SNH48映像制作会社Studio48制作ネットドラマ『見習いキューピッド』予告編公開

上海SNH48メンバーがかなり以前に撮影していたネットドラマ『見習いキューピッド(見習愛神)』の予告編がようやく公開。本編は2017/06/15から中国の動画サイト大手「愛奇藝iQiYi」で公開されるとのこと。

出演メンバーは二期生じゅうなな(龔詩淇)、五期生Yoko(張怡)、六期生ジェニー(孫珍妮)

制作はSNH48運営会社の映像コンテンツ制作子会社「Studio48」。SNH48運営会社の著作権ビジネス(IPビジネス)の一環。

こういった映像コンテンツを制作し、愛奇藝のような大手動画サイトからロイヤリティ収入を得るということ。買い切りなのか、再生回数に応じてマージンが入るのかは分からない。

日本のように、民放が新聞社とのクロスオーナーシップ制で寡占状態になっており、ネット放送のコンテンツはそれら放送局が多額の予算で制作した番組の使い回し、というのとは違う。

中国では、動画サイトのコンテンツは動画サイトが制作会社と共同制作するか、外から権利を買ってくるビジネスモデルで、サイト会員課金、または、コンテンツごとの課金が収入源。

それでも、たとえば二期生キクちゃん(鞠婧禕)出演の『熱血長安』のようなネットドラマは、再生回数合計で数十億回という、とんでもない数字を叩き出すのは、やっぱり日本とは人口規模そのものが全く違うからだと思う。

もちろん、こういうネットドラマでSNH48メンバーの顔が売れて、全国放送の衛星テレビの人気番組にゲストで呼ばれれば、高額のギャラが入ってくる、という効果もある。

以上、筆者と同じく「こういうドラマでビジネスが成り立つんだろうか」と疑問に思う方のための、まったく余計なコメントでした(汗)。