上海SNH48小ネタ。SNH48七期生ココイー(呂一)が自分の生誕祭(誕生日記念公演)に『綠草地上的奇蹟(草原の奇跡)』を歌いたいとスタッフに相談したら・・・
下図は公式アプリ「Pocket48」の書き込み。
呂一:草原の奇跡
呂一:この歌
呂一:生誕祭で歌っちゃダメだって
呂一:team tpの歌だから
下図は呂一とスタッフのWeChatの会話の画面ショット。
スタッフ:ダメ
スタッフ:台北と私たち同じ会社じゃないから
呂一:ハハハハハハハハハハハハハハハハハ
呂一:わかった
どうやら現地ファン的にはこの「単位」という単語がツボにハマるらしい。「公司(会社)」ではなく「単位」という表現のどこがツボるのか、お分かりの方は教えて下さい(汗)。
『草原の奇跡』音源が使えないのは、たぶんSNH48運営会社が結成時に購入したAKB48楽曲の版権に入っていないからだろう。
最後にAKB48 Team TPバージョン『草原の奇跡』をどうぞ
2019/08/17追記:現地ファンの方から「単位」と「公司」のニュアンスを教えて頂いた。「単位」は基本的に1970年代より前に生まれた人が使う少し古い言葉で、語源は社会主義時代の(というかこの現地ファンが社会主義時代を過去のものとして語っていること自体が面白い)就職先、例えば学校は「事業単位」、国営や市営工場は「企事業単位」という公有制の会社を指していた。
その後、民営企業にも「単位」を使うようになったが、SNH48スタッフのような若者が古臭い言葉をつかうこと自体が笑えるし、「Team TPもまた社会主義建設の同志であり、たまたま『単位』が違うだけで同じ仲間である」というニュアンスがあるのでツボったとのこと。
なるほど、奥深い(笑)。