瀋陽SHY48チームHIII 王金銘の処分が2017/08/26(土)に一日繰り上げて発表された。
「SNH48六期生、SHY48チームHIIIメンバー王金銘の『SHY48メンバー行動規範規則』の重大な違反につき、弊社はタレント管理規則の関連する条項に基づき、検討の結果、王金銘に以下の処罰を行う。
1. 即日、無期限で王金銘のすべてのレッスンおよび芸能活動を停止。
2. 『専属タレント合意書』の関連条項に基づき、弊社は法的手段により合法的な権利を守る」
要するに強制退団、かつ、損害賠償請求します、ということ。
学業とアイドル業を両立するために、わざわざ上海SNH48六期生から瀋陽SHY48チームHIIIに移籍したのに、あっけなく終わってしまった。
ちなみに、2017/04に入団後も男性と交際をつづけていたことで処分された、チームHIII張雲夢のときは、瀋陽SHY48の中国ツイッター(新浪微博)公式アカウントで下記のように「公告」されていた。
右上の閲覧数が21万回を超えているのが、そんなにスキャンダルが好きなんかい!と笑える。
同じく「SHY48メンバー行動規範」に対する違反だが、「レッドカード1枚、しばらく劇場公演参加停止、ならびに、すべてのイベントおよび対外的なPR活動の受付をしばらく停止」とのこと。
張雲夢の処分は最初から「しばらく停止(暫停)」とあり、復帰させる予定だったことがわかる。
「レッドカード」はサッカーと同じく、その試合からは退場というだけで、次の試合には出場できるので「暫停」と言っていたのだろう。
王金銘の場合は、サッカー選手そのものを辞めろという処分だ。
王金銘について運営会社は違約金請求のための法的手段を取ると言っているので、彼女がしでかした事実関係については確証があるということだろう。
つまり、先日ここで取り上げた「タブル王金銘事件」の当事者のうち、男・王金銘の言い分の方が事実に近いことが確認できたのではないか、と思われる。
こんなことがあると瀋陽SHY48全体の足を引っ張ることになるじゃないか!と思うけれど、意外にスキャンダルは現地SNH48フォロワーの目を、瀋陽SHY48に向けるきっかけになり、必ずしも瀋陽SHY48にとって損ばかりとは言えなかったりする。
ただ、彼女は先日の第四回総選挙で、瀋陽SHY48のなかでTOP7になっているので、応援会やファンは何とも言えない気持ちかもしれない。