映画『ウィンター・ソング Perhaps Love』より『十字街頭』チャイナドレス、SHINeeテミン『さよならひとり』

上海SNH48第六回総選挙結果発表コンサート2019/07/27に向け、すでに投票が始まっており、各メンバーが公演でアピールパフォーマンスと「演説会」をやっている。

とても全員分をフォローしきれないので、ここ数日で筆者が面白いと思ったもの(どうしても広州GNZ48が多くなってしまう)と、YouTubeで見つけたものをご紹介。

といってもアピールパフォーマンスとメンバーの生誕祭(誕生日記念公演)の特別パフォーマンスが同じ日になることが多いので、そちらも含めて取り上げる。

まず、安定のチャイナドレス。

北京BEJ48 Team B MIMI(陳美君:上海SNH48五期生から移籍)の生誕祭パフォーマンスで、香港映画『Perhaps Love』より『十字街頭』

後半、男性役メンバーが登場してからが見ごたえがある。

北京BEJ48 Team Bは以前ご紹介したミュージカル『Chicago』の『Cell Block Tango』もふくめ、特別曲のパフォーマンスのすごさにはいつも圧倒される。

北京BEJ48メンバーなので忘れがちだが、MIMI(陳美君)は広東省出身で、この日の生誕祭ではビビアン・チョウ(周慧敏)の広東語曲『最愛』も歌っている。

次は、広州GNZ48 Team Z 謝菲菲(シエ・フェイフェイ)の総選挙アピールパフォーマンス。

霍尊(フオ・ツゥン)という中国の「国風」男性歌手が歌う『卷珠簾』(2015年)という曲。

こちらも中華風だが、伝統舞踊寄りのパワフルな創作ダンス。

彼女の経歴については少し前に、彼女自身の書き込みを日本語試訳しているのでそちらを参照のこと。

裕福な家庭に生まれたが、両親がダマされて多額の借金を背負って以降、自分で自分の生活費を稼ぐなどかなり苦労をしてきた人。そのタフさが力強いダンスに表現されている気がする。

最後は、日本語K-POP曲。

広州GNZ48 Team Zルイツ(龍亦瑞)のSHINeeテミン『さよならひとり』

ほぼオリジナルのダンスのコピーのようだ。後ろの液晶スクリーンの事前録画とのシンクロが見どころ。

ところで彼女は、今回の総選挙のマニフェスト動画も異常にすばらしい。

BGMは広州GNZ48 Team G全曲オリジナル公演『双面偶像』の『回旋处(ラウンドアバウト)』。

この映像、中盤以降の短いカットの構図がいちいち美しく、広州の映像制作スタッフのセンスがとびぬけて良いことがよく分かる。(この映像はロケ地の良さが半分以上だけれど)

ところで、SNH48グループ全体として、いつから劇場で日本語曲がOKになったのか教えてほしい(汗)。

たぶんあちらでは暗黙の了解で、日本語の扱いがだんだんと厳しくなったり、ゆるくなったり、ということだと思う。