SNH48チームSII新公演『パジャマドライブ』2014/05/30初日レポ日本語試訳

SNH48チームSIIとして3つめの公演『パジャマドライブ』(中国語タイトル『不眠之夜』)のレポが、中国2ちゃんねる(百度貼吧)のSNH48掲示板にあったので日本語試訳する。元スレッドはこちら

以下、すこし雑で申し訳ありませんが、日本語試訳スタート。


端午の節句の休暇を利用して、公演を見に来た。2014/05/30、31、06/01の3日間見るつもりで、昨晩車で1時間かけて、朝8時に上海に到着。午後5時に星夢劇院(訳注:SNH48専用劇場の名前)に行くまでの道のりはだいたい半時間。劇場は実際けっこう分かりづらいところにあって、ずっと百度地図(訳注:中国最大の検索エンジンの地図サイト)に沿って行った。

5時半ごろにはもう常連ファンがたくさんチケット交換を始めていた。劇場に入って右手のグッズ売り場は、実は、想像よりもすごく小さくて、ただカウンターが一つあるだけ。僕はパスポート(訳注:公演を見にに行くたびにスタンプを押してもらえるスタンプ帳のこと)と応援棒を2本買った。


初めて行く人に注意しておくけど、グッズでの物品購入はポイントがたまるけど、登録が必要。店員は教えてくれないから、自分からポイント登録する方法を聞く必要あり……僕ももう少しで逃すところだった。

左手にチケット交換の場所があって、QRコードとシリアル版バーのどちらでも交換できる。劇場の正面にサービスカウンターがあって、中にはパスポートに写真を貼るためののりがあるし、メンバーへのプレゼントや手紙もここで渡すと、スタッフが受け取ってくれる。

本当はプレゼントを準備してたけど、出かけるときに持って出るのを忘れたから、帰ってから郵送するしかない。

実際一人で行くのはかなりきまりが悪くて、みんな友だちといっしょに行った方がいい。というのは横にいる常連ファンのみなさんはおしゃべりしてて、一人だと実際何をしたらいいのか分からないよ。

チケット交換を終えて、時間になったらみんなについて二階の舞台へ上がった。今回僕は運が良くて、6列目14番を引いた。きっと普通席ではいちばん前の列で、しかも中央。いちばん驚いたのは、僕の前にすごく有望な三期生オーディション参加者の女の子がいたこと。その子すごく美人だったよ、はは、でも話しかけなかった。初回選考に行く前だから。(訳注:この翌日の2014/05/31、06/01がSNH48三期生の上海地区初回選考)

ここから公演のことを話すと、今回の公演の注意事項はシャオアイ(陳觀慧)が読み上げて、開演前に客席の後ろの方にチームNIIメンバーが3人来てた。きっとチュンチュン(袁雨楨)、シャオシュアン(沈之琳)、それから誰か(はっきり見えなかったから許して……)。

でも雨ちゃん(徐言雨)の中国ツイッター(新浪微博)を見たら、彼女とチャーアイ(易嘉愛)がいっしょに来てたみたい。きっと開演後に入ってきたんだろう。みんなの注意を引きつけないように。今回の公演はきっと満席だったはず。

(訳注:レポートを書いている人が間違えているが、チュンチュン(袁雨楨)、シャオシュアン(沈之琳)は二期生だがチームSII。チームSIIはほとんどが一期生だが、二期生も数名いる)

まず最初に『Beginner』のMVが流れた。個人的にはかなりかっこ良くてパワフルに感じたし、撮影も良かった。メンバーたちのダンスも力があって、ストーリーは言わないけど、もしみんな興味があれば、コメントに書いてくれれば言ってもいいよ。ストーリーをかんたんに書くよ。

MVの主人公はSAVOKI(趙嘉敏)とマオマオ(李宇琪)。これはもうネタバレされてるよね。MVの最後に応援版の紹介があって、具体的なことは以前情報が出ているとおり。(訳注:「応援版」とはSNH48第一回総選挙の投票権が8回分、48回分の2種類同封されたCD『一心向前(前しか向かねえ)』のこと)

一曲目は『初日』。僕の大好きな曲。メンバーの第一印象は、すごい、白くて長い脚、まぶしくて目が眩みそうだった。メンバーは写真や映像よりも現実のほうがずっと美人。

外地党(訳注:上海以外に住んでいるファンのことを現地ではこう呼んでいる)は必ず公演を現場で見に来ることだね。でないとメンバーたちの本当の美しさを味わえないよ。

続く非ユニット曲の具体的な状況は言わないけど、自分が見つけた注目点は、第一にいちご(溫晶婕)。彼女は本当にすごく元気で、振付けもアピール力たっぷりでしっかり決まってて、感染力がすごくある。(訳注:「感染力」は日本語の影響力の意味だが、中国語のほうがニュアンスが出るのでわざと中国語のままにしておく)

僕は基本的にいちご(溫晶婕)に目が釘付けになった。公演後の投票も彼女にした。第二には、レンレン(吳哲晗)とみらい(蔣芸)が本当に美人で、スタイルもすごく良かった。レンレン(吳哲晗)のお母さんは今日も来てた。(訳注:レンレンの母親は常連客として現地ファンの間でも有名らしい)

第三に、メンバーたちの進歩が本当に大きかった。すごく大きい。ダンスはそろってるし、パワフルだし、本当に感染力の3文字に値する。

最初の『初日』のとき、僕も常連ファンといっしょにコールを叫んでた。でもその後気づいたのは、2つのことは同時にできないってこと。コールを叫んでるとメンバーを見るのを忘れてしまう。だからリズムに合わせてスティックライトを振るだけにして、コールはしなかった。やっぱり初めて劇場に来た外地党なんだから、メンバーを見ることに集中するでしょ。

MC1のテーマは、新公演でいちばん変化の大きかった面は何か?

チェンスー(陳思):みんな、あうんの呼吸がもっと効くようになったと思う。以前あうんの呼吸がなかった時は、レッスンの途中でもぶつかったり、ぶつかって倒れると大きな間違いになったり……

SAVOKI(趙嘉敏):MCの変化が大きい。以前私はいつも二列目だったけど、今は一列目で、すごく合ってない。しかも曲風がかなり可愛くなった~

momo(莫寒):髪型でしょ。前にヘアスタイリングをするときずっと、ツインテールにしようかと思ってた。ダイモン(戴萌)がずっと横で私を励まして、ツインテールにしなよって言ってた。そのとき誰か知らないけどメンバーの誰かが、ダイモン(戴萌)は出かけるときに薬を飲み忘れたんだよ、薬を飲み忘れちゃダメでしょって言ったんだよ……(僕は大笑いした)

それからmomo(莫寒)がまたみんなに『初日』の中で私が叫んでたことが何か分かる?って質問して、子供たち、早く出てきなさい、でも子供たちはあまり好きじゃないみたいで、だから次に、おばさんたち、早く出てきなさいって叫ぶ準備をした……不満があるんだったら、じゃあ私が叫ぶから、早く出てきなさい、出て来るのが遅かったら罰金50元!

(訳注:このmomoのMCはどういう意味なのか分からなかった)

ワンワン(邱欣怡):公演がさらにパワフルになった感じがする。

タコちゃん(張語格):ぜんぶが違ってる感じがする。毎回公演のたびにみんなに違った感覚を見せられればと思う。

ダイモン(戴萌):今回の公演は私の可愛い一面を出せてると思う。レッスンの時、前半ずっと自分に、私がいちばん可愛い、私がいちばん可愛いって言い聞かせてた……そしたらマネー(錢蓓婷)が横から、みんな後半彼女がずっと自分に何て言い聞かせてたか知ってる?私がいちばん男らしい、私がいちばん男らしい……

マネー(錢蓓婷):自己紹介の後、レンレン(吳哲晗)が話をついで、早く、百元札を出して見て、あなたに似てない?このときダイモン(戴萌)が横から、似てるのはマネーじゃなくて、あなたでしょ。それからレンレンは黙ってうつむいた。

(訳注:このネタもよく分からないが、最後に似ていると言われたのは実際にはレンレンではなくマオマオ(李宇琪)だったらしい)

マネーとマオマオが、みんなに『Beginner』のMVの感想はどうかと聞いて、カッコよくない?って。公演の新しい感覚は汗の量が巨大だということ。

キキ(許佳琪):いちばんの違いは私たちが円陣を組んで舞台に上がること(『初日』)

一列目が終わり。

レンレン(吳哲晗):ほらみんな私って賢いでしょ、彼女たちが舞台に残した汗を拭いてから前に進んだんだよ~(得意気に)。そしたらあるメンバーが:でも脚をつかって拭いたでしょ……レンレン:(一瞬黙ってから)じゃあ次は手で拭けば……私が最大の違いだと思うのは、今回はダンスのときmomo(莫寒)がそばにいるときが多いこと。ちょっとでも間違うと、momo(莫寒)のあのイヤな表情が出て来るの……

みらい(蔣芸):スタイルが違う、ずっと可愛くなった(みらいちゃんもすごくきれいだよ)

CC(徐晨辰):スタイルがさらにかわいくなった。ここでBちゃん(孔肖吟)が口をはさんで、今回CCの声はさらに甘くなったけど、みんなどうしてか分かる?マオマオ(李宇琪)が彼女のそばにいるからだよ、と言ったら会場全体にマオマオのファンの声が響きわたった。

いちご(溫晶婕):私がいちばん違うと思うのはおでこを出してること。私たちの劇場がいままでこんなに明るかったことはないよね(いちごは今日おでこを出してた)

ルオルオ(徐子軒):みんなにまた違う私や、また違う私たちを見せられればって思う。みんなにスイートで可愛い女の子の雰囲気を出せればって。

MC1は終わり。

『Beginner』のMVの内容:
今回の『Beginner』は確かにかっこいい。カーレーサーのストーリーで、SAVOKI(趙嘉敏)とマオマオ(李宇琪)がライバル。二人とも今のところ負けなし。でも実際は背後で社長がレースの結果を操っている。マオマオがたまたま二人の社長がSAVOKIとの対決を裏で出来レースにする相談をしているのを聞いてしまう。マオマオに勝たせるために、SAVOKIの車に細工をすると。他のメンバーはエンジニアや後方部隊の役……

SAVOKIは対決の前にイヤな予感がして、レンレン(吳哲晗)にギアボックスを検査させたら、やっぱり問題が見つかった(このあたり僕にはあまり分からなかった、後で言うけど)

まさにレースの最中、SAVOKIの車は加速が効かなくなって、マオマオがどんどんリードを広げていく。これはすべて裏で仕組まれたことで、この時、マオマオは盗み聞きした話の内容を思い出す。そしてこれ以上自分が操られていてはダメだと思って、わざと車を停め、SAVOKIに勝たせる(僕がよく分からなかったのは、SAVOKIがギアボックスに問題をすでに見つけているのに、どうして修理をしなかったのかってこと)

二人は車から降りてきて、約束する。もう一度本気の対決をすることを。

ユニット曲一曲目:『天使のしっぽ』。センターはSAVOKI(趙嘉敏)、タコちゃん(張語格)、ワンワン(邱欣怡)。確かに可愛いスタイル。かなり可愛かった。パフォーマンスもすごく良かった。

二曲目:『パジャマドライブ』。あまりはっきり覚えてないけど、センターはmomo(莫寒)らしくて、マオマオ(李宇琪)、キキ(許佳琪)。

三曲目:『純情主義』。センターはダイモン(戴萌)、チェンスー(陳思)、マネー(錢蓓婷)。

四曲目:『てもでもの涙』。Bちゃん(孔肖吟)、CC(徐晨辰)。

五曲目:『鏡の中のジャンヌ・ダルク』。レンレン(吳哲晗)、みらい(蔣芸)、シャオアイ(陳觀慧)、いちご(溫晶婕)、ルオルオ(徐子軒)。センターはシャオアイ。

MC2はマネー(錢蓓婷)、ワンワン(邱欣怡)、キキ(許佳琪)、Bちゃん(孔肖吟)。

端午の節句といえば、みんな何を思い出す?

キキ:休み休み休み~!!!と何度も。
(観客が叫んだのは:ちまき兄さん、ちまき兄さん)
メンバー:みんなちまに兄さんに対する思い入れが強いみたいね。
キキ:端午の節句と言えば、ちまきを思い出す。ちまちと言えば嘉興(訳注:上海郊外にあるちまきで有名な土地らしい)、嘉興と言えばレンレン(訳注:レンレンは嘉興市出身)、レンレンと言えばレンレンのお母さん、レンレンのお母さん、今日ちまきを持って来ましたか?(レンレンのお母さんが客席から舞台に手を振った)
ここで、マネー(錢蓓婷)が出てきて、みんなキキ(許佳琪)の話がどうやって出てきたか知ってる?今日MCのテーマを考えてた時、キキが、あっ、端午の節句で何を話そうと言ったら、スタッフが、何も思いつかなかったらこう言えばいいよって……(キキが言った内容そのまま)そうしてさっきのMCが出来上がったというわけ……キキは、イヤな人、なんでお客さんにバラすのよ……それから二人はこの問題についておしゃべりを始めて……
その前にみんながワンワン(邱欣怡)は今日はとてもキレイだって褒めてた。
キキ(許佳琪)が言ったのは、私もワンワンを褒めてあげる。今日は本当にプリンセスみたい。
ワンワンはうれしがって……得意げな顔。
キキ:ぺったんこ過ぎるプリンセスだけど……
………
ワンワン:ねえみんな、私よりキキの方が良いってこと?(何を指してるかみんな分かってた)
キキ:そうだよ、みんな、私のほうがワンワンより良いよね?
観客:ほんのちょっとだけ……
………

後半のMCから印象に残ったところだけ。
ワンワン(邱欣怡)がセクシーな感じでひとこと「何がほしいの?」と言ってみせた。
(訳注:『パジャマドライブ』公演の『命の使い道』のセリフ)
メンバーがシャオアイ(陳觀慧)に自分なりのスタイルでひとこと言ってみてと言って、意味はワンワンが教えてあげたら。
シャオアイ:あんた何やってんの……(訳注:『干哈呢』というコントが元ネタ?)
あらためて今回の公演でいちばん好きな歌の話で、多くのメンバーが『命の使い道』と言ったけど、その理由が……
ワンワン(邱欣怡):すごく神秘的、神秘的な色彩がたっぷりな曲名だから……
タコちゃん(張語格):ダンスがすごく怖い、振付けを無表情でやるとかなり怖くなる。
このMCのときタコちゃんがどうしちゃったのかは知らない。自分はずっと横にいて、他のメンバーが話してる時に話に入らないし、ずっとボーっとしてる様子だった。
……
マオマオ(李宇琪):あの脚を震わせるダンス……と言ってから実際にやってみせた……

MCをまとめると、メンバーたちのMCはまだ改善の余地あり。ときどき必要のない話がちょっと多いし、ずっと話さないメンバーも多かったし、MCのときは少し前に出よう。

(訳注:SNH48第一回総選挙速報の部分は省略。こちらのSNH48第一回総選挙速報発表の日本語字幕つき動画を参照)

ハイタッチの時、メンバーたちの手はすごく柔らかかった。メンバーを見てたら笑顔が全員引きつってて、がんばってとしか言えなかった。とくにSAVOKI(趙嘉敏)は注意して見たけど、確かに泣いてた。目が赤くなってたよ~

(訳注:総選挙の速報で泣いたメンバーがかなりいた)

レポはここまで。帰る時、横にいた常連ファンが、くそっ、まだ投票してないよ、このXXXの票は誰に投票するかな……と言ったから、その場で恐れ入りましたって言いたくなった……帰る時、カフェの入口で出待ちをしている人が多かったけど、僕は一人だったし、チームSIIにはとくに突出して推してるメンバーもいなかったから、先に帰った~ところで僕は海倫路のホテルに泊まっているから、女子でも男子でも、ここに泊まってる人がいたら、明日いっしょに劇場に行こうよ。

そうだ、今回となりに3人日本人が座ってた。僕のとなりはタコちゃん(張語格)推しで、コールは、すごくスムーズだった。


以上、日本語試訳終わり。