SNH48チームNIIイェンイェン(陳問言)『前人未到(目撃者)』公演初日について長文ツイート

SNH48の「2.5期生」チームNIIもやし(陳問言)が長文ツイートをしていたので試訳する。原文はこちら2014/10/13 22:19のツイート

↓左から、三期生:チャーチャー(張雨鑫)、もやし(陳問言)、三期生:シェンちゃん(李璇)

ご承知のようにもやし(陳問言)は元サファイアガールズのメンバー。サファイアガールズはAKB48のような日本のアイドルグループをお手本に結成され、広東省中心に活動していたが、2012年から事実上活動停止。

一期生のシャオアイ(陳觀慧)、三期生のビッキー(曾琳瑜)もサファイアガールズの元メンバー。シャオアイは正式に活動を始める前にグループ自体がなくなってしまったが。

もやし(陳問言)はオーディションを経由しない異例のルートでSNH48に入団。二期生と三期生の間に入団したので「2.5期生」と呼ばれているが、二期生のみからなるチームNIIのメンバー。

2014/10/04に千秋楽を迎えたチームNII『逆上がり』公演では補欠メンバーだったが、2014/10/11から始まった新公演『前人未到(目撃者)』公演では三期生2人とともに、前座(オープニングアクト)になった。そのことについての長文ツイート。

もやし(陳問言):

初日が終わった(訳註:新公演『前人未到(目撃者)』の初日のこと)…もともと出演のチャンスはなかった。ときどき自分で勝ち取る方法がないときは、ただ天命に任せる気持ちで努力するしかない、無理して奪い取ることもなく。

どういう縁か前座の曲で舞台に上がるチャンスを得たけど、途端にすぐに悩み始めた。というのは、前座の曲はあんなにかわいい曲で私が歌っていいんだろうかと思って…うじうじしたり、表情をつくったり、かわいがったり、そうやってかわいこぶるのはみんな私だとわざとらしいって思うかなとか(私ももともとは可愛い一面を持ってるんだよ)すごくすごく考えて、これは私にとって一つの挑戦だと思った。。

初日の前日のゲネプロとのときに覚えてるのは、この曲は最初の曲で、私は最初の曲で最初にMCをする人だから、たくさんは話さないけど、でも大きな意味があると思った。あのとき緊張して、でもずっとリラックスしてるフリをした。

だって私と一緒なのは新しく私たちチームNIIに入ったシェンちゃん(李璇)とチャーチャー(张雨鑫)だから、私は先輩の役目をしなきゃと思って。私が緊張したら彼女たちがもっと緊張してしまうから。彼女たちと一緒だと自分が小さな妹を連れたお姉さんみたいな感覚だして…

心の中では間違っちゃダメだと思ったけど、そう思えば思うほど間違いやすいなんて知らなかったよ。それでゲネプロのとき私が言ったのは、みなさんこんにちは!私たちは前座曲です、続いてみなさんに前座曲をおとどけします………私何言ってるの……あのとき偉い人たちはきっとポカンとしてたと思う。。。あの瞬間自分でも自分って役に立たないなと思った…低レベルなミス!初日はこんなんじゃダメだって自分に言い聞かせた…

これが初めての出演じゃないけど、SNH48の舞台で、最初に前座曲を歌うし、初めて全公演に出演できるチャンスだから、すごく違った感覚がした。私って意義のあることにすごくこだわる人だから…

翌日、正式な初日!まず自分でミスがゼロだったことがすごく嬉しかった。でも公演が終わった後のミーティングでは、前座曲について、表情が足りない、フリがそろってないと指摘された…そう、一人で自分は良かったと思ってもダメで、私たちは一つのグループなんだから、全員が良いと思わないと私たちとして良いと思えないよね。

前座の私たちもグループの中の小さなチームで、私たちはやり遂げられなかった…生活センター(訳註:SNH48メンバーの宿舎)に戻って私たちはミスしたところを練習した。誰か一人ミスしたらまた最初からやり直し。ミスがなくなるまで練習してから寝た。

でも今日の公演では私たちまたミスをしちゃった…私たちを大声で応援してくれるみんなに申し訳なく思う…しっかり頑張る!これからの毎回の出演で、私たちの『ミニスカートの妖精』をますます良くするよ!

A6公演(訳註:『前人未到(目撃者)』公演はAKB48チームAの6番目公演のことなのでA6と略される)のレッスン期間で感じ取ったことはすごくたくさんある。人生ってこんなものだよ。必死に求めても得られないときがあるから、冷静な気持ちでやるべきことをやって、焦らず、チャンスを待っているときに、チャンスはもしかするとやって来るかもしれない…あきらめず、自分を蓄えて、自分のチャンスを待つ。

最後に私のことを好きな人にありがとうね、私を応援してくれるみんなにありがとうね。お疲れ様、未来の道のりもみんなお疲れ様。私と一緒に”耐え忍んで”いっしょに努力しよう、力を合わせよう、がんばろうね。私は自分と私のファンのみんなを信じてるよ。私の歯が痛いとき私を救ってくれる唯一のもの、それはファンのみんなだよ!

この長文ツイートを読むともやし(陳問言)はある意味ナイーブすぎて、チャンスを逃しているところがあるのではないかと、個人的には感じた。