SNH48運営会社と株主が二期生エンジェル(唐安琪)全身熱傷回復まで治療費を全額負担と公告

SNH48公式サイトがチームNII二期生エンジェル(唐安琪)が2016/03/01夜、重度の熱傷を負ってICUで治療中の件について、上海絲芭文化伝媒有限公司として声明を出していたので、日本語試訳。

上海絲芭文化伝媒有限公司声明 (2016/03/02)


「昨晩、我々グループの二期生メンバー唐安琪(タン・アンチー)が個人で外出し友人と会っている時、カフェで食事中に火災事故にあい、全身の大きな面積に熱傷を負いました。直ちに長海医院のICUで救命治療を受け、現在まだ完全には生命の危険から脱していません。

上海絲芭文化伝媒有限公司は生命は何よりも貴いという認識のもと、全力でメンバーの活き活きした生命を救い出すことが会社として唯一の努力目標であり、人財、モノ、精神すべての面で、全社の力を尽くして病院の治療に協力します。

理解するところでは、熱傷の状況は重く、唐安琪を救い出すための治療費は数百万人民元にのぼります。唐安琪親族と本人の実際の経済状況を考慮し、医療機関、親族の皆さん、ファンの皆さん、唐安琪に注目し応援して下さるすべての皆さん、SNH48を応援して下さるメディアと社会全体の皆さんを安心させるために、上海絲芭文化伝媒有限公司は即日声明を発表します。

当社、当社株主および社員全員は、共同で唐安琪のために救命治療費用の全額を、回復まで負担いたします。

(2016年)3月2日、SNH48運営会社である上海絲芭文化伝媒有限公司は社内に自助告知を出し、社員は状況を知って後、次々と会議室に集まり、唐安琪が難関を乗り越えるために自らカンパを行いました。

唐安琪の入院後、長海医院の輸血用血液の備蓄が少なくなったため、当社は真っ先に社員が献血におもむき、熱心なファンの一部もこのことを知って次々と病院に駆けつけて自ら献血し、ファンの皆さんのアイドルに対する、SNH48に対する無視の愛情を示していました。

俗に苦難の時こそ本当の情が現れるといいます。唐安琪の火災事故がプライベートの外出時間であっても、上海絲芭文化伝媒有限公司は何も言わず、直ちに主体的に救助の責任を負い、会社と社員全体が、人をもって本となすこと、そして、会社、グループ、そしてタレントが家族として互いをいたわることを十分に示したいと思います。


個人的な感想になるが、こういう時にSNH48運営会社の社長が、日本での留学経験と会社経営経験のある王子傑氏で良かったと思う。

本来であればプライベートの事故は会社とはまったく無関係で、日本で言えば労働災害にもあたらないが、SNH48の運営会社は会社と社員、所属タレントはみんな一つの家族であって、人命は何よりも貴いという考え方で動いてくれるから。