広州GNZ48チームZデビュー公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』の完成度の高さにびっくり

広州GNZ48チームZのデビュー公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』三日目の映像をフルでご紹介。

広州GNZ48チームZは、GNZ48として初めてオーディションで入団したGNZ48一期生だけからなるチーム。SNH48でいえば七期生相当の世代。

デビュー公演は、SNH48チームNII初の全曲オリジナル公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』で、北京BEJ48チームJ(同じく北京BEJ48として初めて入団したBEJ48一期生だけのチーム)が先にデビューし、お下がり公演として上演中。

広州GNZ48チームZは少し遅れて、同じ公演をデビュー公演として今後しばらく上演することになる。

なぜ特に北京BEJ48チームJの『専属派対』の方ではなく、広州GNZ48チームZをご紹介するのかと言うと、衣装の品質がより良くて、ダンスもより良くて、メンバーの平均身長が高くて、完成度が高いから。

メンバー16人のうち、なんと11人が165cm超えという、長身ぞろいのチーム。

中国の弾幕コメントサイトで、現地ファンの中国語コメントが画面を流れるのを見ながら、公演のオンライン生放送を見ていたけれど、さすが中国人男子は「脚フェチ」が多いだけあって、脚線美についてのコメントが多い多い。

たぶん広州GNZ48の運営も平均身長の高さを意識して、ショートパンツの丈を思いっきり短くして、脚が長く見えるようにしている。

たしかにSNH48グループの他のどのチームよりも、とにかく公演を通して脚の長さがやたらと目につく。

あと特筆すべきはソロ曲『木偶(あやつり人形)』の演出。

シャーリン(趙翊民)がまさかのピアノ弾き語りからのソロ。ミスタッチが多いし、そもそもコード(和音)が間違っているのだが、歌はたしかに悪くない(すごく上手いというわけではない)。

それに現地ファンのコメントは非常に正直で「顔面偏差値は高くない」。ただ、これからのメイクの上達次第で、より舞台映えする余地はありそう。

ユニット曲でいちばん完成度が高いのは『Don’t Touch』と思われる。

この曲の3人は、センターがシャオユー(張心雨)、プロフィールでは身長171cmだが、もっと高いだろうとツッコミが入っている。

アンコール前の全員曲『青春不散(青春は終わらない)』でもセンターで長身が目立つが、感極まって大泣きしているので、さらに目立つ(笑)。彼女がキャプテンになる可能性がいちばん高そう。

左側はナイピン(農燕萍)、右側は、ダーリン(代玲)。

そして現地ファンに異様に評判が良さそうだったのは、アンコール後の衣装が日本の女子高生風の制服になっていること。

このあたりも広州GNZ48運営の演出の上手さが光っている。

とにかく北京BEJ48チームJと比べると、ダンスのレベルが完全に上。ダンスのキレが全然違う。

広州GNZ48チームZは、全体的にリズムに合わせて振り付けがビシッ!ビシッ!と決まるので、見ていて気持ちがいい。

筆者は個人的に、『専属派対(僕らだけのパーティー)』公演は楽曲のレベルはやっぱり低いと思うけれど、オリジナルのSNH48チームNIIより、この広州GNZ48チームZバージョンが良かったので、この公演も悪くないと思った(汗)。