SNH48チームNIIキクちゃん、リサ、カチューシャ、テテちゃん@音楽誌『当代歌壇』2015/01号(2)

SNH48チームNII二期生メンバーが中国の音楽誌『当代歌壇』2015/01号に登場。現地ファンが中国2ちゃんねる(百度貼吧)のSNH48掲示板にスキャン画像をアップしていたので転載。

メンバーへのインタビュー部分だけを日本語試訳する。

(2)はキクちゃん(鞠婧禕)とリサ(陸婷)の対談コーナー。

対談コーナー:キクちゃん(鞠婧禕)&リサ(陸婷)

リサ「キクちゃんは老人みたい」

編集部:最初に会った時お互いの印象はどうでしたか?

キクちゃん:(即答)怖かった!

リサ:私のどこが怖いの?!


キクちゃん:だって彼女痩せてたし、Hip-Hopファッションだったから……(リサ自身笑ってよろけた)とてもファッショナブルで、高校でそんなファッションの人なかなか見ないから、いきなり一人の女性を見て、スタイルもいいし、クールだし、ポニーテールだったし、(ふと止まって思い出して)ポニーテールだったよ、それでこの人近寄りがたいと思って、すごく怖い感じがした~

リサ:私の印象の中で菊ちゃんは特にお金持ちっぽくて、特に可愛くて、だから彼女は世界が違う人だなと思ったよ。(クールなポーズをして)その時の私は、眼中に人なしッて感じで。(二人で爆笑)冗談だよ~(キクちゃん:今の書いて下さいね……)彼女の髪もすごく長くて、古代人かしらと思った。あんなに髪の毛を長いままにして、それで……実は第一印象は何もないの。

キクちゃん:(ソファーに笑いながら倒れて手をたたきながら)延々話したあげく、実は何の印象もなかったって~

リサ:だって最初に会った時私にとって印象が深すぎた人が二人いたから。一人はチュンチュン(袁雨楨)、もう一人はカチューシャ(李藝彤)。そのときヘンなのが二人いるなと思って、でも今そのヘンな二人は私たちのグループで特に花開いた感じだけどね。(この話のBGMはキクちゃんの笑い声……)

編集部:お互い何かツッコミを入れたいところは?

リサ:キクちゃん、特にツッコミを入れたいのはいつもの生活が老人みたいだってこと。ほら(キクちゃんが持ち歩いているピンク色の水筒を持ち上げて)彼女ずっとこの水筒を持ってるの、(編集部:中身は何?キクちゃん:ただのお湯ですよ~)でもときどき彼女老人が飲むようなプーアール茶をその中に入れて、夜”新聞聯播”(訳注:中国中央電視台のニュース)を見終わる時間になったらもう寝るみたいな、(この話のどこがキクちゃんのツボにはまったのか、一人で笑いが止まらなくなった)夜の八時ですよ、まさに私たち若者の血が沸き立つ時間なのに、彼女眠りについて、生活がまるで老人。早寝早起きで、彼女自身も外の世界とあまにあまり触れないし、遊びに出かけるのも好きじゃないし、彼女が一番好きなことはテ~レ~ビ~を見ること。まったくこの21世紀にはインターネットに商品があんなにたくさんあるっていうのに、テレビを見たいだけなんてびっくり!

キクちゃん:(やっと大笑いが止まって)みんな分からないだろうけど、言っとくけど、あれも一種の楽しみなの~

リサ:もし住んでる場所の近くにお年寄り向きの公園でもあったら、彼女お年寄りといっしょに広場舞でも踊って、食べ物を買いに行って、帰ってきたらテレビを見て、すごく早く寝て、すごく規則正しい生活をするかもしれないと思って。

キクちゃん「リサはものまね名人」

編集部:じゃあ自分の理由で夜更かししたことはあるんですか?

キクちゃん:私自分では夜更かししません。ただ仕事があって夜更かしするだけで、起きてなきゃいけないから夜更かしするだけです。

リサ:彼女いつもは七、八時ごろにはもう寝るんですが、夜遅い撮影の時も状態が良くて、だって彼女すごくプロ意識があるから、仕事だと元気いっぱい。私たちみたいじゃダメ(二人で爆笑)、いつも私は夜更かししてすごくハイになって、仕事になると眠くなって、本当にいい加減にしろって感じだよね!

キクちゃん:私がツッコミを入れたいのは、リサが普段ものまねがすごくうまいこと。私たちが私生活であんなにハイになって笑ってるのは、全部リサのものまねのせい。彼女特徴をつかむのがうまくて、表情とか話し方とか、すごく才能があるの。でも!彼女には欠点があって、舞台に上がるとアイドルの猫をかぶっちゃって、何かものまねさせようとして、みんなが「リサものまねやって!」って熱心に行っても、彼女「もう~そういうのはこっそりやればいいでしょ~」って言うの。2015年は彼女のこの長所を発揮してほしい~(突然話題がかわって)私もなぜか分からないけど、ときどきみんなそれぞれ自分の話をするとき、不意に彼女を見ると、すごく親しみを覚えるんだよね。さっき私があたなに書いたこと何か分かる?親しみだよ~あはははははは!

リサ:おばさんみたいに親しみを感じるってこと?

キクちゃん:違うよ、藁をもつかむ思いの藁みたいな存在で、彼女を見ると本当に温かな世界を感じるの~私もなぜか分からないけど……

リサ:たぶん私が持ってる母性のオーラね~

編集部:もし二人が魂を一日交換するとしたら、どんなことをしたい?

キクちゃん:わぁっ!あなたが私になったら、早寝早起きの感覚を体感できるよ。

リサ:実は私すごくキクちゃんになりたい。だって彼女ってどう撮ってもヘン顔写真にならない人だもん。(キクちゃん:どうかしてる!)私たち舞台の上でなんとか大人しく、できるだけ動かないようにしてるのに、ファンの人が撮って送ってくれる写真は見てられないのがすごくたくさんあるの。白目むいてるとか、丸々太った顔だったりするのに、キクちゃんはそうならないんだもん。

キクちゃん:今はそんなことないでしょ、だんだんハイになってきてるかもしれないから、髪の毛も表情もベストコンディションに近づいてるよ、はは~

リサ:もしキクちゃんになったら、すぐに写真集を撮りに行くね、ソロ写真集~

キクちゃん:私がリサだったら、遊びに出かける。私本当にほとんど遊びに出かけないから。リサは自分の友だちがいて、すごくオシャレな遊びをしてる感じで(リサが噴き出して:オシャレ?)楽しそうだけど、私はせいぜい映画を見に行くくらいで、”本当の意味で遊ぶ”って一体どんなのか知りたいから。(真面目に)

編集部:2014年のお互いをほめ合ってもらえますか。

リサ:キクちゃんはほめる価値のあるところがすごく多くて、この話をすると本当に、私泣きそうになる。キクちゃんは私たちのチームNIIでいちばん活躍してて、他の人より仕事量も飛び抜けてるし、私たちがお休みのときも、撮影をしてて、私たちが忙しい時も、やっぱり撮影をしてる、そんな感じなのに、彼女は恨み事ひとつも言わなくて、そういう一途に打ち込む精神は学ぶ価値があると思う。しかも彼女は自分の仕事は自分でしっかりやり遂げるタイプで、他の人が彼女の心配をする必要がないから、チームNIIメンバーとして、私は彼女を誇りに思ってる。どんどん活躍して、疲れるところがあれば私たちに言って欲しい。だって時々彼女がすごく疲れてるのを見ると本当に心が痛くて……

キクちゃん:(感激して)私も泣きそうだよ、リサそんなふうに言わないで、私本当に口には出さないから……

リサ:言ってくれればいいんだよ、思いついたことは何でも。

キクちゃん:リサが他人を気づかうやり方は「しっかりしてね」みたいな感じじゃなくて、見た目はちょっと塩対応っぽいけど、分かる人には分かる。彼女はやさしい言い方はしないし、表現は厳しいけど、でも自分のためを思ってくれてることが分かるの。とにかく彼女は私に温かい感じを与えてくれる。私も泣きそうだよ、(┬_┬)リサ~(リサに抱きつく)実は私たち一人ひとりレベルアップしてるから、それぞれの面で。だから皆さんに見てもらいたいです。

編集部:気づかうやり方で他人から誤解されたことはある?

リサ:ある、ありますね。私って人はすごく怒りっぽいから。ダメだよね、(キクちゃん:実はいい人なの。)はは私は短気だから、(キクちゃん:みんな慣れればいいんだよ。)ははは彼女は慣れてるかもしれないけど、彼女は他人を理解できる人だから、気持ちがわかってくれるのかも。でも年齢が小さすぎる人もいるから、私がイラッとしてちょっとキツイことを言うと、彼女たちは「叱られてる」って思うの。もう少し深い意味を分かってもらえなくて。

キクちゃん:別の気づかい方だから、みんなが分かるわけじゃないんだよ。

リサ:両親みたいなものでしょ、例えばすごくヤンチャな子で、遅くまで遊んで帰って来なかったら、叱られて、子どもは反抗的な心理になるかもしれない……

キクちゃん:でも気づかう気持ちのほうが多いんだよね~

カチューシャ:(しばらく黙って横で聞いていて)乱入していい?

キクちゃん:(即答)いいよ。

カチューシャ:(顔芸をしてから強引に乱入して)彼女毎回人に説教するとき、「私があなたのお母さんだったらどうなの!私……」これこれこうするよっていうんだよ……(全員爆笑)

リサ:記憶に新しい……前にこの人を叱った時、泣いたことがあるもんね……

カチューシャ:叱りながら泣くの、(感情たっぷりの声で)私があなたのお母さんだったら、私うううっ……

リサ:だって彼女子どもみたいに怒りっぽくて、ときどき度が過ぎるから(カチューシャ:私のどこが度が過ぎてるの……)言っても聞かないし、悲しくなるの。愛が深いほど~叱責は厳しい~

カチューシャ:私を愛してるの?

リサ:(即答)いいや。

キクちゃん:はははははははははははははは……

編集部:お互い2015年の最初に招待するとしたら?

リサ:私はいつもグループでいっしょに出かけるけど、彼女はすごく火鍋が好きなの……私たち二人だけで出かけるのはすごく難しいね、だって私たち全く両極端な人だから……2015年は、できれば、キクちゃんと一緒にバンジーに行きたい。

キクちゃん:すごい!

リサ:(驚いて)本当にいいの?

キクちゃん:もし私たち二人でいっしょに行くなら、跳ぶ勇気がないのはきっと彼女の方だから!

リサ:結局招待した私の方が取り消したりして……もう少し普通に考えるなら、キクちゃんと一緒に映画を見てご飯を食べて、いつもと同じようにしたい。だってそういう平凡な時間が逆に貴重だと思うから、わざわざ何かをしに行く必要はない。

キクちゃん:私も、もしいつか、私たち二人とも休みがとれたら、遅寝してから、ゆっくり一日過ごしたい。ご飯食べて、街をぶらぶらして、とにかく上海はそんなに遊びまわったことがないから……

リサ:みんないつも私を「使って」、ガイド代わりにするの。

編集部:二人とも映画が好き?

キクちゃん:好きです。たぶんみんな私を誤解してて、こじゃれた映画しか見ないと思ってるけど、実はパニック映画が好き。

リサ:私は恐怖映画が好き。

キクちゃん:本当?私いつも恐怖映画をお笑い映画みたいに、ツッコミ入れながら見る。恐怖映画ってすごく可笑しいのがあるから~

編集部:お互いに心の中で思ってることを言って。さっきほめたときは少し感情が激しくなったから、ここではやり方を変えて、感激しない路線で。

リサ:好きだよ~

キクちゃん:(爆笑)こんなときに……(リサのマネで)すごい~すごい~

リサ:私ってそういう口ぐせ?

キクちゃん:ポイントは口調だよ、すごい~じゃあ私も……愛してる~

リサ:(爆笑)あまのじゃくな二人……

キクちゃん:(同爆笑)本当もう十分、笑いすぎで死にそう……