SNH48がついに『ヘビロテ』を歌った中国の番組(日本語字幕つき)

SNH48一期生の6人が、中国湖北衛星テレビ『挑戦女人帮』2013/03/29放送分に出演した模様に、日本語字幕を付けたものを転載する。
中国大陸のテレビでSNH48のメンバーが中国語版『ヘビーローテーション』を歌い、それが放送されたのはこの番組が初めてだ。
ちゃんと中国語版『16人姉妹の歌』の抜粋で、メンバー一人ずつを紹介してくれているのが良心的な番組である。

出演メンバーは、番組中の『ヘビーローテーション』のセンターが湯敏(タン・ミン)。
二列目が左からSAVOKI(趙嘉敏 チャオ・チャーミン)、ヌンチャク(陳思 チェン・スー)。
三列目が左からドンちゃん(董芷依 ドン・チーイー)、momo(莫寒 モー・ハン)、タコちゃん(張語格 チャン・ユーグー)。
今までSNH48メンバーが出演した中国大陸のバラエティー番組と違って、キーボード演奏による生の効果音があったり、番組の流れにツッコミを入れる字幕が出てきたり、台湾のゆるいバラエティー番組に非常に似た演出になっている。
なので、SNH48のようなアイドルグループが出演しやすい雰囲気の番組で、今回は非常に良かったと思う。
陳思(チェン・スー)はいつもどおり、定番ネタのヌンチャクを披露しているが、今まで前面に出たことがない趙嘉敏(チャオ・チャーミン)もダンスでいきなり開脚を見せて活躍している。
SNH48で最強のヲタク属性のmomo(莫寒 モー・ハン)は、今回は目立たなかったが、次回に期待。
ところで、中国語版『16人姉妹の歌』の歌詞が、SNH48でいちばんのAKB48ヲタク、ドンちゃん(董芷依 ドン・チーイー)の部分だけ、正式なものと変わっている。
正式な歌詞では董芷依の後半は「力いっぱいヲタ芸するのは AKBが大好きだから」となっているが、この番組では「ダンスと歌がいちばんの売り 夢を実現する決心をした」と変更されている。
この変更の理由が、中国大陸の一般の視聴者に「ヲタ芸」や「AKB」などと言っても分からないという配慮からか、日中関係によるものかは不明だ。
ただ今回の番組でも、AKB48の名前はまったく出て来なかったし、日本のアイドルグループの姉妹グループであるという説明もなかった。
この辺りは逆に、SNH48が中国国内で視聴者に無用な反感を持たれないための、スタッフやテレビ局側の配慮かもしれない。
ともかく、中国語版『ヘビーローテーション』をまともに歌えたというだけで、この湖北衛星テレビ『挑戦女人帮』はSNH48にとって大きな収穫と言える。