2ちゃんねるのまとめサイトで、このブログの記事に対するアホな反論を見つけてワロタw
(2ちゃんねるには2ちゃんねる風の下品な言葉づかいで(笑))
中国はオリジナリティや独自性には価値を認めないお国柄であるのを分かってないみたいやな。
他国で成功したものや有名で権威のあるものに価値をおくのが中国
SNHは個性を発揮しても 人は元々個性的で違うものであるというのが前提の中国では何の価値もない
それよりも本家というブランドを掲げた新グループの方が強い。
ドラえもんやミッキーを国の組織が恥ずかしげも無く模倣するのはそのせい。
オリジナリティに価値は無いとする中国的価値観をもっと知らないとな
分かってないのはお前、という感じです。
中国でのiPhoneの売上は最近急落中です。なぜか。HuaweiやXiaomi、vivo、oppoなど国産スマホにシェアを奪われているからです。
“Apple’s fading fortune in China likely to continue” (ZDNet.com 2016/07/29)
どれも「iPhoneもどき」の中国産スマホですが、中国人の中間層はすでに、海外の本物にしか価値を認めない権威主義から、同じ価値なら安い方を選ぶ合理主義に考えが変わりつつあります。
中間層の経済的な思考が成熟し、合理的になり、ムダなプレミアムにお金を出さなくなりつつあります。
もちろんスマホなどの産業製品は、政府の国内製品支持政策が影響していることもあります。
しかしそれを言うと、SNH48を含むエンタメ業界は、産業製品以上に中国政府(広電局)の強い規制を受けます。
いま中国の音楽番組やバラエティー番組で、日本語曲の使用は非常に制限されています。SNH48が劇場定期公演で日本語曲が使えなくなったのも、政府の規制です。
第二次産業以上に政府の規制が強い中国エンタメ業界で、たとえAKSが姉妹グループを結成したとしても、その活動はSNH48と同じ規制を受けます。
しかも、そもそもAKB48に限らず、日本式の「育成系」女性アイドルグループというエンタメ形式を全く知らない中国の若者がほとんどです。
そういう若者から見ると、SNH48もAKB48も、広州市の「1931」も、上海の「idol school」も、その他のAKB48もどきの日本式「育成系」アイドルグループは、どれが本物か区別できるか以前に、そもそもそういう商品カテゴリの認識がないわけです。
初めて目にする商品カテゴリを前にした消費者に、どれが本物かを見分けることができないのは当然です。
2ちゃんねるで上記のようなコメントをしている人は、中国のエンタメ界が政府規制が強い業界であることと、中国の中間層のマジョリティが、すでに海外発の本物にプレミアムを支払わなくなりつつあることを知らないらしいですね。
ヲタはヲタの社会の内側しか見えていないということでしょう。