重慶CKG48が劇場公演PRにショッピングモールでストリートパフォーマンスを開始

2019/03/27(水)夜、重慶CKG48メンバーが初めてショッピングモール龍湖時代天街でストリートパフォーマンスを行い、スタッフがスマホで公式アプリを通じて生放送した。

重慶CKG48は2019/01/19の上海SNH48グループ第五回リクエストアワーでいったん解散されたが、2019/03/16(土)から同ショッピングモール内の演劇用劇場を借りてベスト曲公演『Miss Camellia』の定期公演を始めている。

そのテコ入れ策としてのストリートパフォーマンスらしい。この日はメンバーを2組に分けたうちの1組目の7名、次回のストリートパフォーマンスは2組目が担当するようだ。

生放送中に元CKG48メンバーで、今は上海SNH48 Team HIIに移籍している林舒晴や、広州GNZ48 Team Gに移籍しているサツコ(李姗姗)がコメントで応援していたとのこと。

ストリートパフォーマンスの後はチラシを配って劇場公演をPR。外は人が少ないのでショッピングモールの中でもチラシを配っていたようだ。

生放送担当のスタッフが生放送中に話していたのは以下のような内容。カッコ内は筆者のひとりごと。

「2019年はCKG48の新たなスタート、みなさん応援お願いします」

「CKG48公式サイトは今誰もメンテしておらず、いつもWeChatしか使っていない」
(たしかにCKG48公式サイトは昨年2018年末以降、更新されていない)

「スタッフ全員とメンバーが信じていることは、努力しても結果が出ないかもしれない。でも努力しなければ後悔する」
(「努力は必ず報われる」よりもはるかに良い言葉だと思った)

「今回のストリートパフォーマンスは公式なPRはしなかった。すでにSNH48グループファンの人たちだけでなく、他の人たちにもファンになってもらって、私たちにはみなさんが必要なんですと訴えたかったから。地元重慶のファンが増えてくれればと思う」

「ファンの人が地下鉄の駅でチラシの印刷を手伝ってくれた。とても感動した。自分で努力しなきゃダメだと思ってる」

「私たちスタッフは辛くない。パフォーマンスの効果を良くするために、寒い中スカートで踊ったメンバーたちの方が苦労してる」

重慶CKG48スタッフは10人以下に減ってしまったらしいが、良心的でメンバーのためを思ってくれる人たちが残ったのは幸いなことだと思う。

同じく第五回リクエストアワーで解散された瀋陽SHY48も、瀋陽市の繁華街、中街の商業施設前でストリートパフォーマンスを何度かやっていたが、残念ながら劇場の集客には結びつかなかったようだ。

重慶は瀋陽より48系文化を受け入れるベースのある都市らしいので、地道な活動が実を結ぶよう願っている。

と、ここで終われば美しい記事になるのだが、SNH48本部が2016年に急激に知名度を上げたのは、もちろん、SNH48二期生がデビュー当時、「城管(都市の治安要員)」に叱られながらチラシを配ったからではない。

2016年初めからのキクちゃん(鞠婧禕)の「四千年に一人の美少女」ネタと、2016年3月のエンジェル(唐安琪)の大やけど、同年の第三回総選挙でキクちゃんが初めて第1位になったこと(第二回総選挙のTOPは趙嘉敏)、この3つでSNH48の知名度は一気に高まった。

最近はキクちゃんのSNH48ファン圏の外での知名度のおかげで、低空飛行ながら知名度を維持できているといった感じ。

重慶CKG48が目指すべきは(あるいは目指せるのは)、全国的な知名度ではなく、重慶でもっとも権威のある女性アイドルグループの地位を確立することだろう。

いったん解散されて主力メンバーがすべて上海SNH48、北京BEJ48、広州GNZ48に移籍してしまった後、誰がエースかはっきりさせるのが先決だと思う。たぶんsoraちゃん(曾佳)がいちばん近いだろう。

それにしてもRIO(李恩銳)姉さんが残っていてくれれば、全然違ったんだけどなぁ(遠い目)。