上海SNH48チームXIIモリ子(林歆源)の監督責任をまたYoko(張怡)が負わされそうな展開

先日ご紹介した上海SNH48五期生チームXIIパパ(洪珮雲)の、スマホゲーム「王者栄耀」プロゲーマー、ジェスとのごたごたの件。

ファンと私的に連絡をとったわけでもなく、異性と交際していたわけでもなく、単にスキがありすぎなだけで、とくに問題なく、運営会社の処分のなかったようだ。

ただ予想どおりというべきか、その後が非常におもしろい展開になっている。

SNH48三期生チームHIIメンヤン(許楊玉琢)が、2017/07/18 10:49にいきなり下図のようなツイートをした。

*) 2017/08/04追記:このメンヤンのツイートはモリ子のことではないと判明した。

新人は少なくとも少しは新人の時期らしい様子をしないといけません。自分の行動をまったく制約しないことを個性だなどと思ってはいけません。

このツイートに対して、姉妹グループのメンバーからも「賛(いいね!)」がついた。上海SNH48はもちろん、瀋陽SHY48、北京BEJ48からも。

メンヤンのこのツイートだけでは事情がわからないが、その直前、2017/07/18 10:21に上海SNH48八期生チームXIIモリ子(林歆源)が以下のようなツイートをしている。

自分が正しいと思うことをしなよ。
「私はみんなが好きな人になりたい、それよりも私自身が好きな人になりたい」
他人の気に入られようとして自分を変えちゃダメ。
私は自分が間違っていると思えば、大手をふって認めて謝罪する。でも自分は間違っていないと思えば、どうして頭を下げる必要があるの。
私の家族や友だちが私を18年間かわいがってくれて、甘やかされて短気になったことに感謝してる。
けっきょく、私がいちばん好きな人は私自身だから。

このツイートの前後関係から、メンヤンがこのツイートを非難しているとファンが解釈した。

メンヤンは自分のツイートをすでに削除してしまったので、真相はわからない。

もしかすると別の新人、いまメンヤンが「新人」と呼ぶのはSNH48八期生であることは間違いないので、別の八期生のことを言っていたのかもしれない。

*)2017/08/04追記:モリ子ではなく別の八期生のことだということが判明した。

しかし、この後のモリ子の言行で、メンヤンの非難の対象がしぼられることになる。

その前に、おもしろいのはモリ子が自分のツイートに自分でつけているコメントだ。上の図を再度ごらん頂きたい。

????私をののしるために私をフォローしに来たひとがいるって?ほんとにご苦労さま。
私の前髪ってなんでこんなブスなの。
コメントの一部は削除した。残しておいたのもある。その通りだと思ったから。

そしてその下、彼女が一般ユーザのコメントに返信したり、「賛(いいね!)」をつけたりしている。これは運営会社の規則に違反し、給料が引かれる。

では彼女が削除した「一部のコメント」とは何だったのか。現地ファンは速攻で画面ショットをとっていた。

私はいままで一度も有名になりたいと思ったこともないし、みんなが全員私のことを好きになってほしいと思ったこともない。だから私は思ったことをあえて口に出す。人に嘲笑されても嫌われてもかまわない。人に好かれるかどうかなんて、縁にまかせておけばいい

うん。今回のこと全体はこういう感じなの。ある人がまず、彼女たちがゲームをしているせいで私が眠れなくなると言った。私は眠っていないから大丈夫と説明して、彼女のファンじゃない人は、彼女が何を好きだろうと口出ししないでと言った。そしたらhhyが私を公開処刑にした。こういうことじゃないの?

つまり、モリ子は何かのきっかけがあって、このツイートをしたことになる。

コメントの中の「彼女たち」というのがポイントで、パパ(洪珮雲)と八期生のボーア(陶波爾)のことを言っている。

2017/07/17(日) 20:19から、公式アプリPocket48生放送でボーアがパパといっしょにシューティングゲーム「H1Z1 King of the Kill」をやって大盛り上がりしていたのだ。

この生放送を見たファンの中には、「プロゲーマーのことで謝罪しと思ったら、もうゲームで大騒ぎか」と思った人がいてもおかしくない。

↓その2017/07/17 20:19から約1時間半の生放送はこちら。


この生放送を見て2人を罵るコメントが書き込まれたので、モリ子は2人を擁護するコメントを書いた。下図の緑色のコメントだ。

あんたは彼女の単推王か応援会のヘッドなわけ?どっちでもないなら彼女がゲームすることに口出ししないでよ…

「単推王」は総選挙でそのメンバーの最多投票者のこと。モリ子は、単推王でも応援会のヘッドでもないファンにはアイドルについてあれこれ言う資格はないと言ったことになる。

これについて、モリ子は公式アプリPocket48の「メンバーの部屋」でこの後釈明している。

画面ショットをすべて貼るとわずらわしいのでリンクだけ。

図1
図2
図3
図4
図5

「みんな」
「笑わせないでよ」
「私は眠ってなかったんだって。『アサシンクリード』をやってたの」
「あなたたちゲームをするアイドルが好きじゃないなら、仙女のファンにでもなれば」
「仙女ならゲームしないだけじゃなくて、飲み食いもクソも小便もしないでしょ」
「すごくない?」
「私が言ってるのはそうじゃなくて、アイドルが楽しく生放送して、ファンに何のプレッシャーもネガティブなこともしてないのに、なんでそんなKYなのかってことよ」
「アイドルの機嫌が悪くなれば、あなた自身の機嫌も悪くなるでしょ」
「彼女の舞台にもう少し近づいて、彼女の私生活からもう少し離れて」
「付き合い方の程度をしっかり把握すればみんな楽しくやれるでしょ?」
「以上。私個人は本当に怒りっぽい。彼女たちを見てると私までかわいそうに思うから、私の言葉づかいはけっこう激しいよ」

ファンの質問「僕は生放送を見てないけど、でもあの『単推王か応援会のヘッドでなきゃ口出しするな』ってことじゃないの?」
「あっ、私の意味は、本当に彼女が好きで彼女にたくさん投票してたくさんパワーを使ってるなら、あなたが生放送でゲームをやってるのを見て、すこしイライラする気持ちも分かるってこと。でもああいう人たちはファンでもないし、何の善意もない人でしょ。本当にあれこれ口出しするなってこと。ほんとわずらわしい」
「もういいや。『アサシンクリード』でもやるわ」

話はここで終わらない。

パパがプロゲーマーとのことでゴタゴタしているちょうどその時、ボーアは入団前の恋愛関係について中国2ちゃんねる(百度貼吧)でツッコまれ、その説明をしている。

これは入団前のことなので、現地ファンの単なるプライバシー侵害。ボーアに全く非はない。

要約すると、入団前にボーイフレンドと交際していたことは認めるし、隠そうと思ったことはまったくない。コスプレについて偏見を持たれているけれど、そのことに関連して根も葉もないウワサを立てないでほしい。誰が何と言おうと、アニメ、ゲーム、踊ってみたが好きだし、身近な友だちも好きだし、私のファンのみんなも好き、といった内容。

ポイントはむしろコメント欄にある。

モリ子がボーアを弁護するコメントを書き込んでいる。

ボーアがどんな人かは私がいちばんよく分かってる。私がまだ何も話してないのに、あんたたち何彼女の揚げ足をとってるわけ?(2017年)7月5日の夜中の2時に彼女は生活センターに戻ってきて、その後のことは彼女はまったく知らないんだよ。自分の思い込みでいろいろ書くのはやめてもらえないかな。見てて疲れるわ。何でも事実みたいに伝える能力があるなら、ドラマでも撮ればいいでしょ。あんたたちにはアカデミー主演男優賞がぴったりだわ、フフッ。どっちにしてもわたしホントに頭にきて爆発した。

その下、ボーアのコメントも秀逸。

私本当に洪珮雲が好き。彼女が悪口を言われているのを見たくない。彼女とずっと親友でいたい。みんなも彼女のそばにずっといてあげて。

ここで、パパ、モリ子、ボーアの三角形が完全に出来上がっている。

その下のウェンウェン(文文)のコメントが素晴らしい。「何があったの?」。チームHII八期生のウェンウェン(文文)は何も分かっていない。完全に仲間外れなのだ。彼女たちとタイプがまったく違うから当たり前。

これでSNH48八期生のうち、メンヤンが非難のツイートをしたメンバーは、パパ、モリ子、ボーアの3人と考えてほぼ間違いない。

上に貼り付けた生放送の動画を見て、三期生の先輩が何か言いたくなるのも当然だろう。

そしてチームXII八期生の2人、モリ子とボーアの監督責任は、またしてもキャプテンのYoko(張怡)が負わされることになるという、あまりにもYokoがかわいそうな展開になりそうだ。

最後に、モリ子の中国ツイッター(新浪微博)のスマホ版のトップバナーをご紹介。

下図のバナーは、トップバナー部分を横にスライドさせないと出てこない。

私が生まれたのは人にかわいがってもらうため。しかも、ダメになるまでかわいがってもらうため。理想は法も神様もないくらいムチャクチャにかわいがってもらうこと。誰もかわいがってくれなくなったら、私は自殺する。人生ってこんなに簡単。

この人はSNH48に何をしに来たんだろうか。