上海SNH48運営、総選挙のキクちゃん、カチューシャ対決構図を捨てた?

上海SNH48関連ネタ。運営会社がどうやら六期生ジェニー(孫珍妮)を前面に推し始めたのではないか、という観測。

下図は、最近の中国ネットエンタメニュースのSNH48関連記事の見出し。

SNH48が2000年以降生まれ混血少女を力を入れて売り出している。ディルラバに激似、美貌で鞠婧禕を超えた?
(訳注:ディルラバは新疆ウイグル自治区出身の女性俳優らしく、ウイグル族なのでコーカソイド系の顔をしている。鞠婧禕はもちろんチームNII二期生「四千年に一人の美少女」ことキクちゃんのこと)

鞠婧禕三連覇の最大のライバル登場 李藝彤ではなく彼女
(訳注:記事の趣旨は、SNH48グループ第四回総選挙で三連覇のキクちゃんのライバルは、惜しくも第2位になった二期生カチューシャ(李藝彤)ではなくジェニーということ)

鞠婧禕の危機!SNH48が新たに16歳のタレントを売り出している。美しすぎて仙女のよう!鞠婧禕より人気が出る望みはあるか?

SNH48メンバーがドバイで撮影のMVでファーストキス、顔面偏差値はプリンセスに負けない
(訳注:ファーストキスとはジェニーが『グロリアス・タイムズ(絢麗時代)』MVでイルカとキスしていること。プリンセスとは去年の第三回総選挙で第1位になり、MV『プリンセス・クローク(公主披風)』のセンターになったキクちゃんのこと)

以上のニュースはもちろん、SNH48運営会社が各種エンタメメディアに書かせている記事。

つまりSNH48運営会社は、来年の総選挙の話題性を維持するためには、もうキクちゃん vs カチューシャの構図は使えないと判断し、ジェニーを対抗馬にしようとしていることを意味している。

ジェニーは2000年以降生まれの派生ユニット「Color Girls」のメンバーで、まだ若いし、ドイツ人のクオーターでコーカソイド(白人)系の顔立ちなので、たしかにメディア受けがよいことは違いない。