北京BEJ48、広州GNZ48が事前収録で出演した、中国旧正月の年明け特別番組をご紹介。
何と、すべて中国中央電視台(CCTV)。もうCCTVに出演しても驚かなくなっている自分が怖い(笑)。
CCTVでもマイナーなチャンネルの、とってもダサダサな番組だが、無難さが要求される番組で、ふだんの劇場公演とうって変わってフォーマルなパフォーマンスができるのは、中国のタレントにとって重要なポイントだと思う。
そうでないと、SNH48グループはいつまでたっても、日本大好きクラスターにしか知られない地下アイドルのままになってしまう。
↓北京BEJ48チームE CCTV15音楽チャンネルの「音楽優等生同学会」2017/02/03
髪の毛をアップにしている愛ちゃん(易妍倩)が、おでこが広すぎて、誰だかまったく分からない件(笑)。
この番組は幼い顔立ちとは不釣り合いに、妙に音楽の才能がある子どもたちが次々登場する番組らしい。北京BEJ48はそのオープニングでパフォーマンスしている。
CCTV15音楽チャンネルで2017/02/03~02/04の2日間にわたって放送されるらしい。2017/02/03の番組プログラムはこちら
。2017/02/04の番組プログラムはこちら
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次は広州GNZ48チームZ。チームZはとにかく旧正月の年末年始の特番に出まくっている感じ。やっぱりこのダンスがバッチリ揃っているところが、オーディションで採用された最大の理由だろう。
↓広州GNZ48チームZ CCTV7 全国農民工春節大聯歓 2017/02/02
えらくストレートなタイトルの番組(笑)。全国の農村から都会に出てきて働いている農民工のみなさん向けの春節番組らしい。
GNZ48チームZはSNH48グループの2017年新年オリジナル曲『Happy Wonder World』と、GNZ48オリジナル曲『回家(帰宅)』の2曲も歌わせてもらっている。
司会者の司会ぶりをご覧頂くと分かるように、本当にダサダサの番組。後半は、農村出身の子供たちに、GNZ48チームZメンバーが初めてピアノを教えるという、意味不明の演出。
それでもチームZでリーダー役のシャオユー(張心雨)は、ちゃんと番組の要求どおりに、いかにもCCTV的に(笑)音階の弾き方を教えている。
ちなみに使われている音源は、GNZ48最新EP『BOOM!BOOM!BOOM!』収録の音源なので、シャオユー(張心雨)の歌っている部分はレイレイ(謝蕾蕾)の声。
↓広州GNZ48チームZ 『新年好 A Happy New Year』 CCTV7 「陽光大道」基層百姓春節大聯歓
こちらはばっさりカットされているけれども、GNZ48最新EP『BOOM!BOOM!BOOM!』から旧正月曲の『新年好』。
この番組のタイトルもえらくストレートだが、「基層百姓」の「基層(最下層)」は別に悪い意味はなくて、中国共産党の党組織のいちばん基礎にある組織という意味。「百姓」は日本語とは違って、一般庶民という意味。
基本、CCTVは中国共産党の宣伝機関なので、こういう旧正月のフォーマルなバラエティー番組は、民営の衛星テレビ局と異なりダサダサのまったく面白くない番組になる。
それでもこういう番組にもちゃんと出演できることが、中国大陸で活動するタレントとしては大事ということ。