広州GNZ48チームZが、2017年年末に新全曲オリジナル公演『三角関数』を始めるまでのつなぎとして、上海SNH48チームXII全曲オリジナル公演『コードXII』をお下がりで上演している。
名前は『コード林和西』(林和西はGNZ48劇場のある大通りの名前)に改名、演出、振付け、一部の楽曲の編曲も改変され、11曲目の「AI進化」は広州市天河区のPRソング『天河夢時代』に差し替えられている。
ということで、上海SNH48チームXII原版と広州GNZ48チームZ改変版を比較する動画を作ってみた。もちろん11曲目は曲自体が違うのでナシ。
音声はステレオで左よりがチームXII、右よりがチームZに振ってある。チームZで広東語になっている曲は振り方を大きくしている。
こちらの再生リストからどうぞ。
この比較動画だが、中国のニコニコ動画クローンサイト「ビリビリ動画」で公開したところ、上海SNH48ファンからものすごい悪評を買ってしまった。
個人的にはどちらが良い悪いを言うつもりはなく、単純に比較したかっただけだ。
しかし第四回総選挙までに、筆者が中国ツイッター(新浪微博)で上海SNH48チームSIIダイモン(戴萌)ファンから、広州GNZ48チームNIIIミッフィー(劉力菲)に、AKB48用語でいう「推し変」(別のメンバーのファンになること)を宣言した。
そのため筆者を知っている現地のSNH48ファンにとって、筆者はすでに「敵」扱いになり、今回のこの動画も悪評を買ってしまった。
日本の地下アイドルファンもそうなのかもしれないが、ヤクザみたいに「縄張り意識」が強くて、こちらは客観的に比べているつもりでも彼らの神経を逆なでするだけに終わる。みなさんは筆者のようなことをしないように(汗)。
それでなくても最近、現地のSNH48グループのファンの間では、少しでも他のグループ、チーム、メンバーについてコメントすると、ケンカをふっかけた(現地のスラングでは「帯節奏」)と見なされる。じつに息苦しい雰囲気で困る。
同じSNH48グループなんだから仲良くしたらどうかと思うのだが、現地では対立(矛盾)がある前提でしか、仲良くすること(和諧)は成り立たないという考え方らしい。
なので、他のグループやチームにコメントするときは、ウソでも褒めること、これが鉄則。メンバー自身は意見や批判を積極的に受け入れて、悪いところは直します、と言ってくれるメンバーもいるのに、ファンが批判を許さないので。