広州GNZ48チームGアベル(張凱祺)が退団したが、姉妹グループや同じチームのメンバーに「祝福」されての退団だったようで、ほっとした。
意外なことに瀋陽SHY48チームSIIIのnono(賴梓惜)も公式アプリ「Pocket48」メンバーの部屋で彼女の退団を惜しんでいた。
彼女が確かに対談すると知った最初の一人。
心の中では名残惜しかったけれど、何も言いたくなかった。
ビャオビャオ先輩はいいアイドルだったし、とても良い先輩だった。
冷淡な現地ファンは、自分がやめるのに後輩にアイドルをしっかり頑張ってって、とツッコミを入れていたが、アベルはやはり両親の反対についに折れたようだ。
下図は広州GNZ48チームG副キャプテン・キツネちゃん(高源婧)の書き込み。
でも心の中では彼女のために喜んであげようとも思う。この間見たあのリラックスした笑顔は、2015年7月に入団したばかりのあのときと同じ。標準語がちゃんと話せない女の子が歯ぐきを見せて笑いながら、会う人ごとに「付き合わない?」って質問した。(訳注:アベルは香港生まれなので北京語に訛りがある)
あのときこの女の子、すごくヘンだって思った。初対面でそんなあいさつをするなんて。(訳注:「搞基」は単に友だちになるというのではなく同性愛的なニュアンスがあるらしい)
その後アベルのことを知るように鳴って、いつも彼女は寂しいときに私にいっしょに食事しに行かない?と聞いてきた。私は仕事の時間以外は絶対にベッドの上で一日過ごすオタクなのに、いつも行こうって答えた。
これは私からすると「行き過ぎた」要求だから、ビャオビャオと口げんかしたこともある。私から謝ったこともあるし、腹が立って彼女と冷戦状態になったこともある。彼女がメンツのために、一日、二日たってからやっと自分から私に話をしにきたこともあった。
じつはファンもチームメイトも、私もこういうお別れは十分すぎるほど見てきたから、とっくにマヒしてる。でもいっしょにいた時間が格別に長かったせいか、やっぱりつらさを抑えきれない。
昨日彼女にWeChatでメッセージを送ろうとしたけれど、何て言えばいいかわからなくて、ただ「彪彪(ビャオビャオ)」の二文字だけを送った。自分が突然、話ができなくなったような感じがした。初めてうれしさと悲しさの混じったメッセージを送った。
メンバーはますます多くなるばかりで、いまは(広州GNZ48の)五期生までやって来る。けれど私たちの(上海SNH48の)五期生のチームメイトはますます少なくなる。最初は60人が入選して、48人が発表されて、今はもう数えたくないくらい。
前にも言ったけれど、私たちのチームが全員卒業したら、いっしょに家を買って、全員でいっしょに生活しようって。そしたらみんないっしょに拍手して、それはほんと良いアイデアだって言った。
その場面がまるで昨日のことのよう。いまはただ身近にあるすべてを大事にしたいと思う。好きな人に対しては、あなたのことが大好きだって毎日ちゃんと言わなきゃ。ほんとうに愛は抑えちゃいけないものだと思う。
みんな大好きだよ。
そして下図は、アベル、キツネちゃんと同じく上海SNH48五期生から広州GNZ48チームGに移籍した、だんご(陳雨琪)。
今もちょっと悲しい。みんな自分のことを大事にしてね、わかった?
だから最後の『Gravity』のとき、体力を爆発したみたいに使い切ってしまって、最後には体力がちょっと続かなくなった。
みんな心配しないで。
はっきり書いていないが、アベルが退団を決意したことをやはり悲しく思っているようだ。
運営会社の処罰で退団するわけでもなく、チームメイトと決裂して退団するわけでもない。家族の強い意向でやむなく退団し、チームメイトにも惜しまれているアベル(張凱祺)は、幸せと言えば幸せなのかもしれない。