中国検索ポータルでキーワード「SNH48」が急上昇、AKB48運営に切られたおかげ?

中国の検索ポータル最大手バイドゥ(百度)にも、グーグルと同じく検索キーワードのトレンド統計「百度指数」があるのだが、キーワード「SNH48」がAKB48運営からバッサリ切られてから、急激に伸びているという皮肉な話。

とある方からツイッター経由で教えて頂いた情報。

中国で大人気の日本のジャニーズ式の男性アイドルグループ「TFBOYS」と比較したグラフで、ついに「SNH48」が上回ったとのこと。

上図のグラフ(過去90日間の統計)を見ると、たしかに水色の「SNH48」キーワードグラフの右端、Hのところ、2016/07/03で検索回数が一気に「TFBOYS」を抜いている。

この日は湖南衛星テレビの大人気バラエティー番組『快楽大本営』にSNH48一期生メンバーとBEJ48五期生、六期生メンバーが出演した翌日。

おそらく放送後、日付をまたいで「SNH48」で検索する人が一気に増えたと思われる。

その後も検索回数は増え続けているので『快楽大本営』出演は大成功だったことになる。

もう一つ、グラフのIのところ、2016/07/09に山があるが、これももしかすると、二期生スリー(孫芮)、テテちゃん(黃婷婷)が出演した深セン衛星テレビ『極速前進 The Amazing Race China』の放送翌日だからかもしれない。

TFBOYSの知名度と並べば、来年は中国中央テレビの、日本でいう紅白歌合戦的な旧暦年越し番組「春晩」にSNH48、BEJ48、GNZ48合同で出演できる「かも」しれない。TFBOYSは今年の「春晩」の子供向けコーナーに出演しているので。

SNH48運営はAKB48運営の助けがなくても、中国国内でちゃんと成長していける。

AKB48運営が自ら逃がした魚は、大きかったようだ。