北京BEJ48チームBのDDD(段藝璇)、ゆーわん(青鈺雯)の2人が公式アカウントでツイートしたので、退団メンバーの事件だが取り上げることにする。
元上海SNH48五期生で北京BEJ48チームBに移籍した元メンバーの張菡筱が、2018/03/22夜にオーバードーズで緊急搬送された。ゆーわんがご両親に直接連絡をとって、一命をとりとめたことを確認し、ツイートしていた。
DDDも同じチームBの孫曉艷、熊素君にご両親と連絡をとってもらって無事を確認したとツイートしている。DDD自身は連絡する勇気がなかったようだ。同じSNH48五期生だからかもしれない。
張菡筱は自殺未遂の前、中国ツイッター(新浪微博)の定時ツイートで下記のように書いていた。
よく考えてみたら私が残せるのも、みんなに答えて書き上げたこの曲だけ。いい歌ではない。私は誰も私のどんな物も好きにならないだろうとずっと思ってる。私は心の底から、こういうダメな曲は誰も聴かないのが正解だと信じてる。
一人で部屋に逃げ込んで録音し終えて、8年間ずっと私といっしょにいたマイクを使って、でも心はあの時とは違う。
本当にごめんなさい。私はみんなが見ているような、みんなの目に映っているような人じゃない。私はもう生ける屍のよう。
毎日辛くて夜更かしして、以前の私ならまだ楽しいフリができたけれど、今の私はもう他人と話をしたり、交流することもできない。私は他人を傷つけ、自分を傷つけることしかできない。そして自分に閉じこもって、二度と仕事にも行けないし、学校にも行けない。
私は私の自信、私がかつて表現するのが好きだったもの、私の全てを失った。私は以前自分がどんな人だったかも忘れた。今の私は全く人間じゃなくなっている。
今は何を書いても混乱するだけで、毎回自分で処方してもらいに行く薬を貯めておいて、全部飲みたいと思うよ。飲み込めば私は解脱できる。
夜もよく眠れずに、もう薬を飲まないと眠れなくなって、毎晩ひとり布団の中に隠れて涙を流して、心はまるで締め付けられたようで、何度も寝返りを打って、心臓の音がはっきり聞こえて、そういう感覚に焦って、まるで呼吸さえ困難になったようで、私はどれくらいの間自分に閉じこもっていたかも忘れた。
こういう私はもうお金を稼ぐこともできないし、もう優秀な人になれない。私はまだ解約金(訳注:上海SNH48運営会社から請求されている違約金)を返していないし、もう以前のように正常に物事をすることもできない。
自分の気持を漏らすこともできない。だってこんな真実の私を誰が好きになってくれる?みんなはただ美しい面だけを好きになるだけでしょ。たとえそれが見せかけのものであっても。
私は身の上の重い負担でおしひしがれて息もできないほど。以前は誰かに助けを求めて、家族に助けを求めて、友だちに助けを求めた。最後には結局孤独だけが残った。
私も楽しみで新鮮なことをしてみようと思ったよ。楽しい気持ちになれないだろうかって。でもダメだった。試してみたけど、なぜか私はどんどんダメになっていったよ。
みんな私は病気じゃない、「ほら、あなた笑ってるじゃない?」「あなた元気そうだよ」と言う。でも生きている時間はますます苦痛になり、ますます私は人間じゃないみたいになった。
以前はたまにだったけれど、今は毎晩眠れない。今はもう毎時、毎分、毎秒ごとにすべてを終わらせたいいと思わない時はない。私は本当に疲れた。頭の中に残っている記憶は辛いことで、すべて私の過ち。私の存在には何の価値もない。私は人間に値しない。
このツイートに添付されていた、彼女の作詞・作曲・歌の楽曲はこちら。
2018/03/09 13:02には次のようなツイートをしている。
彼女は1996/06/26四川省出身で今年22歳。退団したのは2016/8なので退団から約1年半。
筆者は同じ病気ながら何とか仕事もして生活しているが、彼女は今の状況が変わらなければまた自殺未遂をすると思うので、とりあえず上海SNH48運営会社は彼女への違約金請求をやめてほしい。
(アイキャッチ画像は彼女の2017/12の写真)