中国版『Produce101(創造101)』PR映像全3回はSNH48が影の主役

中国三大ネット企業の一つ、テンセント(騰訊)が、韓国から正式に版権を購入して2018/04/21からネット放送開始する中国版『創造101 Produce101』。

上海SNH48は不参加を決め、AKB48が中国再上陸する「AKB48 CHINA」の予備生2名は出演する。

こののPR映像として同番組の制作陣がドキュメンタリー風映像『女団 Girls Group』を公開しているが、これが異常におもしろいのできっちりご紹介する。

現時点で3本が公開されている。中国の女性アイドルグループの厳しい現実を直視しているが、じつはAKB48とSNH48がともに通奏低音になっている点が面白い。中国国内の女性アイドルグループを語る時、SNH48は避けて通れないということだ。

中国の人気司会者・張紹剛(チャン・シャオガン)さんが案内役で、育成系女性アイドルグループを一般の視聴者に解説するというつくり。

韓国「Produce101」から版権を買った番組なのに、韓国アイドルの話がほとんどなく、AKB48が一貫して成功例とされているのは『創造101』が育成系アイドルを目指しているからだろう。

当然だが、このPR映像は台本どおりに作り込まれたもので、決して本物のドキュメンタリーではない。

第一回:中国で一番人気なのはSNH48よね

冒頭から張紹剛さんが来日し、AKB48さいたまスーパーアリーナ・コンサートを観るところ。歌もダンスも上手くないのに、なぜ日本最大のグループになったのかを理解しようとやって来た設定。

アイドルとファンが物語を共有して「成長」していく、それが育成系の魅力だという結論はこのPR映像の第三回まで一貫している。

その上で中国で育成系アイドルが定着しない原因を、家族、メンバー、経営者などの観点から解説している。

第一回は、中国の「Hello Girls」という常設劇場のないグループを例として、ほとんどテレビ出演の機会もなく、いわゆる「営業」の仕事で食べていく必要がある現状を紹介。聚美優品という企業の投資で結成されたグループらしい。

とある企業の大規模な新年会に呼ばれて踊っているが、観客の社員はあくびをしている。

その次に登場するのは、極創引力文化伝媒有限公司の運営する「JCタレント学院」の女性グループ「庫奇卡(クチカー)」の「Yamy」。

彼女は2017年中国で大人気になった番組『中国有嘻哈 THE RAP OF CHINA』の参加選手だが、無名のタレントであることは間違いない。映像には同社のレッスン総監督も登場している。

会議室で彼女たちが観ている女性グループの中に、SNH48の「7SENSES」が登場し、Yamyたちが「いま(中国で)いちばん人気なのはSNH48だよね」と話しているのは先日ご紹介したとおり。

そして第一回の主役「Hello Girls」メンバー・張楚寒(チャン・チューハン)が旧正月に実家に帰って、父親と対立し、メインキャスターの張紹剛さんに説得される設定の場面が始まる。

彼女は実家に帰るたびに父親に説教されてうんざりだと話し、その言葉どおり食事中、父親役の俳優さんが将来性のない仕事はやめろと説教を始める。

父親の希望は北京舞踏学院という単科大学に娘を入学させ、まともな芸術教育を受けた後、代課教師にすること。

同大学は北京電影学院、中央戯劇学院、上海戯劇学院、中国人民解放軍芸術学院とならぶ五大芸術家育成学校らしい。チャン・ツィイー(章子怡)が同校を卒業後、中央戯劇学院に入学したとのこと。

「代課教師」とは中国の農村地区などの教師不足を補う臨時教師のことで、正規の教師より待遇は悪いらしい。それでも女性アイドルグループより安定しているというのが父親の考え、という設定。

娘に対する説教の中で父親役の俳優が、国内外の女性グループの環境がまったく違うことを、PR映像の視聴者に分かりやすく説明している(笑)。

この説教の場面、父親と娘の対話はカット割りされており、説教が終わったところで手持ちカメラに切り替わるのは、かなりよく考えられた演出だ。

父親に説教されて落胆するが、それでも一回かぎりの人生で、華々しく舞台に立つ夢をあきらめきれない少女、その少女に感情移入させて『創造101』の番組の主旨につなげるというねらいだろう。

その後、張紹剛さんが父と娘の口論の映像を観て、父親の説得に訪れるという設定。実際には同じ日にロケをしているに決まっているが。

以上、第一回放送分の基本的な主張は、社会の発展にともない文化は多様化し、女性グループへの需要が生まれる。女性グループに無知なまま先入観だけで判断してはいけない、ということ。

最後のカットで張紹剛さんが、次回は、女性グループの運営実態やメンバーの生活を見てみましょうと、父親への目線で話しているのは演出ミスだろうか(笑)。

ちなみにこのPR映像は、毎回最後にプロダクト・プレイスメントがある。

Hello Girlsの張楚寒がマクドナルドのスイーツを持っている。

第二回:北京電影学院学生の元SNH48一期生が地下アイドル生活

第二回はTV番組で華々しくデビューした「蜜蜂少女隊」のパッとしない現状について、張紹剛さんが同グループの宿舎を訪れてメンバーにインタビュー。

ここでも両親の世代が女性グループに無理解であることがテーマになっている。

「蜜蜂少女隊」メンバーは、有名タレントになる夢をもちながらも、人気が出なければ実家に帰り、結婚するまで不安定な生活を強いられることは覚悟している。

次は上海「Cherry Girls」メンバーの陳語嫣(チャン・ユーイェン)。父親が借金をしたため、豊かな生活から一転、家を手放したため、家計を支えるために宿舎が提供される女性アイドルグループに入団したとのこと。これは本当だろう。

旧正月に実家に帰り、親戚がそろった食事の場で、ここ数か月給料が出ない実情を打ち明ける。

「Cherry Girls」の運営会社が資金難で2017年8月ごろからギャラが止まり、メンバーが次々退団したというのも、おそらく本当の話。

後で出てくるが、広州「1931」や上海「ATF」という中国地下アイドル業界ではそこそこ有名なグループが、2017年年末に連続して解散している。

彼女の夢はいつかテレビに出て有名タレントになり、家族に家を買ってあげること。これはSNH48メンバーもよく半分冗談で口にする将来の夢だ。

次に登場するのが、上海SNH48ファンのツボにはまる元SNH48一期生の王費澌(ワン・フェイスー)。今は北京の地下アイドル「Another舞団」のプロデューサ兼メンバー。

現地SNH48ファンからは「太り過ぎ」というコメント多数(笑)。本人も中国ツイッターで「太った私をじっくり観られるよ」と自虐ネタにしていた。

じつは彼女は秀才で、上述の五大芸術大学の一つ北京電影学院に合格、上海のアイドル活動と北京の学業の両立が難しくなって退団している。

ただ、彼女のエピソード部分の台本はやや粗雑だ。彼女がライブ告知を忘れて観客が一人もおらず、街に出て通りすがりの人にライブに来てもらうようお願いしに行く。

ただ、上海SNH48も結成当初、街頭で公演の宣伝ビラ配りをして城管(警察官)にとめられたのは本当の話。地下アイドルの実態を象徴的に表現しているといえる。

彼女いわく、アイドルにとっていちばん重要なのは、体型や顔面偏差値ではなく、本当にアイドルが好きなファンがいて、アイドルをすることが好きだということ。

アイドルの自己目的化というパターンもあるということだが、これは一般視聴者は理解不能だろう。

それにしても王費澌がいまだにメイドカフェで『ヘビーローテーション』を歌っているのは、ちょっと悲しい感じもする。なお彼女はこのPR映像には出ているが『創造101』には参加しない。

そしてふたたび「蜜蜂少女隊」。専用劇場をもつ標準的な日本式アイドルとして紹介されている。

張紹剛さんは劇場観覧で、最初はステージやファンの独特な応援に気まずさを感じるが、舞台とファンの一体感や、メンバーの目の輝きに次第にこころ動かされる、という設定。

張紹剛さんがメンバーにインタビューした後、感想としてこう語っている。一般人が女性アイドルグループに対して持つ疑問は、メンバーたち自身がいちばんよく分かっている。しかし誰も正解を持っていない。

それでも歩き続けるのは、ファンの声援があるから。

次は握手会、生写真、応援グッズなど、日本式女性アイドルグループの「ファン経済」について基礎知識を一般視聴者に解説。

次に登場する「Cherry Girls」ファンの男性も、上海SNH48ファンにとってはツボ。まず彼のTシャツが「道重依存」である時点で草。もちろんハロプロの道重さゆみのこと。

彼が女性アイドルのファンを始めたきっかけは、元上海SNH48一期生ドンちゃん(董芷依)。その後SNH48二期生チームNII結成でシャオスー(林思意)のファンになる。ここでもSNH48が登場する。

職場の北京から毎週上海SNH48劇場まで通っていたが、父親が急逝。久しぶりに握手会でシャオスー(林思意)と会ったとき、シャオスーがこう話してくれたと話している。

「ずいぶん長いこと来なかったよね」

「ちょっと家族の事情があって。父親が死んだんだ」

「だいじょうぶ。これからは私があなたの家族だから」

ファン経済の核心にメンバーとファンの価値観や感情の共有があると解説されている。何だかSNH48の好感度が上がりまくりで、このPR映像制作スタッフの皆さんには感謝。

次はアイドルファンの飲み会の様子だが、ここでも上海SNH48と姉妹グループ北京BEJ48のファンが登場。全員、北京電影学院の秀才だ。

上から上海SNH48二期生エディン(陳佳瑩)、四期生ニュース(孫歆文)、北京BEJ48チームBロータス(林溪荷)の「推しタオル」。

やはり『創造101』制作陣も今の中国で最も「ファン経済」が成功しているのはSNH48だと考えているようだ。

北京BEJ48チームEシャオシン(頊凘煬)の「単推王」(総選挙で特定のメンバーに最もお金を使って投票したファン)が登場している。

この部分は秀才にアイドルファンの心情を合理的に語らせることで、知的水準の高い視聴者も説得するねらいだろう。

ファンのアイドルに対する思いは、アイドルの「キャラ設定」という虚構の上に辛うじて成立している不安定なものである。

育成系アイドルがファンとアイドルの感情の共有や共同の成長を特長としつつ、ファンとアイドルの間には厳然とした壁がある。

他人に対する感情全般について、それが真実か虚構かは究極的には問題にならない。自分が得られる感情が真実だと思えれば、それが家族であれ、恋人であれ、社会全体であれ、配偶者であれ、アイドルであれ、どれも選択肢になる。

こういった内容を北京電影学院の秀才たちが語っている。

次の部分では、投資家がアイドルグループへの投資を短期に回収しようとするのは、「育成系」コンセプトと矛盾する点を問題にしている。

ここで「蜜蜂少女隊」CEOが登場。「まず投資ありき」という中国女性アイドルグループの実態を率直に語る。

張紹剛さんが、億単位の投資で設立された女性アイドルグループが次々解散している現実を質問すると、「蜜蜂少女隊」CEOは、上場へ向けて特定の投資家に依存しない資本政策へ転換を完了しており、その可能性はないと答える。

このあたりの話、実はかなり重要。

上海SNH48も結成当初はエンジェル投資家である陳悦天さんへの依存度が高く、彼の影響力が大きかったが、いまは複数の投資会社から資金を得て、特定の株主に左右されない通常の株式会社に転換している。

つぎに張紹剛さんは個々のメンバーの学業と将来の就職への影響について同CEOに質問するが、アイドルという仕事で得られる社会経験について、CEOの回答は要を得ず、単なる願望であることを認める。

論点は再びアイドルの将来について、体系的で明確なキャリアパスがない点に移る。

次回はアイドルグループのメンバー自身を通じて、アイドルになることで実質的に得られるものを探ろう、ということになる。

最後は元SNH48一期生・王費澌の無理やりなプロダクト・プレイスメント(笑)

第三回:元SNH48三期生陳怡馨の妹が「創造101」でアイドル再挑戦

最初の部分は、2017年末に解散した広州「1931」メンバー陳怡凡(チェン・イーファン)が登場。「1931」は5億元の資本で設立、たった3年で解散したグループ。

彼女は元SNH48三期生ドゥードゥー(陳怡馨)の妹。バカっぽい話し方がそっくり。「1931」解散から3か月たって宿舎と劇場を訪ねている。

守衛のおじさんに中へ入れてもらえないので、入居者募集中の横断幕にある不動産会社に電話し、入居を検討中の客のフリをして入れてもらうという頭の良さ。賃料は一か月55万人民元(約900万円)というリアルな数字が出てくる(笑)。

公演衣装が一着あたり約3,000元(約5万円)とのことだが、上海SNH48はもっと安く作っているはず。

元「1931」運営会社・歓聚伝媒のマネージャーが登場して、ファンに罵倒され続ける運営スタッフの苦労を語っている。AKB48、SNH48含めて、これはどの女性アイドルグループも同じ(笑)。

次は上海「Cherry Girls」メンバーが集まって、給料を払ってくれない運営会社の窮状にグチを言い合うという設定。

「Cherry Girls」は元SNH48二期生アイコ(沈之琳)の姉のMiyo(沈之瑾)が所属していたグループだが、最近二人とも来日して日本の地下アイドル「P.IDL」に加入した。

メンバーの一人は以前ネット生放送の生主で月収が10万元以上あり、貯金ができたので100万元を不動産に投資していると話している。Cherry Girlsに何をしに来たのか不明(笑)。

そして同グループの頼りなさそうなCEOが登場し、2017年は投資環境全体が悪く、投資の回収を急ぐ投資家が女性アイドルグループへの投資をためらったことを低迷の原因としている。

その次は楽華娯楽のCEOが登場し、中国のメディア環境は新人にチャンスを与えないと語る。

ここでNHK紅白歌合戦の映像がインサートされるのは、日本の国民的番組も新人にチャンスを与えるという意味だろうか。なお楽華娯楽は韓国・宇宙少女の中国側マネジメント会社。

次は上海「Idol School」創設者。タレントの成功は映像作品、映画、バラエティー出演に頼っており、音楽、ファッションモデル、司会の面は未発達だと言っているが、やや見当違いな気がする。

しかしその見当違いな意見を受けて、元EXOタオさん(黃子韜)も中国では音楽が受容されないと語り、張紹剛さんの秋葉原AKB48劇場観覧へ話がつながっている。

日本は世界で「実体(=非ネット配信)」音楽市場規模第二位の国家、AKB48の年間CD売上が5,000万枚を突破しており、日本女性歌手トップとナレーションがある。

これはよくある勘違い。投票券、握手券でかさ上げされたAKB48のCD販売枚数は、日本の音楽産業の発達とは無関係だ。

張紹剛さんがAKB48の劇場公演を観ての間奏は、パフォーマンスよりファンの印象が強かったという設定。

アリーナコンサートでも歌やダンスの上手い下手は分からないが、アイドルとファンの一体感が良い、これが育成系アイドルだと語る。

ここでようやく本丸のAKS海外事業部・寺田氏が登場。夢の共感がアイドルの本質と語る。

そこからS.H.Eの話に展開するのだが、ここは明らかにムリがある。

アーティストに限らず、野球やサッカー選手でも、長年応援していれば夢や物語を共有できるので、この点はアイドルだけの特徴ではない。だがS.H.EのEllaは今回の『創造101』審査委員の一人なので仕方ない。

ただしその後に来る、中国に女性アイドルグループが定着しない三つの理由はかなりまとも。

・女性グループのファンに対する偏見

・市場戦略のあいまいさ(チャンネルや運営方式)

・メンバー自身も努力の方向性を分かっていないこと

以前からこのブログで書いているように、中国でアイドルファンと言えば女性で、男性ファンに対する偏見は非常に強い。

次の部分はメンバー自身の迷いについて、解散した「1931」陳怡凡に密着している。

ここで姉の元SNH48三期生ドゥードゥー(陳怡馨)が登場。SNH48の記録映像では顔を出しているが、妹との対談の場面で顔にモザイクがかかっている理由は不明。

なお陳怡凡は『創造101』の出演メンバーである。なのになぜかこのPR映像では「新しいアイドル育成番組に応募することにした」と番組名を避けている。

姉との会話の中で彼女は今回の『創造101』を、アイドルになる最後のチャンスだと語り、番組上、落伍者が出るのは番組の第五回からだとネタバレしている。

次に出てくるのは「蜜蜂少女隊」元メンバーがスタンドアップコメディアンに転身したという話。

最後にアイドル産業の活路について、張紹剛さんが業界人に教えを請う部分。

さすがに最後は楽観的な意見ばかりになっている。ここで「やはり中国では難しい」という結論だと『創造101』という番組自体を否定することになるので、当然といえば当然。

ここでAKB48が中国再上陸するAKB48 CHINA総裁・沈志君氏の登場。

2017年下半期から続々と大型、中型、そして数多くの地下アイドルが出てきましたが、どれも持ちこたえられず次々と解散しました。実はこれは新しい物事の本当の発展が必ず通らなければいけないプロセスで、良いことなんです。

このことは、ますますきっちりした運営が必要になり、正規の、プロフェッショナルなグループとメンバーだけがこの事業をやっていけることを意味しています。

生き残ったSNH48グループはきっちりした運営をしていたということになる(汗)。

次は、先ほども登場した大手タレント事務所・楽華娯楽のCEO。

今年(2018年)はアイドル元年の大爆発期になります。これから2年、3年でこのインダストリアル・チェーンは成熟するでしょう。

なぜならインダストリアル・チェーン全体が、収益を上げる方式も含めてはっきりと見えてきて、多くのチャンネルができ、こうした男性グループ、女性グループに、より才能のある人がこの業界に入ってくるからです。

最後に元EXOのタオが語っているのは、やや内向きのこと。

『創造101』が生み出すアイドルグループは純然たるC-POPグループで、音楽にもダンスにもMVにも中国風の要素を入れるべきだ。そうすれば全ての中国人が熱狂するものができると。

でもそれをやらずに成功したのが、タオさんをスターに押し上げたK-POPだと思うのですが…。

最後、張紹剛さんがまとめのセリフをしゃべっている。

アイドル産業への需要は急速に高まっています。インターネット時代が育成した、情報を受け取る習慣、SNSプラットフォームが推進するインタラクションの機能などなどです。

それらすべてが、ファンが集団として気持ちや感情をおたがいに強める後押しをしました。急速に高まる需要はますます強くなっています。

しかし急速な需要の高まりイコール、早く金を儲けることではありません。これは培養が必要な市場なんです。

社長はメンバーを育成するだけでなく、市場だけを育成するのでもなく、市場、運営、ポジショニング、ファン、女性グループ、すべてをいっしょに育成しなければいけません。

そうやって初めてこの対局を進めることができます。そのどれ一つとして欠けてはいけません。

そしてお決まりのプロダクト・プレイスメント。

面白いのがこのカットの直後のメイキングで、張紹剛さんが仕上がった映像を見て「また広告ですか」とツッコミを入れているところ。

こういうクスッと笑える作りになっているところにも、このPR映像の制作スタッフの才能がうかがえる。

以上、通して観るとかなり面白いPR映像になっている。

最初から最後まで、SNH48が今のところ中国で最も人気のあるグループで、『創造101』がまともに相手をすべきグループという位置づけになっているのが、SNH48ファンとしてはうれしいよね~。