SNH48二期生チームNIIエンジェル(唐安琪)全身8割火傷で救命治療中

SNH48チームNII二期生エンジェル(唐安琪)が全身の八割という重症の火傷で2016/03/01(火)夜、救急搬送されたとのこと。

SNH48メンバー唐安琪が重症の火傷:女友達との言い争いでライターが引火

記事を日本語試訳しておく。


(2016年)3月1日夜、国内女性アイドルグループSNH48メンバーの唐安琪が上海宝山区の万達カフェ内で友人と口論となり、その後ライターで誤って自分の衣服を引火させた。3月2日、澎湃ニュースが長海医院に確認したところ、唐安琪は現在ICUで救命救急を受けており、身体表面の火傷は80%前後、現時点で生命の危機からまだ脱していないとのこと。

カフェの店員によれば、3月1日夜7時ごろ、唐安琪は友人一人と来店し、直接二階に上がり、彼女の友人が一階で注文をした。カフェの店長によれば、店員が注文の品を持って上がったとき、唐安琪は店員の持ってきた円形のチョコレートが、形が悪いと言ったが、友人が唐安琪の機嫌が悪いからとその場をおさめたとのこと。

店長によれば「彼女の言い方は激しく、機嫌がかなり悪そうな様子でした」。

その晩7時45分ごろ、唐安琪は全身に着火し、階段口に駆け込んで助けてと叫んだ。しかし、彼女は二階の隅に座っていたため、監視できる死角の位置で、事故が起こった時の様子はまだ撮影できていない。

店長によれば、唐安琪はその日ストッキングをはいていたため、火があっという間に全身に蔓延したとのこと。店員は消火につとめ、120番に電話して助けを求めた。

3月2日午前、澎湃ニュースの記者が長海医院を取材したところ、唐安琪は今のところまだ生命の危機から脱していない。

3月2日11時ごろ、SNH48公式中国ツイッター(新浪微博)アカウントの発表によれば、メンバー唐安琪は休憩時間に友人たちと外出した際、不幸にも可燃物による事故が起こり、現在病院で治療中。会社の責任者がすぐに病院に見舞いに駆けつけ、親族にも連絡したとのこと。

事故が起こった後、”kongkys”というネットユーザがカフェのサイトのコメント欄でこの事故に言及した内容を要約すると、通りすがりのカフェで一人の女の子が全身に火がついているのを目撃し、たった数秒で火は頭髪まで全身に蔓延したとのこと。かつ、店員の救急反応は十分早くなかったとのこと。

その後、カフェのアカウントが返信し、当事者はライターで遊んでいるときに自分で引火したもので、店員はまず消火に時間をとられ、同時に他の客に退出するようお願いした、警察の調査や病院の救護がしやすいようにするためだったと書いている。

3月2日12時30分、上海宝山区警察に澎湃ニュースの記者が確認したところ、1日19時45分に、宝山万達金街の某カフェ内で火傷負傷者が発生、消火済みとの通報をうけたとのこと。民間警察が直ちに現場に向かう処置をとった。

調査の結果、当該1名の女子とその女友達の言い争いから、ライターで誤って自分の衣服に着火したとのこと。周囲の人々が迅速に消火した後、当該女子は病院に搬送され治療を受けている。現在、事故の詳細をさらに調査中とのこと。

公開資料によれば、唐安琪は1992年9月7日湖北省黄石生まれ、SNH48チームNIIの二期生メンバー、上海絲芭文化伝媒有限公司所属。


『新民晩報』の記事の日本語試訳も追加しておく。

SNH48メンバー唐安琪(タン・アンチー)事故で火傷 依然ICUで治療中(『新民晩報』2016/03/02 10:34)


「昨晩(2016/03/01)、上海女性アイドルグループSNH48メンバー唐安琪が上海宝山万達広場のカフェで食事中に事故にあい、全身を広範囲にわたり火傷を負った。本稿時点で、長海医院のICUで救命治療中。SNH48公式中国ツイッター(新浪微博)によれば、唐安琪は休み時間に友人と外出した時、不幸にも事故にあい、可燃物により火傷を負い、現在まだ病院で治療中。マネジメント会社が真っ先に見舞いに向かい、親族にも知らせたとのこと。

今日(2016/03/02)午前、新民晚報告の記者は宝山万達広場の金街にある事故の起きたカフェを訪れた。カフェは今日の営業を開始したところだった。店員によれば、二階は「内装の問題があり、とても散らかっている」ため、しばらく開放していなかった。

しかし記者が気づいたのは、二階へ通じる階段には非常にはっきりと火災の跡が残っており、二階の食事スペースにも焦げ跡が点々とあり、ナフキンやカップが、机の上や地面に散乱していた。

付近の店舗の店員によれば、昨晩確かに火傷を負った人がおり、カフェの店員だと思っていたとのこと。事故は昨晩8時前後で、カフェから人が駆け出してきて「火事だ!」と叫び、周囲の店舗の店員がすぐに水を持ってきて消火を手伝った。消防団員もすぐに現場に救援に駆けつけたとのこと。

消火後、当事者の意識はまだはっきりしていたが、衣服は基本的に燃え尽きており、店員が作業着を彼女に与え、すぐに110番と120番に連絡した。その後警察が現場に事情聴取にやって来て、現場から関連する証拠物件を持ち去った。

唐安琪は当時ダウンジャケットを着ていたが、周囲にその他の可燃物は一つもなかったとのこと。事故を目撃したという人の友人によれば、火種はたった数秒間で唐安琪の全身に蔓延したとのこと。

(中略)

新民晚報の記者は長海医院熱傷科のICUの外で、唐安琪が昨晩病院に搬送されて以降、ずっとICUの個室で治療を受けているとのこと。その他の病人の家族や医務員によれば、唐安琪はほぼ全身をガーゼにおおわれており、顔だけを出しており、唇にははっきりと黒く焦げた跡があったとのこと。

医者の話によれば、唐安琪の家族はすでに今朝見舞いに着ているが、病人の状況が不安定なため、午後に面会を許可できるかまだ分からないとのこと。

唐安琪は医者に「私の顔ダメになりますか?」と尋ねたらしく、医者は「そんなことはない」と答えたとのこと。


現時点でSNH48運営の公式中国ツイッターアカウントは、大量の輸血が必要とのことで、中国ツイッター上で輸血を呼び掛けている。

とにかく生命の無事を祈っている。