SNH48映像制作グループ会社の「声明」の背景をご説明

先日SNH48運営の中国ツイッター(新浪微博)公式アカウントが、六期生ウェンルー(程文路)について麻薬使用経験があるというデマを流した人物に、厳重な警告をするツイートをしたのに続いて、昨晩2016/04/11 23:47は、SNH48運営会社の映像制作グループ会社「STUDIO 48」がこんなツイートをしていた。

念のため日本語試訳しておく。


「STUDIO 48作品の出品者は、『貼身校花』撮影チームの某男性俳優の臨時アシスタントを本日根拠のない妄言で、SNS上に無責任な言論を流したことで、撮影チームとキャストを傷つけたことについて事実関係の調査を行い、撮影チームとすべてのキャストの正当な権利を守るために、当該男性俳優のアシスタントに除名処分を出し、有期で撮影チームを離れるよう命じた。

出品者であるSTUDIO 48は今までどおり撮影チームとすべてのキャストの正当な権利を保護し、撮影チーム内に温かで、和やかで、健康的な雰囲気を創りだそうとするものである」


何が起こったのか、例によって中国2ちゃんねる(百度貼吧)で調べてみたところ、このSNH48運営制作のネットドラマ『貼身校花』の男性キャスト趙順然さんのアシスタントの女性が、中国ツイッター(新浪微博)で、このドラマの撮影に参加しているSNH48メンバーの4人のうち誰かの悪口をツイートしていたとのこと。

今は削除されていて読めないが、演技の下手さをバカにするツイートは2016/03/07から始まっていたらしく、どうやら二期生のカチューシャ(李藝彤)への悪口だったようだ。

「ワンカットを一日で撮り終えることもできなくて残念、それなのに1瓶68人民元(=約1,200円)もするジュースを飲んでるし」といったことを書いていたらしい。

それに当然のことながらカチューシャ(李藝彤)のファンが非難のコメントをしたが、それに対して最終的にツイートしたのが次のような捨て台詞。


「あんたらがまだ読んでないことをわざわざ引っ張り出そうとしてくれてありがとう、どうしても自分のアイドルに小便をかけたいってことね。いいわ。じゃあSNH48 李藝彤さん、お手数をお掛けしますがあんたのファンを黙らせてよ、頼んだよ」

これを読んでさすがに怒ったファンが、STUDIO 48公式アカウント宛にこのツイートの画面ショットをとって、下図のようにリツイートした。このリツイートも日本語試訳しておく。


「もしこの人が御社の撮影チームのスタッフであれば、御社は問題の重大さに注意すべきかと思います。小生最もネタバレが嫌いですが、一人のアシスタントにネタバレをする権利があるのでしょうか?しかもキャストに直接@でメンションする権利が?プロとしての自覚はどこに?」

カチューシャ(李藝彤)はSNH48メンバーの中でも各種テレビ番組出演など、露出が多いので、それだけ妬みの標的になりやすいのがかわいそうなところ。裏を返せば、SNH48の知名度が確実に上がり、人気も出てきている証拠とも言えそうだ。