上海SNH48第五回総選挙の秋葉原広告に「野鸡」の貼り紙?

SNH48運営会社が秋葉原に出稿した第五回総選挙シリンダー広告で、ちょっと香ばしい事件が起こった。

去年第四回総選挙で「四千年に一人の美少女」ことキクちゃん(鞠婧禕)につぐ第2位、今年は第1位を狙う李藝彤(リー・イートン)のポスターに「野鸡」という紙が貼られたらしい。

まずこの写真自体が合成かもしれない。夜中のうちにはがされている可能性はあるが、秋葉原で実際に見かけた方はツイッターのsnh48infoまでメンション下さい(汗)。

合成写真でないとすると、日本在住の中国人どうしのケンカという香ばしい事件になる。

「野鸡」は簡体字、繁体字なら「野雞」、日本語なら「野鶏」でニワトリという字は「鸡」「雞」「鶏」と微妙に違う。この貼り紙は簡体字で、普通に考えれば台湾や香港ではなく中国大陸の人が貼ったものだ。

中国語で「野鸡」は単に野生のニワトリではなく、バッタモノ、不正に入手した資格、いちばん悪い意味では売春婦など悪い意味しかない。

中国大陸のAKB48・坂道系ファンはSNH48グループの別称として「野鸡团」をよく使う。この貼り紙も普通に考えれば日本在住の中国大陸のAKB48・坂道系ファンが貼り付けたのだろう、となる。

逆に、日本在住のSNH48ファンがAKB48ファンの評判を悪くするために、AKB48ファンになりすまして貼ったという深読みもできる。

さらに中国5ちゃんねるでは、貼り紙の右側が破られているように見え、もともと「野鸡团」だったのを「团」だけ破り捨てたのでは、という読みがある。

もしそうだとすると事情はさらに複雑になる。最初は日本在住のAKB48ファンがSNH48集団全体をディスるために「野鸡团」と貼り紙をしたが、その「团(団)」の字を破って「野鸡」だけを残した。

そして「野鸡」が貼られているのが李藝彤のポスターで、李藝彤が現地で「鸡」と関係づけて呼ばれるため、この貼り紙は李藝彤へのディスりに意味が変わることになる。

つまり、AKB48ファンがSNH48グループ全体をディスるための貼り紙から「団」が破り捨てられ、結果的に李藝彤のディスりになったとすると、最後に「団」を破ったのはSNH48ファンのうちの李藝彤アンチかもしれない、となる。

するとこの事件には、日本在住のAKB48ファン、SNH48ファン、SNH48ファンのうち李藝彤のアンチ、という3種類の中国人が関わっていることになり香ばしさが倍増する。

いずれにせよ以上のどれが本当だとしても、日本でこういう香ばしい事件が起こるくらいSNH48の存在感が高まっている証拠だろう。アンチもディスりも存在感のバロメーターなので。