広州GNZ48チームNIII全曲オリジナル新公演『Fiona.N』に好き勝手コメントしてみる

広州GNZ48チームNIIIとして2つ目の全曲オリジナル公演『Fiona.N』が2018/07/06(金)初日を迎えたが、現地ファンの評判はあまりよろしくないようだ。

というよりGNZ48の全曲オリジナル公演はチームG『双面偶像』、チームZ『三角関数』と続けて高評価だったので、期待値が高すぎたんだろう。決して『双面偶像』のような「神公演」ではないが、普通に良くできた全曲オリジナル公演だと思う。

以下、独断と偏見によるコメント。この記事は作詞、作編曲者が分かり次第、継続して情報を追記する。

公演のテーマはFionaという女性の成長物語で、ところどころメンバーによる「語り」が入るのも現地ファンの評判は良くない。

また日本人の筆者には分からないが、歌詞が全般的に非常に評価が低いようだ。「小学生が書いたのか!」とけなしている現地ファンまでいる。それくらいヒドいらしい。

M01 Made in China

作詞:吕孝廷/田纳、作曲:吕孝廷

舞台演出的にはタイトル通りMiss Fionaは中国生まれという意味のMade in Chinaだが、楽曲はイントロや使われている楽器の一部を除いて典型的なJ-POPというのが面白い。

この曲でも間奏部分に説明的な語りが入るのがややクドい。「私たちは中国のアイドル」と言われなくても舞台演出を見ればわかる。

ツーコーラス目の後で天井から中国舞踊のひらひら付き扇子が降りてきて、カンフーと中国舞踊の振付になる。

スタジャンの袖にある「提姆恩穗」は中国語で読むと「ティーム・エヌスイ」でTeamNIIIの当て字。

楽曲はGメジャーでアイドルポップの典型的なコード進行。Aメロ、Bメロ、サビのCメロ。Dメロは無し。転調もなし。

ツーコーラス終わりの長い間奏はそれまでのアイドルポップ展開からガラッと変わって重めのロックになり、この転換はありがちだが良くできている。

二曲目のつなぎ部分にまた語りが入る。やはりクドい。

M02 ???

作詞:Tpe Uncle、作曲:Mcflied chicken

スタジャンとスカートを脱いでショートパンツスタイルになるが、2曲め、3曲めのこの衣装の評判が悪い。広州GNZ48衣装部の評価は高いので、これも期待値が高すぎたんだと思う。たしかにへそ出しトップスのプリントがなぜサーカス小屋なのかは分からないけれど。

イントロはFメジャーで、AメロでDメジャーに三度転調する。Aメロ、Bメロ、サビのCメロで三度転調してFメジャーに戻る。アレンジはエレクトロ・ポップで1曲めより軽いが別に悪いところはない。

この曲もツーコーラス目終わりの間奏で語りが入る。やはりクドいが曲そのものに問題はない。

なおこの曲は中国語では「問号問号問号(ウェンハオ ウェンハオ ウェンハオ)」と言う。

M03 !!!

作詞:Tpe Uncle、作曲:OKBOYS

C#メジャー。2曲連続で軽めのエレクトロ・ポップ寄りアレンジなのでM02、M03はあまり評判が良くないのだろう。

自己紹介MC前に分厚いバッキングの編曲でテンポの速いアイドルポップを4曲連続で聞かされると疲れると思う。ボーカルの録音もわざと抑えめで、個人的に何の問題はないと思うが。

構成はAメロ、Bメロで「パーンパパン」のリズムになり、リズムが細かいサビのCメロ、Dメロまである良心的なアイドルポップ。

サビの歌詞の「把平凡不平凡」が「パーピパプピパ」に聞こえて、『双面偶像』の『合理失控』のサビ「ピポポピポピ」っぽい「パ行」主体のフックになっているのも良い。こういう細かい作り込みは現地リスナーに伝わらないのだろうか。

『双面偶像』のタイトル曲『双面偶像』や『Gravity』、北京BEJ48チームB全曲オリジナル公演『B A GIGHTER』の『笨』のようなスケールの大きい曲ばかり評価が高くなり、現地ファンが公演曲に芸術性とセクシー路線の両極端しか求めないようになっているのではないか。

次の曲へのつなぎでまたもや語りが入る。本当にクドい。

この曲は中国語では「感嘆号感嘆号感嘆号(ガンタンハオ ガンタンハオ ガンタンハオ)」と言う。

作曲のOKBOYSさんは上海SNH48ラインで、広州GNZ48提供曲は『三角関数』公演の『2024年2月29日』と、この『Fiona.N』公演の『!!!』『給Victoria的秘密』の3曲しかない。

M04 Miss Fiona

作詞:黄枫宜Mayu Huang、作曲:朴志娟/韩在俊

この曲は評判がいい。F#マイナー。作曲の朴志娟は広州GNZ48の名曲『蒲公英的脚印』の共同作曲者。

イントロで衣装の早替え、現地スラングでいう「一鍵換装」がある。スカートが収まっていたわりにサーカス小屋プリントのトップスが薄くて中身が目立たないのは評価すべきだと思う。

以前、上海SNH48チームHIIが『ロマンスロケット』でやった早替えの衣装がブクブクに太って見えたのと大きな技術の差を見せつけている。

チームG『双面偶像』の『Fly』の早替えも、トップスが薄く、最初に見たときは中にフレアのミニスカートが隠れているとは思わなかった。GNZ48衣装部の地味な実力も現地ファンには見えていないようだ。

この曲のメロディーラインは1980年代の日本のアイドルポップそのもので、日本人のある年代の人たちにとっては懐かしすぎて涙が出そうになると思う(笑)。

例えば伴奏のキーボードのリズムパターンがボニー・タイラーの『Hero』にそっくりだから。日本では麻倉未稀さんがカバーしてドラマ『スクールウォーズ』の主題歌になったあの曲。

曲構成はAメロ、Bメロ、サビのCメロ。転調はないが、がらっと雰囲気の変わるDメロのメロディーと編曲が素晴らしい。その後もいったん間奏が入ってから最後のサビのリフレインが来て、アウトロの静けさも秀逸。

ここからユニット曲。

M05 One life

イントロ前にまた語りが入る。この曲がSNH48グループのオリジナル公演に必ず入るセクシー系の曲に当たると思うのだが、現地ファンのほとんどがそう理解していないらしい。衣装は明らかにOLで、脚がきれいに見えるショートパンツとハイヒールだし。

曲のテーマとしては、たぶんFionaが最初に見つけた会社員の仕事が合わなかったということなので、重めの曲になっている。Cマイナー。

Aメロは単純な反復がなく、途中でリズムパターンも変わり芸が細かい。Bメロ、サビのCメロは「One life. One chance.」の譜割りがカッコいい。Cメロも単純な反復がなく、ツーコーラス目でそのままブリッジのDメロにつながる構成が秀逸。

Dメロの後の間奏が突然DUB STEPなどバリバリのEDMになるのは、最近のSNH48グループのオリジナル曲によくある構成。

サビのリフレイン後のアウトロで初めてディストーションギターが登場する編曲も素晴らしい。

この曲は一曲の中にいろんな要素が詰め込まれていて、かなり贅沢な曲。

M06 花寄

一転して渋谷系アイドルポップ。Bbメジャー。メジャー7thが多用さてていて、Aメロの最後の音が三度というのも良い。まさに渋谷系。

BメロでいったんC#メジャーに三度転調してから、サビのCメロでBbメジャーに戻る、おしゃれな構成。サビのCメロの最後の音も三度でおしゃれ。ツーコーラス目のBメロの途中に入るピアノのアドリブっぽい伴奏にも注目。

ツーコーラス目のサビが切れ目なくDメロへつながる部分も秀逸。その後の間奏のギターソロも心地良い。サビの最後のリフレインでリズムがなくなるアレンジもよくあるけれど、まさに「小清新」という感じで気持ちいい。

M07 暗中観察

編曲はEDMでAメロはRAPだが、楽曲のスタイルも振付も、とくにBメロ部分は明らかにチームZ『三角関数』公演の『結伴』を意識している。ただサビはおふざけなしでクール。

途中、「列車は妖精の国へ走る」という歌詞で『第一人称』公演の『妖精(精霊)』のイントロのCGが登場する。サビの「Survey in the dark」は「暗中観察」の直訳。

やや退屈だがユニット曲のつなぎとしては悪くない曲だと思う。

M08 +-

デュエットのバラード。Gメジャー。サビ始まり。半マイクだが高音が出ていないのでキーが高すぎるのではないかと思う。中国語でこのタイトルは「正負(チェン・フー)」と読むらしい。

Aメロ、Bメロ、サビのCメロ、ツーコーラス目のAメロ後半、ちんゆー(陳欣妤)のパートがワンコーラス目と変わっているのは芸が細か過ぎて聞き逃すところだった。

あまり特徴のないDメロに続いて間奏、サビの最後のリフレインが半音上がってG#メジャーという古典的な構成。

メロディーのクセからすると、たぶんチームZ『三角関数』公演の『NaCl』と同じ作曲者だと思う。

M09 用我的声音

フォークスタイル。半マイク。リカちゃん(唐莉佳)のギターはもちろん本当に弾いているわけではない。

Aメロ、Bメロ、サビのCメロは大陸の中国人的には五月天(メイデイ)っぽいとなるらしい。

こういうスタイルの曲を聴いて五月天しか思い浮かばないのが、中国大陸の1980年代以降生まれの多くの若者の音楽経験なので、聴きなれたAKB48楽曲、アニメ曲、ボカロ曲以外のスタイルの曲を聴いても、適切に評価できないのは仕方ない。

たとえば上海SNH48チームHII全曲オリジナル公演『HEADING NEWS』の『皇家紋章』を聴いて子供に聞かせる曲としか評価できないのもそう。

最近のEDMやロックの背景にある1980年代の初期エレクトロ・ポップ、1970年代の幅の広いロック、それ以前のビートルズ、ローリング・ストーンズや、さらにその背景にあるブルース、さらにさかのぼったジャズなど黒人音楽の系譜を知らないので無理はない。

なのでこの曲は「五月天です」ということ以外にとくにコメントなし。作曲者はたぶん『双面偶像』の『I Wanna Be Your Girl』と同じ唐绍崴さんだと思う。

M10 噗通噗通(訳注:心臓のドキドキという擬音語)

チームNIIIキャプテンのミッフィー(劉力菲)が再び登場。このミドルテンポの曲はばデヴィッド・タオ(陶喆)からジェイ・チョウ(周傑倫)のR&Bを基調としたC-POPの系譜の中にある。デヴィッド・タオの『二十二』や『一比一』、ジェイ・チョウの『告白気球』あたりを足して二で割るとこの曲になる。

これは悪い評価ではなく、R&Bベースの良質なポップスとして成立している曲という意味。構成としては典型的だが、Dメロもちゃんと書かれており、公演曲としては十分なクオリティ。

M11 誰是傻瓜(訳注:誰がバカだよ)

作詞:黄枫宜Mayu Huang、作曲:黄枫宜Mayu Huang

この曲がいちばんびっくりした。上海SNH48グループのオリジナル曲でレゲエは初めてじゃないかと思う。

しかし現地ファンにはこの曲はAKB48『Lay down』のカバー『女王殿下』のようなハードロックとしか聞こえない。スタンドマイクで歌っており、現地スラングでいう「社会」、つまり不良、ヤンキー、ヤクザっぽい雰囲気だからだ。

分かりづらいがDメロが付いているのも良心的。後半、半マイクになるのはナンシー(陳楠茜)が生歌でシャウトするため。これはナンシーのキャラ設定にピッタリだし、編曲としても大成功。素晴らしい。

M12-1 給Victoria的秘密

作詞:Kiyou、作曲:OKBOYS

12曲目は3曲あって、その週によって歌う曲が入れ替わるらしい。初演はこの『給Victoria的秘密』という曲。SNH48グループのオリジナル曲でいうと北京BEJ48『元気覚醒』路線。チアリーダーが歌ってそうなポップス。

元歌はToni Basil『Hey Mickey』(米1979年)。この曲自体がRaceyというバンドの『Kitty』らしい。

曲構成はAメロ、Bメロ、サビのCメロ、ツーコーラス目の後にちょっとしたブリッジがあるが、全体的にハモンドオルガンがフィーチャーされた編曲が良い。こういうタイプの曲として別に全然おかしくない。

M12-2 Listen to Mia

M12-3 内心劇

この2曲はまだお披露目されていない。

M13 人生経験

作詞:甘世佳

この公演が気に入らない人でもこの曲だけは好きだという現地ファンが数人いたけれど、正直筆者には分からない。おそらくチームZ『三角関数』の『模範生』と同じ作曲者。作風というか作編曲どちらも似すぎている。

この『Fiona.N』公演として独自性が全く無い曲が一番良いというのはおかしい。ツーコーラス目終わりのディストーションギターソロの特殊なスケールは『三角関数』の『聚変裂(核融合分裂)』と同じ。ということは作編曲はおそらくShaliponteさんで間違いない。

Dメロがあるのが良心的だが、短期間に広州GNZ48向けに楽曲提供するとこういうことになるのだろうか。

M14 不完美(訳注:不完全)

作詞:Tpe Uncle、作曲:Project M

編曲はBメロが「パーンパパン」のリズムになる典型的なアイドルポップだが、Aメロ、サビ、間奏など基本はテクノ。Cマイナー。個人的に疾走感のあるAメロ、サビの部分は好きだが、どうしてこういう『双面偶像』の『Gravity』みたいな振付なのかは意味不明。

M15 不放手

作詞:Tpe Uncle、作曲:Mcfiled Chicken

ここで突然コテコテのアイドルポップになる。こういう曲になると新公演の初日なのに客席からMIXやCALLが聞こえるのが、さすがヲタのみなさんの公演への参入感がすごい。

Bメロが「パーンパパン」のリズムに変わる曲が2連続というのはどうかと思うけれど、こちらはAメジャーなのでまあ良いのではないかと。

ヨーヨーを使う振付はいかにもアイドルっぽいこともあり評判は悪くないようだが、指からぬけて誰かに当たらないか心配。

よっぽどリハを繰り返しているので大丈夫だろうけれど、筆者はいまだにチームZ『三角関数』公演は、積み上げた箱から誰か落ちて怪我をするんじゃないかと心配しながら観ている。

ツーコーラス目終わりで、ナオナオ(盧靜)が何気に両手でヨーヨーをあやつって、ダブルループっていうんだろうか、すごい技を見せている。

曲構成はDメロ無しだが、サビの最後のリフレインが終わった後にアウトロがAメロになっているのが気持ちいい。こうすると最後の曲にすんなりつながる流れができる。

M16 不負衆望(訳注:みんなの希望に背かない)

作詞:吕孝廷、作曲:吕孝廷

と思ったのに、また語りが入るので流れが止まってしまう。このいちいちセリフが入るのはやっぱりやめた方がいいのでは。

最後の曲は前の全曲オリジナル公演『第一人称』の『這樣的我』と同じく安定のバラード。この曲はチームG『双面偶像』公演の『Winkend』と同じ7Key Onceさんの作編曲のような気がする。Eメジャー。

作編曲者当て、間違っていた。正解は呂孝廷さん。『双面偶像』の『初夏之恋』『扎心』と同じ作曲と言われると、なるほどという気がする。

構成はAメロ、Bメロ、サビ、Dメロ無し。サビの最後のリフレインが半音上がってFメジャー。ピアノのアウトロまでちゃんとあるので安心して聴けるバラード。

以上、神公演と言われた『双面偶像』と比べれば広州GNZ48ファンにとっても物足りない公演であることに間違いはないが、普通に良心的に作られた全曲オリジナル公演という気がする。

逆に言えば、以前は楽曲のクオリティ自体にいくらでも文句を付けられるくらいヒドかったが、今はSNH48グループの全曲オリジナル公演の舞台演出と作編曲のクオリティがすでに一定のレベルに達してしまって、アイドルが歌いそうな曲のスタイルをほぼ網羅している。

そのため、後は一人ひとりのファンの好みの問題になっているということだろう。

好みを言い出せば意見が一致しないのも当たり前で、アニソン好きな人は上海SNH48チームXの『命運的X号』が好きだろうし、少しでもR&Bやジャズの素養があるリスナーならSNH48チームHII『HEADING NEWS』はクセになるだろう、という感じ。

広州GNZ48チームNIIIの全曲オリジナル公演は『第一人称』につづいて、この『Fiona.N』も特にマイナーの曲のメロディーは1980年代の日本のアイドルポップを思わせるので、筆者くらいの年代にとっては懐かしささえ感じる。

そういうこと。

M13.人生経験が現地ファンの間で評価の高い新鋭作詞家・甘世佳なので、歌詞を記載しておく。

1.
能否先不要
在电话那头喋喋不休
我早已听够
WO WO

你问怎么办
可明明是你想得太多
无谓去猜度
WO YEAH

既然你想要
让旁观者来开诚布公
对你的感受
WO WO

OK 坦白说
你活泼可爱纯真漂亮
夸奖不嫌多

你像一道璀璨打破了夜阑珊
值得让路过的人都鼓掌惊叹
这世间男子啊谁能把你高攀
大概是嫌人生太简单
像所有太完美的答案
也会有另外一半

你是开满了繁花的枝头
缤纷锦绣美不胜收
可是那隐藏的刺有点扎手

你是描绘了远山的画轴
烟雨绸缪爱不释手
可是却被写了太多字
有些喋喋不休

你是传说中远方的尽头
一旦停留一生何求
可是真找到了那里只有石头

你是男孩梦里牵过的手
在醒来后还会颤抖
可是真的有点烦人
可爱到不会收

2.
看看你自己
对周围的人充满怀疑
其实别担心
WOW WOW

个性已注定
每个人都有她的轨迹
都有小秘密

你像一道璀璨打破了夜阑珊
值得让路过的人都鼓掌惊叹
这世间男子啊谁能把你高攀
有时候反射弧有点慢
那就尽量让自己简单
不要总是想不穿

你是开满了繁花的枝头
缤纷锦绣美不胜收
可是那隐藏的刺有点扎手

你是描绘了远山的画轴
烟雨绸缪爱不释手
可是却被写了太多字
有些喋喋不休

你是传说中远方的尽头
一旦停留一生何求
可是真找到了那里只有石头

你是男孩梦里牵过的手
在醒来后还会颤抖
可是真的有点烦人
可爱到不会收

虽然有点不知所云
还是谢谢你
让我现在至少可以
把自己看清醒

我是开满了繁花的枝头
缤纷锦绣美不胜收
可是那多心的刺有点扎手

我是描绘了远山的画轴
烟雨绸缪爱不释手
可是却总是不自信
于是喋喋不休

我是传说中远方的尽头
一旦停留一生何求
可是太简单的内涵需要加油

我是男孩梦里牵过的手
在醒来后还会颤抖
事情让我变得烦人
我会走出去