中国三大ネット企業テンセント(騰訊)が2018/04/21放送開始した中国版『Produce101』だが、韓国から正式に版権を購入しているにもかかわらず、さっそくいろんなとんでもネタが出てきている。
初歩的すぎるミス
↓第一回放送で最初にAクラスに選ばれたのは、香蕉娯楽所属の張東玥だ。
その後、同じくAクラスに選ばれた可米のSunneeがひな壇のいちばん上に登っていくと・・・
・・・8番が空席だ。初歩的なミス。
101人がいつの間にか95人に
また、101名の練習生のうち、ドラマや映画撮影など、他の仕事を優先させて辞退するメンバーがさっそく出ており、現時点で95名に減ったらしい。
つまり、これら練習生の所属事務所は、この番組は単に顔を売るためだけの目的で、最初からProduce101からデビューするつもりはなかったことになる。
目先のドラマ・映画出演ギャラのほうが大事という、いかにも中国芸能界らしい展開。
実は専属契約を無視して出演してました
中国のブサカワアイドルグループとしてマニアックな人気の「3unshine」が『創造101』に練習生として参加しているが、じつは所属事務所との専属契約を無視して出演していたことが分かった。
下図が2018/04/22に元所属事務所が『創造101』番組制作陣に送った、弁護士書簡。
「3unshine」の3人が一方的に専属契約を破棄し、まだ北京の裁判所で二審の裁判中にもかかわらず、『創造101』が3人を出演させている。即時、出演停止させなければ法的手段も辞さない、という書簡だ。
どこかで聞いたことのある16人チーム制を取り入れる
『創造101』の番組収録は順調に(?)進んでいるらしいが、収録に参加した現地『創造101』ファンによると、途中で新たな対戦ルールが出てくるらしい。
101人の練習生が16人1チームに分けられ、2チームずつ登場、左右に分かれた舞台で対決するというルールだ。
『創造101』練習生は101人、16で割り切れないのに、なぜ無理やり16人ずつチーム分けするのか。
これはもうAKB48運営が韓国でいま収録中の『Produce48』からのパクリとしか考えられない。
『Produce48』は韓国側、日本側それぞれ48人ずつ参加し、合計96人で勝ち抜き戦をするとのことだ。
48系ファンの方ならご承知のように、48系グループにとって16という数字は特別な意味がある。16人で1チーム、一公演は16曲。
AKB48運営会社はこんな中国版『Produce101』にAKB48 CHINAの予備生2人を出演させているが、大丈夫だろうか。
第一回放送からまだ3日しか経っていないのに、これだけ面白いネタが出てくる。
おそらく中国版『創造101』はまだまだとんでもネタを提供してくれるだろう。
ちなみにSNH48グループは、姉妹グループの北京BEJ48、瀋陽SHY48、重慶CKG48が相変わらずさえないけれど、地道に定常運転しているので、ご心配なく。
派手に花火を打ち上げるのではなく、あくまで劇場公演を基盤に、地道に、気長に運営するのが48系の王道だと思う。