AKB48運営とSNH48運営がじつは初めから関係悪化シナリオを準備していた説(脳洞太大)

この記事は純粋に筆者の憶測にすぎないので、読み飛ばしたい方は読み飛ばしてください(汗)。


今年2016/06/09に、AKB48運営が公式サイトで「SNH48の現地における運営サイドに契約違反があり」ということでSNH48と関係を切った件。

大人の世界はいろいろと本当のことがわからないので、もしかすると関係悪化がウソかもしれない。

その理由は北京BEJ48。

すでにSNH48も何度か北京にある国営放送・中国中央テレビに出演したことがあるが、北京に姉妹グループができれば、さらに国営放送のラジオ・テレビへの出演機会が増えることは間違いない。

じっさいに北京BEJ48は、まだ出来たばかりのSNH48姉妹グループなのに、国営ラジオ(CNR)、国営放送(CCTV)に何度か出演している。

これは北京を拠点に知名度を高めたい北京BEJ48としては避けられない。

ただ、中国の国営放送にたびたび出演する北京BEJ48と、日本のAKB48運営が、上海SNH48経由で関係があるという事実は、AKB48運営にとっていろいろと都合が悪くなる。

というのはみなさんご承知のとおり、AKB48はAKB48で日本政府と関係のあるさまざまな活動に参加したり、イメージキャラクターをしたりしているし、秋元康も政府主導のイベントや「有識者会議」に参加するだろうからだ。

SNH48グループは中国での知名度はまだまだ全国的ではないので、日本のAKB48の姉妹グループだとしても、まだ活動への影響は小さい。

しかし、日本で全国的な知名度のあるAKB48が、上海SNH48を通じて北京で中国国営放送にたびたび出入りする北京BEJ48とつながりがあるというのは、AKB48にとって明らかに都合が悪い。

なので、北京BEJ48がいよいよ成立した段階で、AKB48運営としては何か口実を見つけて、公式には「もう中国姉妹グループと関係ありません」と宣言しておかないと、いろいろまずいことになる。

そこでAKB48運営と、SNH48運営がウラで合意をした上で、表向きは、SNH48運営に契約上の問題があったということにして、関係を切ったと発表する。

そうすれば、どちらの側も、日中の政治的関係が今以上に悪化したとしても、政府レベルの対立に巻き込まれることなく、活動をつづけることができる。

その証拠に、AKB48運営は、契約上の問題があったと言いつつ、上海の人民法院に訴訟を起こしていない。

これはAKB48運営が上海で、SNH48運営と合弁会社を設立せず、純粋にアドバイザーとしてしか関与していなかったことを示す。

おそらく中国の一法人が、日本の一法人と契約して、単に顧問料やロイヤリティーのようなものを支払っているというだけの関係だったということになる。

これもAKB48運営とSNH48運営が、当初からわざとこういう建て付けにしていたのではないか。

AKB48運営からすると、仮にSNH48が順調に成功して、北京に姉妹グループを持つなど、両者の提携事業が日中間の政治的リスクにさらされやすくなったとき、いつでも逃げられるように、わざと単なる債権債務のみが発生する契約関係という、ゆるい関係にとどめておいた、と。

そして実際に北京BEJ48ができた段階で、「計画どおり」に表面上、SNH48運営側との関係を切ったように発表する。

しかしウラではSNH48運営側はAKB48楽曲を使用している限り、じつはAKB48運営側に今でもロイヤリティーを支払い続けている。

ただし、AKB48運営はまだ契約が残っていて、SNH48運営側からロイヤリティーの支払いを受けていることを、わざと明言していない。

…こういうふうに考えると、2016/06/09の関係断絶以降、AKB48運営がSNH48運営を非難しつづけていることもないし、その逆もない。

ただ、筆者を含む、それぞれのファンやフォロワーだけが、お互いを非難しあっているという事実が、うまく説明できる気がする。

じっさいにはSNH48グループの現地ファンやメンバーの多くは、今でもAKB48グループのファンであり、日本のアニメやゲームのファンであり、日本大好きなのだが。

以上、筆者の単なる妄想かもしれないけれど、けっこうAKB48運営とSNH48運営の今の関係性をよく説明できているのではないかと思う。

それともやっぱり筆者が「脑洞太大」(頭の中の妄想が大きすぎる)だけだろうか…(汗)。