北京BEJ48社長・郭建良が元音楽プロデューサで、台湾AKB48 Team TP運営社長・陳子鴻の弟子だった件

今ごろ気づいたのかと言われそうだが、北京BEJ48運営会社社長・郭建良は以前、台湾の大手レコード会社・福茂唱片の音楽プロデューサで、台湾AKB48 Team TPデビューシングル『前しか向かねえ(勇往直前)』中国語訳詞者・天樂さんと同僚だったらしい。

しかも現在、TPE48から改名して活動を始めたAKB48の台湾姉妹グループ、AKB48 Team TPのプロデューサ・陳子鴻は、福茂唱片時代に郭建良を育てた先輩プロデューサなのだ。

じつは福茂唱片ラインで北京BEJ48と台湾AKB48 Team TPがつながっていたという。

もちろん北京BEJ48に郭建良を引っ張ってきたのは、上海SNH48グループの社長・王子傑なので、上海SNH48グループと台湾AKB48 Team TPはお友だちということでいいでしょう(雑な発想)。

台湾Yahoo!で「郭建良 作曲」と検索すると、例えば次のような曲が出てくる。

まずびっくりするのはこの曲。

何とジェイ・チョウ(周傑倫)に『七里香』『青花瓷』など、数々の名作を提供している作詞家・方文山の詞に、郭建良みずから曲をつけている。

張智成『沒有你』 2013/10

プロデューサーとしての作品は以下のとおり。

ショウ・ルオ(羅志祥)『戀愛達人』 2013/03

このショウ・ルオの楽曲、YouTubeの再生回数が352万回であることからも分かるが、小Sとのデュエットで大ヒットしている。

リリースはavex台湾なので、日本のavexの音楽賞を受賞したkoshin(胡臻)が北京BEJ48に全曲オリジナル公演『奇幻加冕礼』ほか、様々な楽曲のプロデュースをしているのもうなずける。

もう少し前の作品では、ヴァレン・スー(許茹芸)のアルバム『北緯六十六度』(2009)は郭建良の全面プロデュースで、その中の『手寫愛』は作詞:方文山、作曲:ジェイ・チョウ(周傑倫)だ。

ヴァレン・スー(許茹芸)『手寫愛』作詞:方文山、作曲:周傑倫 2009年

北京BEJ48の社長ってそんなにすごい台湾の音楽プロデューサだと、今日の今日まで知らなかった…。