SNH48二期生・王依君(サンディー)が入試に専念で退団とのこと

SNH48二期生の王依君(ワン・イーチュン:サンディー)が退団するようだ。理由は入試に集中するためらしい。

今日2013/12/01の二期生のお別れツイートは以下のとおり。

溫晶婕(ウェン・チンチエ)「お別れはより良い出会いのため」
2013/12/01 12:52

徐言雨(シュー・イェンユー)「私たち永遠に友だちだから!だから、どこにいても、どんなに遠く離れても、この気持、永遠に忘れないよ!」
2013/12/01 12:33
↓『シアターの女神』公演ユニット曲『ロッカールームボーイ』。左から曾艷芬(るり)、黃婷婷(フアン・ティンティン)、王依君(サンディー)、羅蘭(ルオ・ラン)、徐言雨(シュー・イェンユー)



陳佳瑩(チェン・チャーイン)「SNH48-王依君との思い出がいっぱい。(いつもどおり黃婷婷とのツーショットも張るけど。)お休み。」
2013/11/30 22:37
↓一期生『最終ベルが鳴る』公演バックダンサー衣装。左から、王依君(サンディー)、陸婷(LISA)、陳佳瑩(チェン・チャーイン)、沈之琳(シェン・チーリン)、ユーミー(趙粵)、林思意(リン・スーイー)

そして王依君(サンディー)本人のお別れ連続ツイート第四篇。

王依君(サンディー)「永遠のロッカールームボーイ。」
2013/11/30 22:00

なぜ二期生チームNII『シアターの女神』公演が始まってまだ1か月なのに、入試に専念するためという理由で退団するのか。高校3年生であれば、入団前に分かっていたはずでは、という疑問が出てくる。

ここからは筆者の勝手な想像。

過去、一期生の王費澌(ワン・フェイス―)が両親の承諾を得ずにSNH48に入団し、両親が運営と相談して強制的に辞めさせた事例がある。彼女はすでに芸術系の大学生だが、両親の学業専念への意向は強かったのだろう。

その証拠に、王費澌は今も在学しながらAKB48のコスプレグループ「Another舞団」でAKB48のコピーやコスプレイヤーの活動を続けており、未練たっぷりだ。

また、一期生の丁紫妍(ティン・ツーイェン)はご承知のように、両親と運営と相談の上、大学入試に専念するため円満に卒業した。王依君(ワン・イーチュン)と同じ年である。

王依君は江蘇省張家港市で、北京市の王費澌、安徽省銅陵市の丁紫妍よりは、はるかに実家が上海に近い。

たぶんSNH48の活動をしながらでも、学業を続けられると考えて、王依君は両親にも了解を得て入団したのだろう。

とはいえ王依君の実家がある江蘇省張家港市は直線距離で100km離れている。2013/11/21の次のツイートでは、2013/11/16広州コンサート後の休暇で実家に帰ったとき、学業のプレッシャーについて書いている。

王依君(サンディー)「ここ数日実家に帰ってずっと専攻の試験のことで忙しかった。プレッシャーがちょっと大きい感じ。どうしよう!?(T ^ T)」
2013/11/21 21:23

王依君は入団前に、芸能活動的なこは全く経験がないので、SNH48活動の多忙さは予想以上だったのではないか。

中国は日本よりも、欧米型の学歴社会らしい。

日本のように三流大学でも大学さえ出れば何とか就職活動でき、大学での専門と就職が無関係という社会とは違う。本格的な芸能活動をするにも、芸術関係の大学や専門学校を卒業する必要がある。

なので、SNH48のオーディションを受けられる程度に裕福な中流家庭の女の子が、大学(または専門学校)を卒業せず、高卒ということはあり得ない。

SNH48活動との両立ができなければ、退団して学業に専念するしかない。

上海市在住ではなく、これから高校入試や大学・専門学校入試をむかえるメンバーには、少し注目しておく必要がありそうだ。