AKS中国再上陸のAKB48 Team SHも香港デモにハッキリと反対の意思表明

AKS中国再上陸のAKB48 Team SHがようやく香港の引き渡し条例反対運動に対して、ハッキリと香港行政府支持を表明した。

中国ツイッター(新浪微博)上で、AKB48 Team SH運営会社(上海尚越)と主要メンバーがそろって「香港は永遠に中国の一部」というハッシュタグで中国中央テレビのツイートをリツイートした。

↓こちらはAKB48 Team SH運営会社のリツイート

「中国を愛します、香港を愛します、祖国の土地のすべての部分を愛します」という文面。

↓メンバー分はキャプテンの毛唯嘉の画面ショットだけ貼っておく。

「私は中国を愛しています。香港を愛しています。私は自分が中国人の一人であることを誇りに思っています!!」と書かれている。

くり返しになるが、このレベルの愛国ツイートは上海SNH48グループであれば当然のことだ。

AKB48 Team SHも中国のアイドルとして当然の態度表明をするようになったということだろう。

次に話題になりそうなのは、2020/01に行われる台湾総統選に向け、台湾国民党と民進党の間で対中関係が争点としてますますホットになって来たときだろう。

AKB48 Team SHは当然、台湾を独立国とみなす考え方にハッキリと反対するはずだ。そしてAKB48 Team TPとの関係で深刻な矛盾をかかえることになる。

すでにAKB48から独立し、台湾に姉妹グループがないSNH48にその心配は全くない。

ところで今回の件で共産党が中国ツイッターで面白いキャンペーンを打っていた。

↓それが昨日深夜のこちらのツイート

「私たち全員には阿中という名前のアイドルがいる」というハッシュタグで、祖国である中国を14億中国人のアイドルとして応援しよう、守ろう、というキャンペーンだ。

「阿~」という呼び名は、ご承知のとおり親しみを込めた呼称として一般的で、例えば上海SNH48三期生の張昕は「阿昕(シンちゃん)」と呼ばれることもある。

「中国ちゃん」という軽いノリで愛国心を確認するキャンペーンで、中には「中国人女性がアイドルの追っかけをする正しい方法」と題して、「中国ちゃん」のプロフィールを紹介するツイートがあったりする。

「お母さん(媽媽)」になったり「お兄さん(哥哥)」になったり性別不明のアイドルのように見えるが、女性アイドルをわざと「お兄さん(哥哥)」と呼ぶのはよくあることで、基本、中国という祖国は「デビュー70周年」の女性アイドルという位置づけだ。

ここで擬人化まで行かないところが、中国の限界だろう(←違う)。