北京BEJ48総選挙感謝握手会と公演の様子を中国動画サイト「iQiYi」がレポ

北京BEJ48について、中国動画サイト大手「iQiYi 愛奇藝」が制作した「BEJ48総選挙感謝握手会の一日」がかなり面白かったので、ご紹介。

レポーターの「A咖姐(Aキャスト姉さん)」はBEJ48のことをあまり知らないので、愛奇藝社内のBEJ48ファンに聞いてみよう!というところから始まる。

なんと同社内には24歳男性のBEJ48ファンがいて(どうやら映像制作のエンジニアらしい)、陳倩楠とシャオシン(頊凘煬)推しらしい。

BEJ48星夢劇院に到着するまで、Aキャスト姉さんは、BEJ48のファンなんて独身のヲタクばっかりなんでしょ、とか好き勝手なことを言っている。

ところが劇場内に、日本の女子高生のセーラー服を着た可愛い女の子を見つけたり、ガールフレンドのいるリア充のイケメンが見つかったり、カップルが見つかったり、期待を裏切られる(笑)。

そしてBEJ48ファンの愛奇藝の男性社員さんが、劇場内の握手会会場で、BEJ48の「神7」の紹介を始める。BEJ48で第一位になったライチ(李梓)のブースの列。

ライチ(李梓)のことは、まるでスポークスマンみたいに、話し方がしっかりしていると評しているが、他のメンバー、ツォンツォン(牛聰聰)は面白い表情をいろいろ見せてくれるとか、シャオシン(頊凘煬)は恥ずかしがってインタビューを受けてくれないとか。

そして、忙しいメンバーもいれば、ちょっとヒマそうなメンバーもいるということで、パオツ(胡曉慧)が出てきたり、ユーワン(青鈺雯)が出てきたり。

そしてBEJ48の神7メンバーの取材風景の後は、握手会。

ここでEPを500枚も購入したというファンが登場。日本円にすると60万円(!)すべてはサイン会と握手会のため。

その後、BEJ48グッズ売り場で生写真が映って、「こんなもの本当に買う人がいるの?」というキャプション。

その後登場する女性ファンは、家族に黙って北京まで出てきたというので、撮影拒否していたが、どうせこんな番組はお父さんも見てないということで、インタビュー。取り出した生写真ファイルには、なぜかSNH48一期生momo(莫寒)の生写真ばかり(笑)。どうやらmomo(莫寒)推しのファンが、BEJ48の劇場まで来ているらしい。

そしてAキャスト姉さんは、サンサン(蘇杉杉)の列に、アシスタントの男性はちょっとおどおどしながら、いーしゃん(段藝璇)の列に。

ここからの、サンサン(蘇杉杉)と、いーしゃん(段藝璇)の対比が面白い。

サンサン(蘇杉杉)は、やや興奮ぎみのキャストA姉さんに、冷静に淡々と受け答えしているのに対して、いーしゃん(段藝璇)は緊張しておどおどしている男性アシスタントに、超興奮してこれぞ「神対応」的な感じ。

以下、二人の対応のコントラストを、日本語試訳。

サンサン(蘇杉杉):「昨日の晩、よく眠れましたか?」
Aキャスト姉さん:「まあまあです」
サンサン(蘇杉杉):「しっかり休んで体に気をつけて下さいね。(気まずい雰囲気)夜はしっかり眠らないと。早く寝ないと身長が高くなりませんよ。(隣の家の娘さんは、年増のAキャスト姉さんにも親切に何度も言い聞かせてくれる)」
Aキャスト姉さん:「私、これ以上背は伸びないよ(Aキャスト姉さんはよく寝て背が伸びる年齢をもう過ぎている。。。)」
サンサン(蘇杉杉):「大丈夫、たっぷり眠れば背は伸びるから」
Aキャスト姉さん:「分かったわ。とっても親切ね(ちょっと気まずい雰囲気)」
サンサン(蘇杉杉):「私がパワーをあげるから」
Aキャスト姉さん:「ありがとう」

いーしゃん(段藝璇):「私だけに握手するために来たの?それとも他のメンバーも?」
男性アシスタント:「君だけだよ」
いーしゃん(段藝璇):「本当かなぁ」
男性アシスタント:「君だけに両手で握手しに来たんだ。本当に君だけだよ」
いーしゃん(段藝璇):「じゃあ後で帰ってこの動画見て、他の人と握手してたらどうする」
男性アシスタント:「絶対そんなことない。信じないなら帰って見てみてよ」
いーしゃん(段藝璇):「分かった。あらら、私すごく恥ずかしい。どうしよう。あなたも恥ずかしがっちゃダメ。私がこんなに可愛いから恥ずかしいんでしょ。まだ時間じゃないよ。」
男性アシスタント:「そんなことないって。後ろの男性ファンに殴られちゃうよ。だって僕は列に割り込んだから」
いーしゃん(段藝璇):「誰かがあなたを殴ったら、私が殴り返してあげる」

その後はMIXとCALLについての説明。そして、実際に公演の最初の4曲と、ファンの応援の様子を体験。どうやら運営側が最初の4曲までしか取材を許可しなかったようだ。

個人的には、サンサン(蘇杉杉)と、いーしゃん(段藝璇)の握手のコントラストが本当に面白かった(笑)。