上海SNH48二期生Akira(趙粵)ソロ水着MV公開で一年越しのフラグ回収

上海SNH48二期生Akira(趙粵)の『愛しさのアクセル』MVが公開された。彼女が去年の第四回総選挙で神7(上位7位)に入ったら水着MVを撮ると約束していたことが、やっと第五回総選挙の直前になって実現したということらしい。

本人はこの動画を中国ツイッター(新浪微博)でこの動画をツイートしたとき「终于拨掉了泳(qian)装(shui)版(fu)《爱的加速器》」と書いている。「qianshuifu 潜水服」。たしかにウェットスーツ(笑)。

このMVを観て個人的な第一印象はカラオケのBGV。バーのシーンの青と赤のコントラストの強い照明やゴロツキが2人現れるところなど、何の脈絡もない脚本はまさにカラオケBGV。

いつも思うのは上海SNH48の映像制作スタッフはわざとこういうイメージビデオ的な作り方をしているのか、本気でこういう作り方がセンスがいいと思っているのか、ということ。

予算がないのであればAkira(趙粵)の華麗でパワフルなダンスのカットだけをつなげば十分なクオリティのMVが出来るのに、わざわざ彼女の実力を台無しにするようなMVを作るのか理由がよく分からない。

ご存じない方のために。この『愛しさのアクセル』は上海SNH48チームNIIがAKB48『目撃者』公演(中国ではタイトル曲『目撃者』がカットされたため『前所未有(=前人未到)』公演)のお下がり上演をしたとき、彼女がこの曲を歌ったため。

ツーコーラス目終わりの間奏でオリジナルになかった振付け、ライトセーバーを持って10回近く旋回するというテクニックでファンを驚かせたことで、SNH48的には彼女の持ち歌になっている。彼女が孔雀舞などの中国舞踊を学んでおり、同じ場所で旋回し続ける踊りをマスターしているからこそできた技。

調べてみるとSNH48チームNIIが『前所未有』を上演し始めたのは2014/11で、SNH48劇場の舞台の背景がまだ楕円形のアーチだった頃なので、以下の動画がいちばん初期のころだと思う。