上海SNH48の画期的な試み「ネット握手会」2019/06/09(日)初開催

上海SNH48の画期的な試み、公式アプリ「Pocket48」を利用した「ネット握手会」テスト運用が2019/06/09(日)現地時間18:00~20:00に行われるようだ。

とにかく中国は広いので、遠方の学生さんは交通費と宿泊費をかけてSNH48姉妹グループのある上海、北京、広州まで握手会に参加しに行くのは難しい。

そこでスマホでビデオチャットの握手会をしようというのは自然な流れ。

じっさい総選挙やリクエストアワーなど、大型イベントの翌日に定例で行われる握手会では、「クラウド握手(雲握手)」といって、友だちの代わりに握手会に参加し、スマホの通話で遠方のファンがメンバーと話すことは許されていた。

SNH48公式アプリ「Pocket48」でネット握手会が定着すれば、遠方に住んでいるファンにとってはうれしすぎることだろうと思う。

↓初回の参加メンバーはかなり豪華。

上海SNH48 Team SII:マネー(錢蓓婷)KIKI(許佳琪)タコちゃん(張語格)
上海SNH48 Team HII:シャンシャン(姜杉)カチューシャ(李藝彤)ナナコ(張昕)

↓こちらがネット握手会テスト版のルール

・「Pocket48」実名認証で、『我們的旅程』春のEP付属の「ネット版専用握手券」のみ参加可能。
・今回のオンライン握手会の場所は上海SNH48劇場。
・1枚の握手券で「Pocket48」アプリ内で握手権1回と交換、1回の握手権でメンバー1名と1回ネット握手ができる。時間は20秒。複数枚をまとめて使える。1回あたり使える握手権は12個まで。(つまり最大4分間ビデオチャットできる)

・握手権は当日の参加メンバーに限る。毎回予約できるメンバーは1名のみ。予約時間になるとアプリの「握手ルーム」で15秒間のカウントダウンが始まり、その間に握手を開始しない場合は、「待ち行列」に並びなおし。(アプリ上のバーチャルな待ち行列のこと)

握手会終了時間にまだ待ち行列にいる状態のファンには、握手権を返却する(握手の権利を返してもらえるだけで、返金されるわけではない)

・握手会開始後、待ち行列に5分以上いると予約のキャンセルはできない。

・ファンは握手を始める前にネット速度の測定機能などで通信環境が良好であることを確認してほしい。正常なWiFi環境で参加することをおすすめする(つまり4G回線での参加はお勧めしないということ)

ファン自身のネット通信の問題で遅延や動画の停止、通信断などが起こった場合、運営会社は握手権を返却しない。

・ファンがルールに反する行為でスタッフに途中で握手を止められた場合、その握手会の残りの部分に参加できない。

・ファンのスマホでアプリが落ちた場合:

1、待ち行列中に起こった場合、ファンはもう一度アプリを開いて予約したメンバーの待ち行列に入ることができる。その場合行列の順番は変わらない。

2、握手の途中に起こった場合、握手の予約時間が終わるまで時間計測はそのまま続ける。時間計測中、ファンは握手ルームに入りなおして、残りの時間握手できるが、計測が終わると入りなおすことはできない。

たぶん最初はいろいろ混乱があると思うが、これが定着すれば会場を借りるコストをかけずに、常設劇場の一角でいつでも握手会が開催できるので、運営にとっても新たな収益源になりそう。