中国版『Produce101(創造101)』元SNH48、AKB48 CHINAは今のところ全員D班(汗)

中国三大ネット企業テンセントが韓国から正式に版権を購入してネット放送中の中国版『Produce101(創造101)』。

現地ファンによると今までの中国の女性アイドルグループ・オーディション番組と大して変わらないとのこと。

たとえば2016年浙江衛星テレビ放送で「蜜蜂少女隊」を産み出した同名の番組など、すでに『Produce101』をパクっているので、大して新鮮味はないらしい。

とりあえずAKB48 CHINA予備生の2人がどうなったか、ご報告。

今回2018/04/28の第2回放送分、10:50あたりで、2人で『ヘビーローテーション』をパフォーマンス。

この曲はサビ始まりだが、冒頭のサビしか放送されていない。

SNH48カバー版は『無尽旋転(無限の回転)』という直訳に近いタイトルだが、AKB48 CHINAバージョンは『閃亮的幸運(キラキラの幸運)』というタイトル。

訳詞は王雅君という台湾の女性作詞家で、アンジェラ・チャン『隱形的翅膀』などヒット曲の作詞を手がけている。このあたりはさすがAKB48 CHINA、手を抜いていない。

だた、SNH48結成当初はもとの日本語を逐語訳するという日本側の要求があった。

なので、当時のSNH48訳詞者・顧瑞さんは、現地AKB48ファンから「中国語としてぜんぜんダメ」と言われながら作詞していた。

AKB48運営会社の方針変更ということかもしれない。

第2回放送分で、中国版『Produce101』制作陣がAKB48 CHINAにたいする評価を、参加者のSING女団・賴美雲にしゃべらせている。

なお、SING女団はデビュー当初、AKB48とK-POPの混合路線だったが、今は純中国風に路線変更している。

SING女団・賴美雲:
AKB48のああいうカルチャーはもっと舞台で感染力と表現力があって、一般大衆の友だちだったら、彼女たちをすごくカワイイと思うだろうけど、(こういう舞台では)ちょっと受け入れられないというか。私はやっぱり彼女たちが心配。

このコメントだけで、中国版『Produce101』のAKB48 CHINAに対する評価は固まったように見える。

このコメントのあと、ダンス審査委員の王一博が「すごくパワフル」、歌唱審査委員の張傑が「エキサイティング」とひとことだけ、編集で入っている。

AKB48 CHINAが予備生2名をこの番組に送り込んだのは失敗だったんじゃないかと個人的に思う。

けっしてAKB48 CHINA自体がダメなのではなくて、この番組のK-POP路線と合わないからだ。

ちなみに、この番組の評価は上からA、B、C、D、F班。E班はない。

AKB48 CHINA予備生 劉念はC班からD班に降格。

AKB48 CHINA予備生 毛唯嘉はD班のまま。結果、二人ともD班。

その他、SNH48関連の参加者。

↓元SNH48二期生の張瑜紋はB班の好スタートだったが、D班へ2段階降格。

↓バークリー音楽大学卒、元SNH48八期生の葛佳慧はD班。

ということで、中国の48系の参加者は中国版『Produce101』的には、今のところ全員いちばん下から2つめのD班ということで(汗)。