瀋陽SHY48が以前の上海SNH48にならって近郊の大学訪問企画を始動

上海SNH48の3つ目の姉妹グループ、遼寧省瀋陽SHY48が「星夢キャンパスへ」企画を始動させた。

この「星夢キャンパスへ」という企画は、もともと上海SNH48劇場カフェの支配人が2年以上前に企画したもの。

当時まだ三期生チームHIIまでしかなかった上海SNH48が、上海近郊の高校、大学に、一定の設備(舞台のある講堂、最低限の音響設備など)があることを条件に、メンバーを無料で派遣していた企画。

瀋陽SHY48は、繁華街の少しはずれの豫瓏城というショッピングセンターに劇場があるが、客足は伸び悩んでいるので、昔のSNH48のように学生さんのファンを増やすべく、瀋陽市内の大学へ!ということだろう。

しかも瀋陽SHY48は、学校の講堂を借りることさえせず、大学内の広場でパフォーマンス。まぁその方が、通りすがりの学生さんにも目につくといえばつく。

第一回の今回は瀋陽師範大学。メンバーは「先輩」のチームSIIIではなく、今のところSNH48グループの中でいちばん最近結成されたチームHIII。

↓この瀋陽SHY48の制服は現地ファンにも好評だったらしい。

瀋陽SHY48の劇場公演の衣装は、北京BEJ48、広州GNZ48と比べてかなり評判が悪く、とくにチームHIIIが上演中の、SNH48チームXお下がり全曲オリジナル公演『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』の衣装は酷評。

だが、つい先日の公演でメンバーがこの制服衣装で登場、やっと瀋陽の衣装部がやる気を出したか、という好評ぶりだった。

当然ながら瀋陽はまだまだ寒い。なので会場に到着直後のメンバーはこんな感じ。

ポーズを決めているメンバーと取り巻いている学生さんの服装と見比べると分かる。ブラウス一枚、短めのスカートに生足はものすごく寒そう。

↓中央、ショートカットの高志嫻(ガオ・チーシェン)は劇場公演のおしゃべりコーナー(MCコーナー)で進行役をしている。チームHIIIのキャプテン候補か?

↓この中央が高志嫻(ガオ・チーシェン)。後ろのSHY48の小さな横断幕は、ファンなのか、持たされているのか。

この制服衣装、タオバオ買った素材の寄せ集めの可能性はあるけれど、いままでの瀋陽SHY48の衣装部では考えられないほどの完成度。

ネクタイとリボンの違いや、スカートのチェックの違い、襟の淵のラインの色、胸ポケットの有無など、微妙に一人ずつ違っている。48系の制服衣装としては当然の品質水準だが、瀋陽SHY48はやっとここまで来たという感じ。

↓こちらの中央は劉靜涵(リョウ・チンハン)。事前の人気ではトップのモンモン(張雲夢)と公演の中のデュエット曲『人魚』を歌っている。長身でモデル体型。

瀋陽SHY48星夢劇院のある「中街」付近と、瀋陽師範大学の位置関係は下図のとおり。自動車で30分くらいらしい。

瀋陽SHY48はまだまだこれから。