上海SNH48五期生パパ(洪珮雲)、「好感度」無視の正直なアイドルがまたやらかした件

上海SNH48五期生チームXIIパパ(洪珮雲)が、またやらかした件。

彼女はタレントという職業が一般人の「好感度」で成り立っていることを分かっていないらしい。まだ取り返すのに手遅れでなければいいが…。

以前ここで書いたように、つい一か月前、彼女は男性プロゲーマーの女性ファンといっしょに7人で旅行に出かけている。

中国で爆発的人気のスマホゲーム『王者栄耀』の男性プロゲーマー1人と、女性ファン6人の合計7人で四川省北部にある景勝地・九寨溝に旅行していた。(ご承知のようにこの後、九寨溝は地震で大きな被害を受けてしまった)

この時は、ファンと私的に連絡をとったわけでもなく、この男性プロゲーマーと交際していたわけでもないので、運営会社との契約上も法律上もまったく問題ない。

ただ中国2ちゃんねる(百度貼吧)のいつもの某掲示板でネタになって盛大に騒がれた。

今回はイケメン・コスプレイヤーと、自分のツイートのコメント覧でやり取りをした件が、同じくいつもの某掲示板で盛大にツッコまれている。

今回も盛大に騒がれた背景となるポイントがいくつかある。

・彼女が今月2017/08/02前後から例外的に長い休みをとって日本に滞在していること。

・そのため、彼女がメンバーの派生ユニット「Color Girls」が北京の比較的重要な仕事に彼女ぬきの4人で参加したこと。どういう意味で重要だったかは別の記事で書く。

・そのSNH48運営の公式アカウントは2017/08/23 15:40のツイートでは彼女も参加するとツイートしているが、その後、彼女の参加が取り消されていることから、運営も彼女の滞在期間を把握していなかった可能性があること。

・下記ツイートの翌日2017/08/26に、第四回総選挙投票券つきEP『サマーパイレーツ(夏日檸檬船)』の握手会で、彼女が所属するチームXIIの回が上海SNH48劇場で予定されていたこと。

これだけツッコまれる「スキ」がある状態で、以下のことが起こった。

↓これが問題のツイート。

ツイート自体は長文ツイートで、梅田阪急32番街29階にある火鍋店「小肥羊」が上海でふらっと入った火鍋店よりヒドいので、将来、日本に海底捞を持ってきて経営するぞ、という威勢のいい話。

ツッコミどころはツイートの内容ではなく、コメント覧のいちばん上、「公子青桑」という実名認証「V」マークつきのイケメン・コスプレイヤーとの「対話」。

時系列では図の下から上になる。洪珮雲をH、公子青桑をGと省略する。

G:じゃあ君はどこへ行ってるの?

H:来る?日本にいる

G:面白い?

H:まあまあね

G:遊ぶのはいつも仕事よりいいよね、うん

H:ああっ…仕事じゃないときにいつも仕事したくなって、私ってほんとあまのじゃく
(訳注:「作」は上海の女性の方言)

彼女は、この「対話」を読んでカチンと来る現地のSNH48フォロワーがいないと思っている。

案の定、中国2ちゃんねるの例の某掲示板からツッコミが入ったところで、謝るか、放置するかしておけばいいのに、彼女はわざわざ反撃に出て、火に油を注ぐ。

公式アプリ「Pocket48」のメンバーの部屋で、ツッコミを入れてきた現地ファンを「さらす」行為に出てしまったのだ。


↓こちらの画面ショット。いちばん上に現地ファンのコメントがさらされている。

現地ファンのコメント:「頭をまだ取り替えてないのか?」
それに対するコメント:「回復期は時間じゃないんだよ」
それに対するコメント:「ははははははははは」

H:「この人たちも面白いよね」

H:「たぶん画面の向こうに隠れて、自分が何か面白いことを書いてると思ってるんでしょ。クスクスって笑ってんでしょ」

確かにこのファンのコメントは完全に嘲笑なので、腹が立ってさらしたくなる気持ちも分からなくはない。しかし、次のファンからのコメントはどうだろうか。

ファンのコメント:「あんなにたくさん対話して!親戚だか、仕事仲間かグループのメンバーだか知らないけど、もうちょっと気をつけたらどうかな。君と上の有名コスプレイヤーが知り合いだってことはバカでも分かるよ!後ろめたいことはないのかもしれないけど、後ろめたいことがないだけじゃ足りない。全員が全員、君の応援会みたいに同情してくれるわけじゃない。言葉や行動の一つひとつが拡大解釈されちゃうんだよ。言行を謹んで、君のファンを悲しませないようにしっかりやって。がんばって!」

このコメントは少しウザいにしても、親切心から出ていると読めるが、彼女は反撃に出る。

H:「ちょっと(このコメントが)何言ってんのか分かんないんだけど」

H:「私また何か間違ったことした…」
(訳注:一か月前の旅行のことを彼女自身はまだ気にしている)

現地ファン:「うん。この意味は、アイドルはデブヲタ以外の異性と接触しちゃダメだってこと。分かった?(ブタ)(ブタ)(ブタ)」

H:「あ…分かった(ブタ)」

現地ファン:「そんなに考えすぎちゃダメ。こういうヤツらはいつでもこうなんだ。こういうヤツらは毎日何かしでかさないと気がすまない。いちいち構わなければいい。こういうヤツらは騒ぎすぎなんだ。無視しておけば何もしなくなるから」

H:「私は冗談だと思って見てただけ」

「肥宅(デブヲタ)」をバカにするコメントに対して、ブタのフェースマークを付けて「分かった」と返すことで、彼女自身が「デブヲタ」を内心バカにしていることがバレてしまっている。

続けて彼女は釈明しているのだが、某掲示板がその下に面白いネタをくっつけている。

H:「相互フォローしてる友だちにコメントするのは、人に対するいちばん基本的な礼儀だからレスするべきじゃないの?もしあのコメントを無視したら、人に対して尊重してないことにならない?それか私たちの価値観が違うってことかな。もし価値観が違うなら、私は何も言うことはない。うん。みんなが言っていることが正しい。
(洪珮雲の過去のツイートから拾ってきた、チームXIIキャプテンのコメント)
Yoko(張怡):「明日帰ってくる?」

ファンのコメント:「これが有名な”洪珮雲はキャプテンのツイートにもレスしない”ってやつ?……Yoko、僕が先回りして言っておいてあげるよ。洪珮雲は今回”行った”ままでもう”もどってこない”って。しかもSNH48の顔面に恥辱の柱を打ち付けて」

つまり彼女は、キャプテンのコメントにさえレスしないことで、以前から有名だということ。

その彼女が「相互フォローしている友だちにコメントするのは、いちばん基本的な礼儀」と言っても、確かにまったく説得力がない(笑)。

なお、彼女が「メンバーの部屋」に書き込んだ「反撃」は、今はすべて削除されている。

そしてこの件があった翌日、上海SNH48星夢劇院で彼女が所属するチームXIIの握手会があった。当然、彼女はまだ日本にいるので欠席している。

彼女が次の握手会で「デブヲタ(肥宅)」と、どういう顔で握手するのだろう。

もちろん、ほとんどのアイドルが「デブヲタ」を本心では嫌がっているだろうけれど、それをぶっちゃけてしまってはファンとの信頼関係も何もなくなってしまう。

彼女はアイドルの仕事をするには正直すぎる。

ちなみに、SNH48グループのメンバーが中国ツイッター(新浪微博)上で、仕事の関係者や著名人などのアカウントに直接レスすることはふつうにある。

ただ、他のメンバーはものすごく気をつかっている。

男性にレスするときには、誰でもすぐ仕事の関係者だと分かる人にしかレスしない。たとえば誰でも知っている有名人や、番組で共演した男性タレント、ドラマ・映画の共演者、監督など。

洪珮雲が頭が良くて、あえて「炎上路線」を行っているなら良いが、本当はいざござを起こしたくないと思っているなら、彼女のIQやEQには深刻な問題がある。

これでまた派生ユニット「Color Girls」にケチが付いたことは間違いない。

結局、いい迷惑なのは、他のメンバーだったり、チームXIIのキャプテンだったりする。