SNH48チームNII元キャプテン徐言雨に2015/01/08正式な処分通知

事実上すでにチームNIIキャプテンを辞めて退団し、浙江伝媒学院にもどっている徐言雨(雨ちゃん)について、SNH48運営がやっと正式な処分を公表した。

中国ツイッター(新浪微博)SNH48公式アカウントの2015/01/18 19:49のこちらの長文ツイート参照

以下、日本語試訳する。


SNH48二期生、チームNIIキャプテン徐言雨は、2014年11月9日チームNII生誕祭の中で、メンバー規則を順守せず、スタッフとレッスン教師の指導を聞かず、許可なく自らの意志で不適切な衣装で不適切な演目内容を演じ、その行為は運営会社およびチーム内に非常に大きなマイナス面の影響を与えた。

運営会社は調査と討議を経て、その行為に対する処罰を通知する:2014年11月10日より徐言雨に2週間の公演出演停止、かつチームNII体調の職務を一時停止する。

運営会社の処罰通知を受けた後、徐言雨は大学にもどり授業に出席することでグループを離れ、その後微博(訳注:中国ツイッターのこと)等のインターネット上で真実と異なる言論を発表し、ファンの運営会社に対する厳重な誤解を産んだ。

運営会社は上述の状況を知った後、再三にわたり本人および本人の家長と調停の話し合いをし、最終的に徐言雨は運営会社に対して2015年1月7日より帰隊することを承諾した。


しかし今日に至るまで、徐言雨はその帰隊の承諾によらず、かつ運営会社との連絡を拒絶している。徐言雨の上述の行為は『SNH48メンバー行動規範』に厳重に違反するため、ここに徐言雨に対し以下の処罰を下すことを決定した:

1、担当するSNH48チームNIIキャプテンの職務を免職とする;
2、レッドカード一枚、劇場公演参加の無期限停止、全てのイベントおよび対外的なプロモーション活動への請負を停止。


以上、日本語試訳おわり。

生誕祭の不適切なパフォーマンスとは、下の動画の大島優子バージョンの『愛しさのアクセル』のこと。

和服に日本刀の大島優子バージョンのコピーはSNH48運営会社的には完全にアウトだったようだ。

徐言雨もそのリスクは分かっていたはずだが、運営の反対を押し切って大島優子バージョンを踊ったのは、すでに退団する意思があったと考えていいだろう。彼女が退団を決心した本当の理由は、いまだにはっきりしない。

なので運営会社が最後まで本人や家族と交渉して2015/01/07にSNH48にもどることを本人が承諾した、と書いているのも、どこまで真実なのかは分からない。現地ファンもたぶんこの運営会社の文章をすべて真実だと思わないだろう。

そしてこの運営会社の処分発表を読んだ徐言雨は、個人アカウントの2015/01/08 20:15のツイートで次のように書いている。

徐言雨:「まだ褒める価値のあるところがあったんだ、これ(訳注:上記の処分通知)は今までに見たいちばん効率的な仕事だよ」

このように、皮肉たっぷりのコメントだ。

ただ、以前から筆者もIDをよく知っている現地ファンは彼女に対して、元一期生の俞慧文のように、法廷で争わずに20万人民元の賠償金を支払うのは賢明ではない、すぐ弁護士を雇うようにと、とっても現実的なアドバイスをしている。

それに対して徐言雨は「心配しないで、そうするから」と返信している。

SNH48の現地ファンの大半は、単純に徐言雨を「これからもがんばれ」と応援する脳天気な学生さんたちだけれど、現実のシビアさを冷静に助言できるファンがいるところも、SNH48のファンの敬服すべきところだと思う。