2015/01/03のSNH48チームSII『RESET(勇気重生)』公演、momo(莫寒)生誕祭で、チームメイトのダイモン(戴萌)が彼女のために読み上げた手紙の内容を日本語試訳する。
引用元はダイモン(戴萌)の2015/01/03 22:28のこちらのツイートの添付画像にある長文ツイート。
SNH48結成当時から、同じく日本のアニメ、マンガ好きというオタク属性があって、同じ女子大生で、今のSNH48の基礎を形作ってきたチームメイトとしての友情あふれる文面になっている。
今年でもう私たちいっしょにあなたの三回目の誕生日を迎えるね。2012年10月21日の夜に会ってから今日2015年1月3日までもう804日。
最初に会ったときあなたはとっても物静かで内気な人に見えたことを覚えてる。今みたいにこんなに奔放な人だとは思わなかった。
最初のころ毎朝6時に起きてランニングをしてたとき、人間目覚まし時計になってくれてたことを覚えてる。
ある事のせいでいっしょにひどく泣いて、どうしようもなくなったことも覚えてる。
私のボタンを縫ってくれたり、前髪を切ってくれたことも覚えてる。
覚えてることはたくさんあるし、はっきり覚えていないこともたくさんある。
月日は流れる砂のようで、ゆっくりと指のすき間からこぼれ落ちて、手の中にはいっぱいの思い出が残っている。
最初会ってからかなり長い間、あなたは存在感のない死ぬほどのオタクmomoっていうイメージを作ってたよね。
あのころ大人数で出かけるとき、いつもあなた一人だけ置いてきたような気がしたのを覚えてるし、あなたのことをあちこち探し回ったら実はすぐそばにいたってことがたくさんあったのも覚えてる。
今となっては私が言ったようなあのころのあなたと、今のこのSNH48チームSIIキャプテン莫寒を結びつけるのが難しい人がたくさんいると思う。
表面上はいちばん最初に会ったときと何ひとつ変わってない、ちょっと痩せたし、ちょっとあごがとんがったし、髪が長く伸びたし、ちょっと年をとったこと以外はね。
でもあなたが内心も表面も口当たりなめらかな少女から、硬い外皮を一枚一枚重ねて自分の柔らかい内心を包んでいるスーパーウーマンに変わったことを知ってる。
はたから見てるだけではあなたがキャプテンになった後の表面的な姿しか見えないけど、でも今までずっと、あまりにたくさんのことを経験してきた。
最初のころ期待されなかったメンバーから、キャプテンに成長するまで、その間そのためにあなたが頑張ってきたことは、多くの人には見えないし、身をもって体験することもできない。
たくさんのファンがあなたへのコメント欄で、キャプテンとして誰々の面倒をしっかり見るべきだとか、キャプテンとしてこうするべきだとか、こういうことはすべきでないとか言っているらしいのを、ときどき耳にする。
まるですべてがキャプテンの問題であるかのような前提になってるし、まるであなたにはどんな要求をしても合理的みたいなことになってるし、すべてはグループ全体として良くなるように願ってのことだと思う。
でも私からすると、あなたはキャプテンとしてもう出来る限りのことをしてるし、文句のつけようがないし、内向きにはメンバーみんなの面倒をずっと見て、外向きにもいろんなスタッフの仕事を務めることさえできる。誰があなたのかわりをしても、あなた以上にはできない。
でも今日私があなたに言いたいのは、ときどきはしっかり莫寒でいて欲しいと思うってこと。
暇なときはもう今日の公演の欠席者は誰を代理にしようとか、心配しなくていいし、明日のあのイベントの6人バージョンのポジションをどうしようかとか考える莫寒にならなくていい。
自分のことを考えて、時間があれば自分の好きなことをやって、踊ってみた動画を作るのもいいし、コスプレしに出かけるのでも何でもいい。わがままな莫寒でもいい。
私の心の中では、あなたは泣いてる時でも笑ってる時でも目が橋みたいにアーチ状になる莫寒で、ずっと私たちみんなの面倒を見てくれる莫寒で、SNH48チームSIIキャプテンの莫寒。
これからも肩を並べて手に手をたずさえて、いっしょに歩んでいこうよ、誕生日おめでとう!