北京BEJ48の音楽プロデューサーの女性が辞職した件で、その後広州GNZ48、瀋陽SHY48の音楽プロデューサーの情報も出てきた。
辞職した女性音楽プロデューサーはSNH48グループと離れた後、いま東京で充実した仕事をされているとのことで何より。
誤解のないように付け加えると。この女性プロデューサは自分が手掛けた以外のSNH48グループ曲も、良い曲は良い曲だと評価している。彼女が問題視しているのは現北京BEJ48運営会社CEOのやり方であり、北京の運営スタッフの多くがCEOに大きな不満を抱いている点だ。
その後、郭(訳注:現北京BEJ48運営会社CEO)は広州の元の音楽総監督の馮先生を追い出して、彼を入れて広州の音楽総監督にした。この人は同時に郭が外注先との取引を記帳するために使っている会社の社長でもある。
それから今瀋陽の音楽総監督は陳玉という台湾人女性で、瀋陽の同僚によると彼女も「混的」とのことで(訳注:「混的」は仲間の意味か?)、瀋陽に来てからまず瀋陽の元の製作者を追い出して、元上海音楽部のとある同僚、私たちが「滴哥」と呼んでいる人が、瀋陽に移籍して音楽制作をやっている。
彼が広州に配属したのは音楽を管理するだけの人だったから、まだ良かった。広州のCEOは彼の部下じゃないから。そのAltoさんは私はよく知らなくて、ただ『元気覚醒』のレコーディングのときに会ったことがあるだけ。このAltoさんは自分で会社を持っていて、当初私が連絡していた作者はみんなインディーズの人で正式に署名できる会社じゃなかったの。郭も正式な会社と私的な会社では取引できないということで、そういうインディーズのミュージシャンの楽曲はすべて、Altoさんの会社の旗下に置いて、その会社経由で取引してた。
この最後の楽曲制作費の取引関係については納得できる。インディーズのミュージシャンと個別の取引ができないので、Altoさんの会社を通したというのはやむを得ない。
また、広州と瀋陽に対する北京CEO郭氏の影響力は、音楽制作に限定されていて、広州GNZ48はこのAltoさんが音楽総監、瀋陽SHY48は上海から移籍した制作者とのことで、大きな問題はなさそう。
彼女が不満を持っているのは、北京BEJ48で音楽も含む仕事全体について、郭CEOのやり方では遅々として進まないということのようだ。
やはり彼女が辞職した唯一の原因は、北京BEJ48の郭CEOということのようだ。
この後、彼女の中国ツイッター(新浪微博)のアカウントには、嫌がらせで大量のダイレクトメッセージが送られてきているらしい。こういうスパムメールのことを中国語で「水軍」と言うようだ。
ふつうに考えれば郭CEO側の人間が、スパム送信業者に金を払っていることになる。そうでなければ彼は自分が無用な責任をとらされないように、スパムを送信している人間にやめろと言うべきだろう。無言で静観している