SNH48チームSIIキャプテンmomo(莫寒)誕生日の超長文ツイート

SNH48チームSIIキャプテンのmomo(莫寒)が誕生日によせて超長文ツイートをしていたので日本語試訳する。原文はこちらから読める

ここから日本語試訳スタート!


今回がSNH48でお祝いする私の三回目の誕生日。

最初の誕生日のときは、まだお披露目公演前のレッスン期間で、花園路にあるレッスン室で、とても小さなところで、事務所区画のロフト部分にあって、もう2か月のレッスンを経験していた。

大小いろんなことがあってこの存在感のまったく無い人(訳註:momo(莫寒)自身のこと)の誕生日なんて省略されて、お披露目公演前で、佐江さんもまりやさんもいて、それからダンスの先生たちもいた。

昼休み、私たちは騙されて上の階に行って、その間にこっそり準備して、何か間違ったことをしたか全く思い当たらないまま階段を降りてみたら、ルビーケーキが「生日快乐」という文字のかたちに並べてあるのが見えた。

仲間たちがいっしょに私たち1月生まれの何人かのメンバーのために誕生日をお祝いしてくれて、それからまたレッスンが始まった。

とても淡々とした流れだったけど、私は生まれて初めてあんなに大勢といっしょに誕生日を過ごしたから、ケーキを食べたとき涙がクリームに混じって、ちょっと甘くて、ちょっと塩っぱかった。


二回目の誕生日のとき、状況はもう180度変化していて、長い長い空白期間の後、私たちは自分たちの劇場まで持っていた。ほんとうの意味で少しだけ気力をもって地に足がついたと思い始めた。とにかく、もう外でたくさんドンパチがあっても、私たちには劇場があるから。

一年の間にいろんなことが変わって、私の最初の劇場での生誕祭は、2014年の頭に始まった。あの時の公演はまだ『長い光』(訳註:『恋愛禁止条例』公演の中国での名称)で、私が舞台に出ると、海のようなスティックライトのが見えた。

喜びがまるで花火みたいにお腹の中から待ちきれずあふれ出して炸裂した。私への花かごや、私の応援会、私の応援旗、みんなが用意してくれたいろんな小物、いろんなサプライズ、ツッコミどころも完全に感動するところも満載の手紙、あんなにすごいプレゼント、あんなにたくさんの祝福、あんなに大勢の、私のキノコちゃんたち(訳註:momo(莫寒)のファンのあだ名)。

本当に自分の庭が絶えず広がっていくのを見ているような感じがして、少しだけ、自分の心の不安がうめられていった。

そして今年の生誕祭は、はっきりと、泣かないことに決めていた……みんなが苦労して準備して、あんなにたくさん心をこめてくれて、本当にとっても感謝してます。あんなにすごい花かご、じつは私ずっとあの花かごの上にあった花が一体何の形なのか分からないの!

あんなにすごい人型の立て看板~そのとおり、私こそマグナス王家の本体なの!腹筋が八つに割れてるのは私!(訳註:この辺りは『アベンジャーズ』ネタ)ルルーシュは私の兄さんで、当然私は絶対ナナリーのはずがない!(訳註:この辺りは『コードギアス』ネタ)

小狼は私のもの!(訳註:これは『カードキャプターさくら』ネタ)セイバーの意思はずっと続いてるの!それから地面にキノコを並べて、ころころ太ってるのは本当にかわいさと面白さの合体だよね!(訳註:これは『League Of Legend』のTeemoのこと)まるで私が一つ一つ割るのを待ってるみたい(ここまで書いて画風が違うことに気付いたよ……実は私はもともと穏やかな文章を書きたかったのに……)

あんな写実的なmoちゃんの横断幕……それで私の画風はとっても可愛い横断幕に完全に汚染されてしまって、こんなになっちゃったけど、ちょうどいい封印解除のチャンスでしょ?

あの缶バッジは本当に飛び上がりそうに可愛い~私だよ私だよ私~特別な場所に付けておいたから~ちょっとだけ秘密だよ~またじっくり見てね~

それからいろいろ新しい顔、外地からやって来たみなさん、本当にお疲れさまです!上海のファンと外地のファンには、不公平なことが起こりやすいでしょ?って質問する人が多いだろうけど、私にとっては、そんなことないよ~どうしてそんな風に分けられるかな、みんな全員が私のキノコちゃんたちだよ~

(訳註:『League of Legends』のTeemo隊長がキノコを武器にしていることから、同オンラインゲームのヘビープレーヤーのmomo(莫寒)のファンのことは「蘑菇(キノコ)」ちゃんたちと呼ばれる)

同じ庭に植えた植物は、近くにいれば当然ずっとしっかり面倒を見られるけど、いちばん遠くにある株は、もっと心をかけて面倒を見てるよ~

そして誕生祝いのコーナーの最大のサプライズは、私のおバカなチームメイトたちが歌ってくれた『同手同脚』だね~本当に心にしみたけど、チームメイトたちはまた私を驚かせて、ほんとにバカな子たちだよ……

未来の一歩一歩の足あとは
互いの夢に向かう前進
途中で風雨にみまわれても
君の手をしっかり握りしめる

未来の一歩一歩の足あとは
頼り合って生きていくこと
互いの約束を忘れないで
私たちは永遠に君のそばにいる

(訳註:以上『同手同脚』の歌詞)

バカな子たち、また私を驚かせて、こんなチームメイトたちは、本当にキャプテンの私にとってはラッキーって言うしかないよ。未来の道はまだ長いから、私たちは当然手に手をとって足並みそろえて歩んでいこう。

(訳注:下の写真は同じチームSII一期生ダイモン(戴萌)が公演の中で誕生祝いのメッセージを読み上げているとき、必死で涙をこらえているmomo(莫寒))

公演が終わっても天地を覆い隠すような祝福~それからグループ内のベテランも新人もだよはは~大ベテランの一人としては、とってもみんながますます美味しくなってくるのを見てとてもうれしい~

ウキウキしながら誕生パーティーのビュッフェで大食いするのを楽しみにしてた!なのに、バカみたい……さすがは私のファン、私のオーラを完全に曇らせた……イカリングとかも唐辛子ソースがちょっと残ってるだけ、パイナップル入り酢豚もきっと果物大好きな私のことを思ってくれてパイナップル数切れだけ残して、パスタも何本かしか残ってないし。そうだよ、数本しか残ってなかったの!

鶏ナンコツの辛みそ炒めはたぶん辛かったから、みんなの悪魔の口に食われる難を逃れたんだろうね……私は泣きたくても涙が出なかったよ。私見せパンの上にカードキャプターさくらのあの白いスカートをはくために、一日中食事してなかったんだからねバカ!

ほら、今回はみんなのために毛血旺と夫妻肺片と水煮肉片は注文しなかったんだから!それからカットケーキ、へへっ、私ってやっぱりSNH48でいちばんカットケーキの超級無敵の強迫症で、一つ一つきっちり大きさをそろえて切ったよ~これからケーキを切るときは私に頼んでね~

それからたくさんプレゼントをもらったよ~羞恥度MAXなのは言うまでもなく、あのエプロン……呼び名からして私自分でいろいろ想像しちゃって、それで羞恥度大だよ!あきらかに恥ずかしすぎだよ!

それから私たちの記念アルバム~私たちが歩んできた路が、一つひとつ記録されてて、みんなお疲れさま~

あっ、そうだ、それからあの手紙のことを忘れてた!去年のあの愛がいっぱいで特別な便箋に美しい筆跡で、ひと目見れば美人がじっくり言葉を考えて段落も明晰に書いたと分かる手紙と比べると、今年のこの手紙は完全に妄想状態で書いた手紙。

(ファンのみんなが生誕祭の準備に忙しいとき。
スタッフ:夜の立食パーティーで手紙を読むコーナーがあるんだけど知ってる?
キノコ1号:手紙?何の手紙?
キノコ2号:あれってなくなったんじゃないの?
スタッフ:劇場ではなくなったけど、立食パーティーに変わったんだよ~
キノコたち:?!!!!何だって!
キノコ1号:2号、君に任せた!
キノコ2号:僕は今こんなに忙しいのに僕に任せるだって?3号ちょっと来い!
キノコ3号:あえて僕に任せるわけだね……任せるって言うなら書くよ!
キノコたち:やっぱりやめた……
キノコ4号:みんなの様子を見てたら、仕方ないから僕が鍋を背負おう!僕が書くよ!………あっ、誰か便箋一枚貸して!~何を書くかな、あらら早く書かないと時間が間に合わないぞ!あらら字を間違ったけど塗りつぶしときゃいいか!あらら便箋が足りないけど裏に書けばいいか!うっ、ちょっと字を素早く書きすぎたみたい……いいやどうせ寒ちゃんも自分の字が読めないから嫌われないだろう!よし書き終わった、適当に折りたたんでちょっといい加減な感じに見えるけど……誰か手紙を入れるもの持ってない?……
キノコ5号:あっ、俺ポチ袋もってるけどこれでいい?……
キノコ4号:いいよ全然問題ない……)

そのとおり、最後にポチ袋が出てきたから、私は中身が毛おじいさん(訳註:毛沢東、つまり紙幣の意味)だと期待してたの!ほらね、私準備の現場を完全に再現したでしょあははははは~私すごすぎ、みんな可愛すぎ!想像するだけで笑いが止まらないよ!でも準備の時間は本当にお疲れさまでした!!!!!猛虎が地にひれ伏す式のおじぎ!

2012年から2015年まで、自慢して言えることは、私は本当にすごく強くなったということ。巨大な不満も自分で背負えるし、いろんなツッコミも笑い話にできると、ゆっくり思い始めた。でも慰められるとやっぱり簡単に声もなく泣いてしまう。

私にもう少しわがままでいいって言ってくれる人はたくさんいるけど、でも私はみんなの前で自分の軟弱な面を絶対に見せたくない。みんな私がすごい人出、さらにすごくなれると信じてくれていいよ。

見て分かるように、私の体はこんなに健康だし、頭もよく働くし、行動力もこんなに強いし、理論はあんなに明晰だし、私を心配してどうするの~人生って、最強の時期は、きっと私の今のこの年齢でしょ。いちばん漆黒の闇だった時期は、私の場合は、過ぎ去ったばかり。

私は今のことを考え始めることにしたの。だってぼんやりと考え始めて一秒たつと、また次の一秒も考えて、また次の一秒も……やぎ座はいつも考えすぎるから。

幸い私の場合智慧を消耗したら、食べ物で補える。毎回みんなが私を「寒宝(寒ちゃん)」とか、「妖精ちゃん」とか、「莫腰」(訳註:momoの腰がくびれていないという定番ネタ)って呼ぶのを聞くたびに、実はうれしくて飛んで行きそうになるんだよ~みんなが認めなくても、私はずっとこれがみんなの私に対する愛の表現だと思って、喜んでその愛を受けとめるよ~

私がこのSNH48に来てから、自分の経歴につれて、観念とか考え方がたくさん、ゆっくり成長してる。これっていわゆる成熟ってことだよね。でも私はやっぱり私で、内心の深いところのあの私は、ずっと変わってない。

社会は一定のものだけど、人は一定じゃなくてこの社会に適応して変化する。ときどき自分が何のために努力しているのかはっきりしなくなることもあるけど、でもよく考えると、みんな違うスタートラインに立っているわけだから、みんながあんなに努力するのは、ただ公平な競争のチャンスを勝ち取るためってことだけ。これこそいちばん根本的な現実だよ。

ときどき私も疲れるけど、でもすごく楽しい。考えなきゃいけないことはあんなにたくさんあるけど、何にもすることがないよりは良いし、たくさんこなして、レベルアップすればするほど、きっともっとたくさん出来るようになるでしょ。

自分が泣きやすいのは変だと思ってるけど、これもまたちょっとは成熟したってことの現れだよね。

会社はときどきスタッフを交代させて、人の出入りは正常なこと。私はキャプテンということもあって、いつも舞台の各方面のスタッフと仕事上の接触がたくさんあるけど、人が入れ替わるたびに、いつもすごく悲しい。

仕事上ゆっくり理解しあって成功させる関係というだけじゃなくて、彼らも私の仲間だって思うでしょ。仕事の上で私の強迫症はかなり重いし、イライラもかなりひどいし、性格もかなりキツいから、いっしょにいて私を受け入れてくれるスタッフには本当にとっても感謝してる~

ある時期、この世界でいちばん孤独だと気付いたのは、誰かが自分の夢のために必死で奮闘しているときに、別の人はただ下らないことをやり終えてるだけっていうこと。いま振り返ってみれば、自分でも何でもないと思う。結局これは自分の路で、人には人の路がある。いまみんなの温かい思いと絆があるから、私はもう孤独だと思わない。

まぁ、いつも思うのは最近だんだんひねくれ者になれなくなってきたってこと……実は私はひねくれた文章を書いてみんなを死ぬほど疲れさせようと思ってたのに……結果やっぱり失敗しちゃった。

年をとるとますます平淡に毎日を過ごせるってわけね~明らかにまだ18歳と60か月なのに……実はこのことを聞くと打撃がさらに強くなるよ……プラス60か月という感覚……いつかはプラス108か月になるわけでしょ……山に登って109人目の豪傑になるべきね。(訳注:『水滸伝』で梁山泊に身を隠したとされる108人の豪傑にちなんで)

毎年この日は、みんなが集会する日にしれくれればいいよ~みんなの心と体がどこにあろうと、みんなこのチャンスを口実にしていっしょに集まって、ツッコミ入れ合って、楽しく遊んで、気持ちをつなげあって、お互い気づかい合って、ついでに私に会いに来る、それ以上のことってないよ~とにかく行ったり来たりしながらも、私はずっとここにいるわけだし、劇場のあの場所は、いつもどおりみんなのためにとっておくからね。

未来ねぇ、えっと未来ねぇ~みんないちばん正確で、平坦で、手っ取り早い路を歩みたいよね。実はどんな路でも、最後に期待どおりの未来にたどり着ければ、私たちはそれでもう成功したってこと。

私はわがままは言わないよ、わがままはいつも最後まで残しておくもの。今回の誕生日は、とても楽しかったね~みんなありがとう、みんな愛してる。

PS:うん、昨日の誕生祝いの動画を見たよ。夜食を減らせって?フフッ、肉をかじりながら鋭い眼光でみんなをにらみつけてあげる!お祝いは受け取ったよ!動画の中に出てくる人たちはナニモノ!!!でもどうであってもみんなのことをとっても愛してるチュッ!~

(訳注:ここからはメンバーが宿舎でmomo(莫寒)に贈ったプレゼントの話)

夜中に物を持って部屋を出て、黙ってドアのところに置いてあったのを見つけたけど、どのお友だちがくれたプレゼントかな!署名もなかったよ!でもこの字を見たら……うん、とっても私のスタイルに合ってる~

さっき溫溫(いちご(溫晶婕))がドアをノックして、私がドアをあけたら人はいなくなってるのにプレゼントは置いてあった。彼女が私に買ってくれたとっても実用的なもののことは忘れない。感激の気持ちを抱きながら開けたら、おでこに黒の縦線が入って白目になったよ……袋いっぱいの薬!

そうだよ!薬だったんだよ!いや違った、それからサプリも!あなたその場で捕まえられて、一発なぐられるのが怖かったから、あんなに素早く逃げたんでしょ!あなたって子は本当に可愛すぎるははは!~

たくさんのメンバーからお祝いを受け取ったけど、これって私があちこち暴れまわってることの現れだよねって言ってる人がいたよ!=。=あなたたちの方がよっぽど暴れまわってるでしょ?とにかく、本当に超うれしい誕生日だったよ!~

(訳注:続きの「鍋を背負ったマンボウmomo(莫寒)百条」は、さすがにネタが満載すぎて訳しきれないので省略(汗))


以上、momo(莫寒)の誕生祝いへの感謝の超長文ツイート。