萌)から。彼女は昨年夏に続いて2回めの来日。彼女は入団前から小嶋陽菜推し。

ダイモン(戴萌):「大雨の中AKB48総選挙コンサートを見終わって、先輩たちが懸命に雨の中奔走している様子と、熱心なファンが大雨を押して変わらず大声で好きなメンバーをコールしている様子が、脳裏に深く刻まれた。


大雨と大風が打ち付けてくるのに、先輩たちは全く疲れも見せず、変わらず全力全開でファンに熱意を伝えてた。観客席で私は勝手にいつになったらSNH48も一度こんな舞台でパフォーマンスできるんだろう?と思っていた。(もし実現したら)人生の中で超忘れられない事になるだろうね。

総選挙の順位が完全に発表された後、内心もすごく落ち着かなかった。まず佐江先輩が第12位で、私がいちばん好きな小嶋陽菜先輩が第8位だったことをお祝いします。

日本語のうち一部は聞き取れたけど、一部は推測しながら、先輩たちの感想スピーチを聞いてた。先輩たちはとても率直に自分の満足や残念な思い、悔しさ、残念さ、感激などなどなどなどの複雑な気持を表現してた。傍観者の私まで感動が伝わってきた。

やっぱり現場で総選挙を見るとすごく燃える!こじはる先輩のあのときの話は本当にすごく…(ここでこの考え方をどう形容したらいいか分からないけど)だいたいは離れないことが一種の愛し方、相手が何を言ってもね!

(訳注:総選挙の感想スピーチでの小嶋陽菜の「卒業しませーん!」発言のこと。あんな発言をしてもダイモンは小嶋陽菜が一推し、という意味)

もうすぐ私たちも総選挙があるから、気持が本当に落ち着かない(訳注:SNH48第一回総選挙開票コンサートは2014/07/26)。前の速報で8位だったときは、実は本当にびっくりしたし、気が気じゃなかったし、予想と違ってて、今後の総選挙が見通せなくなった(訳注:ダイモン自身がSNH48第一回総選挙の速報で第8位だった)。

今日(AKB48)総選挙の開票の前、我武者羅応援団の発言を聞いて、気持がぱっと明るくなった。私は自分を信じるしみんなを信じてる!おやすみ~」

次にチームSIIキャプテンのmomo(莫寒)。同じオタク属性の強い女子として入団前から渡辺麻友推しだが、今回の総選挙でついに第1位を獲得したことにとても感動したようだ。

momo(莫寒):「自分がその中に参加しないと体感できないこと。傍観者から参加メンバーに変わった。今日はとっても幸運にも先輩たちの総選挙コンサートを見られた。

うん、どう言ったらいいか、大雨で、コンサートの時間は長くなかったけど、雰囲気はとっても熱くて、ガランとしてた会場がだんだんとびっしり埋まっていくのを見ながら、いつになったら私たちもこのレベルになれるんだろう?と思ってた。うらやましいし期待もしてる!

舞台美術のデザインがとってもすごくて、高いところの観客席のファンにもしっかり配慮が行き届いてる。あちこちにサプライズがあったよ~

コンサートが終わった後、しばらく休憩があって、空気が突然ピンと張りつめた。

カウントダウンが始まっただけで心まで震えて、何とも言えない威圧感が会場全体を覆った。さっきまで笑いながら歌って踊ってたのが、すでに凄いことに思えた。自分の身に代えて考えてみたら、私だったらたぶん不眠が続いて頭が空っぽになって、完全に不調になるかもね。

それから、サプライズがあり、耳を疑うようなこともあった。それぞれのメンバーが舞台に立って、泣いたり笑ったり呆然としたりしてるのを見ながら、観客にとっては一年間待ちに待ったお祭りかもしれないけど、メンバーにとっては、何なんだろう?

舞台の横にある旗に、SNHを見つけた時はとってもうれしかった!思わず声を上げたけど、いつになったら、私たちもSNH48グループの名義で、この舞台に立てるんだろうね?

逆順に一つひとつ名前が読み上げられて、SNHと聞こえたとき、全身が震えた。”最后的钟声在回荡~”(訳注:『最終ベルが鳴る』の中国語歌詞)が流れる中、佐江さんを見たとき知らないうちに涙が流れてきた。

彼女といっしょだったときの場面で頭がいっぱいになった。(訳注:たぶん宮澤佐江が上海のSNH48専用劇場「星夢劇院」で、SNH48チームSIIと『最終ベルが鳴る』公演を上演したときのこと)ますます悲しくなってきて、スクリーンに映ったまりやさんを見たら、もっと心配になった。

突然ファンの気持が体感できた。自分の力で自分の推しメンをさらに遠くまで歩かせたいという気持。そう思うだけじゃなく実行する気持。

そして前にもらった手描きのマンガで全員が心を一つにして、推しメンを舞台に押し出している絵のことを思い出した。みんなからもらった手紙を思い出した。みんなにもらった言葉を思い出した。たくさんたくさんのことを思い出した。

一度できた絆が、切れてしまうことがとても怖い。だから、今回は、私はずっといるけど、次の時は、みんなが離れるのが怖い。

じっさい自分で左右するのが難しいことで、他人が結果を決めるのに任せるしかなくて、祈って祈ってただ祈って、そういうことに立ち向かえるのは、それでもうすごくすごく強いってこと。

当然山本彩先輩がいい成績を取ったのはすごくうれしかった。何でもできる彼女にはすごく憧れる。彼女を見た瞬間にぼ~っとしちゃったよ~。

渡辺麻友先輩が第1位と知ったときは、完全に跳び上がったよ!とってもうれしくて、とっても興奮して、ついに夢が実現して、頂点に立ちたいという願いが現実になった!

ずっとまゆゆさんが好きで、その理由はちょっとヘンかもしれないけど、私はずっと一人のオタクの女の子として、自分の欲しい物を勇気をもって口に出して、それからみんなに向かってそれを手に入れたいと言って、最後に本当に手に入れる!これってとっても不思議なことだと思ってるから。

ほんとにすごく尊敬する!それって私が成し遂げてないことだし、私には口に出して言えないことだし……だから、まゆゆさんの成功を見られてほんとにすごくうれしかったよ!私もいつか自分が、自分の考え方を勇敢にみんなに向かって言えるような人になりたい。

選抜組の先輩たちは、グループのことを考えている人がさらに多くて、私は48系グループの一員として、ほんとにとってもとっても幸せに思えた!

うん……自分を振り返ってみると、さらに怖くなったけど逃げ出すわけにはいかない。残酷、すべてが残酷。でも今、私はそういうものの中に参加してる。何とも言えない感覚が、私たちの挑戦と、私自信の挑戦にはある。私は頑張る、それを勝ち取るために。彼女たち(訳注:日本のAKB48グループ)の戦いが一段落したんだから、次は私の戦い、まだ始まったばかり。」

次は二期生チームNIIのシャオスー(林思意)。

来日した初日、2014/06/06(金)秋葉原ベルサールで介されていたAKB48総選挙ミュージアムを訪れたとき、ニコニコ生放送のインタビューを受けたのだが、6人の来日メンバーのうちインタビュアーの質問に一人だけ答えるのを渋っていた。

そのせいで、かわいそうに帰国後、中国のファンから中国2ちゃんねる(百度貼吧)のSNH48掲示板や中国ツイッター(新浪微博)でそのことをツッコまれていた。下記の「ヘンな質問」というのはそのツッコミのこと。

シャオスー(林思意):「初めての出国、今回の行き先は日本…みんなのヘンな質問を読んだよ!私が(訳注:ニコニコ生放送のインタビューの)質問に答えなかったのは、日本のことをあまり理解してないから。akb48を理解する前に私はsnh48のファンになったから、snhを知って初めて日本を理解したの。それより前は私は日本のことを全然しらなかった…

話がそれたので元に戻して…以前行きたいと言ってた場所は秋葉原だった、でも(ニコニコ生放送で)インタビューされたときはもう秋葉原にいたでしょ…しかも私の推しメンの先輩はもう卒業しちゃってるし、しかも私は今後も殴り殺されても誰推しか言わない!だって私が推すとみんな卒業しちゃうから!私の推しメンは三人いたけど全部卒業しちゃったんだよ!もうイヤだ!!(またいつか私の推しメンが誰かみんなには言うから、もう質問しないで、辛い涙が流れちゃうよ)…だからその質問は避けたの(当然私は自分が誰でも大好きだと暴露してるわけじゃないよ)

(訳注:ニコニコ生放送のインタビューでは、AKB48で推しメンは誰か?日本で行きたい場所はどこか?という質問があり、シャオスーは前者の質問にはマイクを雨ちゃん(徐言雨)に渡して答えず、後者の質問にはニコニコ生放送の視聴者に「おすすめの場所はありますか?」と逆質問した)

日本でファンの人が私の名前を呼んだって?そう、私がシャオスーっていうのを知ってたんだよ!その声が聞こえて、その人も見たよ!感動した!

(初めまして!こんにちは!私は初対面緊張星人という名前です、お見知りおきを)みんな(日本で)どこに旅行すればいいかおすすめしてくれてありがとう!いまもまだ夢を見てるみたい!ほんとに楽しかったよ!次回はがんばって日本語版の自己紹介をマスターして、きっと気おくれしないようにする!へへ!

とてもうれしかったのは、総選挙見学でたくさんのことを学んだこと、開演の動画から始まって、ファンの応援、聞いてもわからない日本語、彼女たちが何を言っているか分からなくて、通訳のお姉さんにずっと質問しっぱなしだったけど、その後ずっと彼女たちの表情を見ながら、落ち着いている人もいて、びっくりしてる人もいて、自信をもってる人もいて、いろんな視線と喜びすぎて流れる涙もあって、ほんとに感動した。学ぶべきことがたくさんたくさんありすぎた。

私は美人でもないし歌も踊りも下手だけど、でも努力する!努力して次は自分を証明する!努力して私はあんなにダメじゃないってことをみんなに知らせたい!

今回日本に着いてからは、基本”雑貨街”(これはじゅうなな(龔詩淇)が付けた偉大な名前)をブラブラしただけだった。

(訳注:この”雑貨街”は秋葉原のこと。今回来日した6人は、1日目の秋葉原はAKB48劇場の見学、AKB48カフェでのグッズの買い物、上述のニコニコ生放送インタビューの他は、記録的な大雨であまり自由行動を取れず、2日目は終日味の素スタジアムの総選挙の見学、3日目は朝ホテルを出て羽田空港に直行、帰国というタイトなスケジュールだった)

今回の日本旅行は思う存分楽しむことはできなかったけど、少なくとも日本文化を理解する大きな一歩を踏み出した。日本が好きだし、空気がきれいだし、清潔だし、生活の質はすごく良い!生活のテンポもすごい!私が日本にいたときずっと雨だったことを除けば、全部が良かったよ!また行く、次はきっといい成績を残すよ!みんな私を嫌いにならないでくれてありがとう!(ハグハグ)

ここで48系のメンバーの一人ひとりのみなさんに敬意を表します。私はみなさん全員の名前を呼ぶことはできませんが、順位が何位であろうと、みなさん全員が私や、みなさんを深く愛しているファンの心のなかのNO.1です(おじぎ、すばらしい)私たちのみなさんを応援して下さってありがとうございます(おじぎ)

以上、林シャオスー日本の旅はおしまい!