SNH48チームHII三期生クマちゃん(李清揚)は、運営会社と相談の結果、残ることに決めたようだ。2015/08/02 23:15(現地時間)の長文ツイートを日本語試訳する。
実は最初に退団のことを発表したとき私の心は固く決まっていました。でも当時は確かに衝動的になっていて、全てのことを考慮していなかったかもしれません。
なので皆さんにお話する適当な時機がなくて、後で運営会社と相談して自分でも落ち着いてじっくり考えた後、退団する時期を総選挙の後と決めました。1か月は長くはありませんが…でも事情を少し変えるのには充分だったということでしょう…
それから総選挙の後、8月1日を私の最後の公演と決めました。荷物はすべてまとめて梱包して実家に送りました。飛行機のチケットも買いました…
でもその前の晩のリハのとき、カメちゃん(徐晗)が私を励ましに来ました。それから(チームHIIの)みんなもいっしょに来て私とたくさんおしゃべりしました。
客観的にSNH48に残ることと離れることの利害を分析するのを手伝ってくれて、完全に私の視点に立って私のために考えてくれました。怖がらなくてもいいし、メンツを気にしなくてもいいと言ってくれました。
クマちゃんが口に出して言えなければ、私たちみんながウェイボー(新浪微博)でファンのみんなに伝えてあげるとも言ってくれました。
彼女たちみんながこうやって私を囲んで力づけてくれて、私は心の中でとても感動しました。
自分はここが嫌いっていうことなの?その答えは絶対に違う、です。カメちゃん(徐晗)とウサギ(吳燕文)も夜にかわるがわる私の部屋に来て忠告大会を開いてくれました。
ほとんど話が止まることなく夜中の3時、4時まで…自分も眠くて目を開けてられないくらいになりました。でも私が将来しぶしぶ退団するような時が来るかもしれないと話すまでになったとき……心の中ではとても感動していました。
確かに動揺していました。でも時間がたつのは速くて、翌日の朝、私はまだ考えを決めていませんでした。でもファンのみんながそれを知らずに、今回の公演を私の卒業公演にしてくれていたら、必ず退団しなければいけないと思いました。
それでカメちゃん(徐晗)が私のためにツイートして、じっくり考えることにすると書いてくれました。
でも最後にはやっぱり退団しようと決心していました。公演に出て心の中でこれが最後の一回だと分かると、本当は笑いながら完璧にこの公演を完成させるつもりでした。
でも舞台に立って、最初に劇場を見に来て客席で私を見ているファンの皆さんの目をわくわくしながら見たときのことを思い出して、私のチームメイトたちを見て、私たちが入団したばかりの時から今までのことを回想して、こうしたこと全てをもうすぐお別れしなきゃいけないことを思い出して、これからは二度と舞台で踊れないんだということを思い出して、泣きたい思いをこらえきれませんでした。
明らかに自分はここがとても好きだ。なのになぜ今少し怖さを感じてるんだろう。なのになぜ今みたいにこうして間もなく退団するとなると、まるで自分がそんなに強くないみたいなんだろう。
たとえ自分が(SNH48より)さらに好きなことが一つ一つ打ち負かされて、今後嫌いに変わってしまってもそれはありえないことじゃない。他人が私に、なぜ退団するの?と質問するたびに、私は一つも確かな答えを出すことができない。
自分では心の中で分かったつもりだったけど、でもなぜ退団するんだろう?私が自分自身に選んだ答えは、ここには欲しいものがないから、追い求めたいものが別にあるから、という答えだった。
でも、それは自分が手に入れられないから、欲しくないと言っているだけじゃないの?心の中にときどきそういう考えが出て来ましたが、私はあわてて否定しました。私はそういう考えが本当かどうか、認める勇気がありませんでした。
実は自分で自分を縛っていたんです。でもその苦しさは本当でした。やっと外の世界に飛び出してみたいと思うようになりました。
だから私が完全にまったく留まりたいという考えがないなんてことが、どうしてありえるでしょうか…
少しも離れがたいと思わないなんてことが、どうしてあるでしょうか……
公演が終わって、私は退団する決心をしていましたが、内心はやっぱり絶えず揺れ動いていました。バカみたいに一回一回おみくじアプリに、退団すべきか留まるべきか質問してみました。一回目の回答は留まる(85.2%)、退団する(14.8%)
でも私はやっぱりツイートして、ツイッターの「サークル」から抜けました。これで全てが終わったとばかり思っていました。
今日カメちゃん(徐晗)がまたみんなを連れて私の部屋に来ました…こんなに良いチームメイトと出会えたのは本当にこの上もない幸せです。
彼女たちの一言ひとことが励みになって、私の心の底にあった考えを外に引っ張りだしたんです。
「私は残りたい」
そういう考えが絶えず現れました。でも私は本当に残りたいんだろうか。ファンの皆さんは受け入れられるだろうか。私はみんなにどう思われるだろうか?
…私は自分の心配な気持ちを話しましたが、チームHIIのみんながそれでも私に言いました。
私たちがいれば、あなたはそんなこと心配する必要ない!
彼女たちがこんなにも私を助けてくれて、私がためらっているときに私をひと押ししてくれて、やっと正しい道に向かって歩み出させてくれたことに感謝しています…それに私のためにこんなにも多くのことを背負ってくれて…
それからまた運営会社に相談をしました。会社は喜んで私を引きとどめてくれました。学業の上でも私に優遇政策を与えてくれました。
こういうこと全てに…私はそれ以上何を言うことができるでしょうか…
私は自分が自分で想像しているほど大人じゃないと分かりました。やっぱりまだ子供で、幼稚で、軟弱です。
私が大人じゃなくて、ためらってしまったせいで、みなさんに心配をかけて申し訳ありません。特に私を好きでいてくれるみなさん、みなさんを失望させて…ごめんなさい。
自分がすごくズルいとも思います。みんなからこんなにたくさんの注目と関心を集めておきながら、最後にまた前言を取り消したんですから。
そういうことのすべてをお詫びします…
すべての非難を受け入れます。ごめんなさい。
なので今の決定は、李清揚は引き続きSNH48に残るということです。引き続きSNH48の一員としてみなさんのそばに残るということです……
そうしてもいいですか…