上海SNH48六期生程文路ついに強制退団処分、運営会社は訴訟手続開始

あらら。本当に退団処理になっちゃったのね、というお話。

入団前の「黒歴史」についてプライベートをいろいろ暴露されていた上海SNH48六期生の程文路(チェン・ウェンルー)だが、ついに正式に「強制退団処理」となった。

「六期生メンバー程文路の数度にわたる規則違反の処罰公告」 (2016/05/16 SNH48公式サイトより)

いちおう全文を日本語試訳しておく。


SNH48六期生程文路は、レッスン期間の新人としてグループに入団後、数度にわたる『メンバー行動規範規則』違反を起こした。日常のレッスン規律は散漫で、常に理由なくレッスンや芸能活動を欠席し、何度もプライベートで外出して帰宅せず、常にSNH48メンバーのツイッターを利用してSNH48全体のイメージに反する内容を発表し、かつ、多くのネットユーザによって不良行為を報告され、その芸能人としてのイメージに対する影響は重大であり、かつ、SNH48グループの良好なイメージにも影響を与えた。

会社による数度にわたる教育を経ても、依然として自分の行動を改めなかった。同メンバーの行為は会社が唱導している中核的な文化的価値観に対する重大な離反であり、SNH48グループ全体のイメージと名誉に対してマイナスの影響をもたらした。ここに会社はタレント管理規則の関連する条項に基づいて、程文路に対する処罰を以下のように決定した。

1、レッドカードの処罰。即日程文路のSNH48メンバー資格を取り消し、強制退団の処分とする。

2、『専属タレント契約』の関連する条項に基づき、会社の法務部は本人および法定後見人に対し違約賠償通知を送付し、かつ、関連する法律による追訴手続きを開始する。


どうやらこの夏の中国最大のゲームショー「China Joy」のイベントコンパニオンのオーディションに、SNH48運営会社に無断で参加したり、やはり運営会社に無断でネット生放送をやったりしていたらしい。

運営会社と専属契約を結んでいるにもかかわらず、ここまで好き勝手やったのでは運営会社としてもたしかに打つ手なしといった感じ。

ただ彼女をオーディションで採用したのも運営会社なわけで、運営会社が契約締結についてまったく責任がないと言えるのか、個人的にはやや疑問。

おそらく上海の民事法廷は、以前のSNH48メンバーの事例と同じく、運営会社の請求する賠償金のごく一部しか認めないだろう。

もっとも、程文路の「後援者」にとっては「はした金」かもしれない。