上海SNH48第三回ファッション大賞が2017/11/18(土)開催され、最終結果が発表されたが、一部メンバーの票数が明らかにおかしい。
ファッション大賞の投票の仕組みは以前の記事を参照頂きたい。
北京BEJ48レイバオ(房蕾)、瀋陽SHY48ジェリー(菅瑞静)といった、今までSNH48グループ全体のイベントで前面に出なかったメンバーが注目されるのはとても良いこと。
…だが、こういう投票イベントで必ずケチが付くのはどうにかならないだろうか。
↓こちらが2017/11/18 20:00時点の得票数(上半分)と最終結果(下半分)の対比。
票数が減っているメンバーがいる。レイバオ(房蕾)だ。
彼女は2017/11/18 20:00時点では第1位、得票数1,215,604票。最終結果は670,845票。ほぼ半分に減っている。
つまり、一部のメンバーに「だけ」システムのバグが発生したので、その分を減らしたということ。
今回の票数には「一直播」という生放送アプリからの現金による投票も加算されているのだが、その部分の投票数が、一部のメンバー「だけ」バグがあったというのだ。
システムが人を選んでバグを出すことは論理的にありえない。
いくつか可能性がある。
(1)バグ自体がウソ。
(2)実際にバグがあったが、バグが「部分成員(一部のメンバー)」だけだったというのがウソ。
(3)バグがあり、バグが一部メンバーだけだったが、バグを発見したタイミングがウソ。つまり一部メンバーのファンにわざとムダ票を投票させた。
(4)バグがあり、バグが一部メンバーだけで、バグを発見したタイミングも本当だが、データ修正時にデータを加工した。
これだけのデータ操作の可能性があるのに、いったい誰が適切に修正したなどと信じるだろうか?
彼女がそのままの票数なら第9位になっていた。危うく上位7名の「STYLE 7」に入りそうなので、あわてて票数を調整したと考えるのが妥当だ。
それでも彼女は第13位に入ったので、一定の注目を集めることができて良かったが、後味が悪い。
筆者としては、日本のSNH48ファンが、SNH48グループの投票系のイベントにお金を使うのはリスクがあるとアドバイスしたい。
劇場公演に行ったり、CDやグッズを買うなど、対価がハッキリしているものは問題ないけれど、投票にお金を使うのはムダになる可能性が高い。