SNH48専用劇場「星夢劇院」が、AKB48劇場舞台監督の監修でバージョンアップされている最中。
すでにご存じの方はご存知のように、2015/01末から2015/02はじめにかけて改装のバージョンアップ第一弾が行われた。
2015/02に入ってからの公演のオンライン生放送の映像で、舞台がどう変わったかは分かるけれど、客席の変化はSNH48公式サイトの2015/02/08のニュースを見ないと分からない。
以下、SNH48公式サイトの2015/02/08のニュースページの写真。
↓これは客席のいちばん後ろから舞台を見下ろしたところ。古代ローマの劇場のイメージとのこと。
今まで客席の床は単色の暗いグレーだったが、何だかよくわからない模様のじゅうたんが敷きつめられている。
そして壁にもレンガ風の壁紙が貼られているけれど、これも古代ローマのイメージということだろうか。
↓これが舞台。左右のスクリーンがより大型に、高精細になっている。
スクリーンが高精細になったせいで、オンライン生放送のカメラが、このスクリーンの前に立つメンバーを映すとき、スクリーンの中に映像が無限反復されてちょっとうるさい。
また、この写真の後、「SNH48 THEATER」という文字の下に、横長のLEDバナーが設置されて、公演名や曲名が字幕のように表示されるようになった。個人的には舞台の背景としてはちょっと派手すぎると思うけれど、中国人にはこれくらいにぎやかな方がいいのかも。
それから舞台の床がフローリングみたいな色になったのは、床からの反射が暖色系になるので良いのか悪いのか、専門家じゃないのでよく分からない。でも照明は全体に明るくなって、オンライン生放送で前よりメンバーの顔が見やすくなったのは事実。
センターの「0」番を始めとして、ポジションを示す番号がはっきり見える。
公演中は客席の照明が落ちるので、メンバーからするとあまり変わらないと思うけれど、やはり壁紙がレンガ色になって、古代ローマの劇場風。
筆者が個人的に知りたかったのは、舞台から見てど真ん前の中央に設置される超級VIP席3席がどんなふうになるか、なのだが、この写真ではまだ設定されていない。
で、今日2015/02/21の中国ツイッター(新浪微博)で、SNH48三期生チームHIIの夏ちゃん(楊吟雨)がやっと、ハッキリ映っている写真をアップしてくれていた。
それで劇場改装の件を、今日になって初めてこのブログで取り上げたというわけ。
この大きなイス3脚が舞台のど真ん前に置いてあるというわけ。夏ちゃんが真ん中のVIP席に座って両手を広げている。
たしか2015/02に入ってから、チームHIIの誰かの生誕祭で、常連ファンがこの3席を貸し切って、客席の方を振り向いてアンコールの先導をしていた。
TBS『報道特集』がSNH48を紹介したとき、実家まで押しかけてインタビューをしていた、例の常連ファンさんだったので、オンライン生放送で顔を見てすぐ分かった。
ところで、細かい話だけれど、この超級VIP席が設置されたこともあって、観客が入場するときの動線が変わったらしい。夏ちゃんの真後ろの通路から、立ち見席に降りる階段がなくなったからだ。
たしか、座り席の観客は劇場1階のこの中央の通路から入り、立ち見席の観客は劇場2階、座り席の最後部にある入口から入って、階段をおりて立ち見席までたどりつくという動線になったはず。
それから、このVIP席の左右にある立ち見席。以前は公演の最中に左半分の立ち見席から、右半分に勝手に移動する常連ファンがけっこういたらしいけれど、VIP席が設置されたので移動できなくなった。どうやらこのVIP席3席には、お金儲けだけでなく、そういう目的もあったらしい。
SNH48専用劇場「星夢劇院」のバージョンアップは、まだ半分も終わっていないらしいので、メンバーとファンの「家」である「星夢劇院」がこれからどう変わるか、楽しみ。