昨日2018/10/13の上海SNH48 Team X まるこ(楊韞玉)誕生日記念公演(いわゆる生誕祭)が彼女の卒業公演だった。中国5ちゃんねるのスレッドで気づいたが、あやうく見逃すところだった。
彼女のあだ名「まるこ」は中国語では「馬路口(マールーコウ)」と書かれ、「交差点」の意味になるが、『ちびまる子ちゃん』から来ている。
SNH48は二期生の丁紫妍以降、運営が正式に卒業公演を行うことはなく、メンバーと現地ファンの暗黙の了解で「この日が卒業公演」ということになる。
まるこの誕生日特別パフォーマンスと、ファン、メンバーからのお祝いコーナーカットはこちらの動画。
誕生日お祝いカットは66分間もある。AKB48グループの生誕祭ではありえない長さだが、時間を気にせず心ゆくまでメンバーとファンがお祝いできるのは、SNH48グループの生誕祭の良さだろう。他のメンバーの生誕祭も同じように長時間になるのがほとんど。
まるこの生誕祭でいちばん重要な部分は、後半、炭酸(張丹三)がスマホを見ながらまるこあての手紙を読んでいるところだがすべて聞き取れないのが残念。
ひとことで言うと、いちばん大事な人が誰なのかは、身近にいなくなって初めて気づくということだろうと理解した。炭酸にとってまるこはSNH48入団以来3年10か月の中で、心を開いて話せる唯一のメンバーだったとのこと。
SNH48 Team Xは今年2018/02/03の第四回リクエストアワーで発表された「大組閣」(チーム間のメンバー入れ替え)ではチームそのものがなくなったTeam XIIなどと比べると、それほど大きな影響を受けていない。
ただ、元キャプテンの李晶や、人気メンバーの汪束、林憶寧などが退団し、閆明筠と張韻雯の親友二人組は張韻雯が退団、閆明筠は北京BEJ48に移籍。
たった17歳でキャプテンを引き継いだスイスイ(楊冰怡)が現地ファンからディスられつつ、大きなプレッシャーを感じているのはたしかで、上の誕生日お祝いコーナーの最後にコメントを求められたときも、まるこがいなくなるのが怖いと正直に語っている。(まるこは23歳)
でも48系グループは人数固定だったり、人数の少ないグループと違って、こうしてたびたびメンバーの入れ替わりがあるから、観客を飽きさせない物語になるんだろうと思う。
卒業、退団するメンバーへの現地ファンの決まり文句は「前程似錦」、これからの道のりが錦のようにすばらしいものでありますように。